釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 4/15(野毛屋)

2017-04-14 20:40:00 | 釣り
遡ることちょうど一年前の2016年4月某日。
東京湾久里浜沖でジギング中の遊漁船で、良型のトラフグが何十匹もポンポンと揚がったという。


(当時の写真。)

その衝撃的な事実は証拠の写真とともに瞬く間に釣り関係者に伝播し、各遊漁船が当該ポイントにひしめく、前代未聞のトラフグ祭りに発展した。

しかし、当初は大型、良型が数多く揚がっていたのだが、日を追うごとに尻すぼみに釣果は減っていき、一発当たるか。という博打の様相を呈し、始まりから約半月後、野毛屋さんでは4月30日にトラフグ乗り合いの幕が引かれた。


(これは健船長ブログから拝借。)

当然自分も祭りに乗っかるため、勇んで前日入りまでして2度出撃したものの、2度とも撃沈。ボウズを喰らった。アタリやチップはあったから、トラの影は感じたんだけどね。

そして、リベンジを誓って1年。
今年もやって来ましたよ。トラフグ乗り合いが。
しかも、完全予約制だから前日入りや車中泊が不要になってありがたい。去年は溢れて乗れない人も出てたからね。

さて、予約した4月15日(土)に1年越しで晴れてトラフグゲットなるか?
はたまた、またしてもこの執念に燃える腕を掻い潜られてしまうのか。顛末はいかに?
請うご期待!


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【感】家族旅行・伊勢志摩 1日目 「伊勢神宮・内宮」

2017-04-13 06:01:00 | 日記
おはらい町で昼食を済ませたら、その足で伊勢神宮の内宮へ。

奇遇な事に、旅行の前に伊勢神宮の紹介番組を幾つか立て続けに見た。
SHIMANO の釣り番組「おとな釣り倶楽部」でも直前の放送が伊勢志摩と鳥羽だったしな。
今、伊勢がホットなんでしょうか?


(宇治橋から。)


(お参り前になるほど。)

まずは宇治橋前の鳥居をバックに家族で記念撮影。一礼してから右側通行で渡る。
宇治橋は参拝客が歩くことで磨り減り、固い節の部分だけが残って盛り上がるそうで、確認すると確かにそのとおり。数ミリは磨り減ってた。


(橋からの五十鈴川。)


(宇治橋全景。)

宇治橋を渡った左手に回ると、橋の全景を見れる。ここもテレビで紹介されてた撮影ポイント。


(神苑。)

広々とした神苑を通って奥に進む。
庭園には松が植えられているけど、様式庭園の要素も用いて設計されたそうだ。


(手水で清めて。)


(鳥居を潜る度に一礼。)

手水舎で並んでお清めして鳥居を潜った先の右手に、五十鈴川の御手洗場がある。


(五十鈴川御手洗場。雰囲気あるね。)

川縁にしゃがんで清流で手を清める時に見えるこの風景は、何百年もの間にたくさんの人々が眺めたものと同じ佇まいだろう。
今では車で6時間だけど、昔の人は何日も掛けて野を越え山を越え、てくてく歩いて、ようやく辿り着いた末に目にしたこの風景はどう映ったのだろうか。
案外冷たかった五十鈴川に手を浸した瞬間、故人達と想いが交錯したような気がしたな。


(最初にお参り。)

御手洗場の直ぐ先には瀧祭神が祀られてる。五十鈴川の守り神だそうだ。


(裏参道から。)

木々に囲まれた裏参道を歩いて、再度五十鈴川を渡った先にある、別宮の風日祈宮からお参り。



(風日祈宮。)

風日祈宮は風雨を司る神で、元寇の際に神風を吹かせて日本を守ったのを機に宮として祀られたそうだ。


(表参道は人がたくさん。)


(神楽殿。)

戻って、表参道に合流すると神楽殿に出る。ここで受験生になった長男にお守りを購入。


(太い杉があちこちに。)

ここから御正宮に至る参道には樹齢何百年だろう杉が林立してる。参道の道端も徐々に狭くなってきて、清閑さが増してくる。


(御正宮。)

そして御正宮に着く。
写真等で見馴れた景色だけど、実際に石段の下から見上げると、立派な杉に囲まれた間に、お日様を背負って後光が射しているようにも見える。

やはり御正宮内は撮影禁止だから、石段下で記念撮影。
粛々と段を登って御正宮中央は参拝する人が多くて並んでるから、空いてる右側にずれて家族並んで、二拝二拍手一拝。

「東京のお伊勢さま」と言われてる東京大神宮で結婚式を挙げた時から、いつかは家族で本場の神宮にお参り出来たら。と思っていた。
ひとつ思いがかなってちょっと感慨深かったな。


(苔むす石垣も立派だ。)


(樹齢何年だろう?)

御正宮から荒祭宮へは林道のような参道を通る。


(御稲御倉。)

(外幣殿。)



(荒祭宮。)

ぐるっと巡ってお参りして1時間ちょっとだったろうか。
木々に囲まれた澄んだ空気の中、玉砂利を踏んで歩いて見るこれらの景色は、太古にある日本の元風景ではなかろうか。
鉄筋コンクリートとガラスのビル群に囲まれ、あちこちで電子音が飛び交い、キラキラとイルミネーションが瞬く現代都市とは対極の風景だけど、故郷に帰ってきたような、とても落ち着く場所に感じた。日本人の総氏神様と言われるのも納得だ。

またいつか来れるかな。


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【感】桜並木でちゃっとお花見

2017-04-08 21:45:00 | 日記
今年は気温の上下が激しくて、ここに来てようやく春の暖かさが安定してきた。すると、待ってましたと桜が一気に開花したけど、この週末は雨模様で、花を愛でる隙がないでないの。

どんよりとした曇りでたまに小雨がポツと来るけど、ここを逃したら散っちゃうだろうから、本日午後にかみさんと連れ立って、地元の桜並木に出向いた。


(桜のトンネル。晴れてればなー。)

去年も曇りの花見で暗い写真だったな。と、話しながら撮ったものの、スマフォのカメラ性能の低さも手伝ってやっぱり暗いぞ。





(苔が良いよね。)

川の両岸に約1kmに渡る桜並木は、例年の花見散歩コース。
このあと予定があるから、ちゃっと40分ほどであがって、また来年。
来年は晴れてほしいな。


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【感】家族旅行・伊勢志摩 1日目 「おはらい町で伊勢うどんをいただく」

2017-04-08 06:10:00 | 日記
伊勢神宮・外宮から車で移動して内宮に向かう。

週末とあって内宮参道近くの駐車場は満車で、五十鈴川の対岸の市営駐車場に停める。1回千円。
途中、民家の敷地に停める呼び込みを同額で見かけたから、そっちの方が近くて良かったな。市営はその半額ぐらいだと思ったのに、読み違えたわ。


(おはらい町を対岸から。)

既にお昼を回ってるから、まずは腹ごしらえ。と思いつつも、お客でごった返すおはらい町に着くと、好奇心がウズウズ。一通り散策しようか。


(おはらい町到着。)


(伊勢と言えば赤福。)

散策の前に小腹を満たすため、かみさんが仕入れてきた評判のコロッケを目指して、おかげ横丁の豚捨さんへ。


(おかげ横丁の中央にある太鼓櫓。)

(丁度、和太鼓披露の時間だったよ。)

本当に横丁と言う名が相応しい小道に、趣があるお店が軒を連ねてる。古き良き昭和を感じつつも、今様に洗練もされていてお洒落。

目的の豚捨さんは、店から10mほど行列が延びていたからすぐに判った。確かに評判だね。
4人で最後列に並んで待つも、掃けるのが早いから苦にならない。



(コロッケは100円。ミンチカツは150円。)

てきぱきと応対されてコロッケを4つ購入。店の外のベンチに座っていただきます。


(熱々をいただきます。)

外サク中ホクッで旨~っ。ラードで揚げてるのかな、何も付けなくても衣からも旨味、種のじゃがいもの甘さと、立ち食いの域を超える満足感。
お皿に並べてご飯と一緒に食べたいな。
この後、昼飯後に戻ってきて、うしろ髪を引かれたミンチもいただきましたよ。こちらも絶品。


(おはらい町を散策。)

おかげ横丁からおはらい町に戻ってお食事処を散策。
伊勢と言えば、伊勢うどん。と、かみさんとターゲットは決めてるけど、子供たちのことを考えると、うどん以外も食べれるお店が良いな。
でも、伊勢うどんがメインのお店はどこも行列で時間が掛かりそう。

選んだのはお食事処やまださん。伊勢うどんの他にも定食物もあって、単品の松阪牛の串焼きが決め手になった。


(少々待ちましたがね。)

伊勢うどんは柔らかいと聞いていたので、コシが強いのが好きな自分とかみさんは期待してなくて、話の種に。ぐらいで注文したのに、食べてみたらイケる。旨い。
食感と味の傾向は焼きうどんみたいかな。


(撮り忘れたから拝借しました。)

うどんは確かに柔らかいけど、イヤな柔かさじゃないし、たまり醤油の汁は見た目ほど濃くなくて、鰹節とネギとかき混ぜて一体になると、なるほどこの味にはこのうどんだ。と納得した。
何百年も続くものにはしっかりした訳があるんだな。

話の種に。なんて浅はかでした。伊勢に行ったら是非とも食べるべきですよ。


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【感】家族旅行・伊勢志摩 1日目 「伊勢神宮・外宮」

2017-04-05 06:03:00 | 日記
自宅から伊勢神宮外宮までを検索すると、車で5時間17分。途中の休憩を加味して6時間というところか。


(ロング・ランニン。)

渋滞を避けて少しでも活動時間を多く確保するために出発は朝5:00。釣りに行くより遅いから、4:00出でもいいぞ。と提案したけど、かみさんから、無理。と却下された。女性はお化粧とか準備に時間が掛かるからね。


(移動中新東名で富士山を南から。)


(静岡サービスエリアでうなぎコーラを発見。買わなかったけど。)

途中トイレ休憩2回で四日市辺りで断続渋滞に会ったものの、11:00に伊勢神宮外宮に到着。高速を降りたらすぐだね。
愛車の走行性能の高さとアイサイトのお陰だろう、疲労感なし。流石だぞ、レヴォーグ。
ちなみに外宮の駐車場は無料。ありがたいな。

伊勢の1日目の天気は曇り。2日目は雨の予報だから、忙しいけど初日に頑張って、外宮と内宮をお参りしてしまおうと計画した。


(表参道火除橋。)


(鳥居を潜る前にはお辞儀しますよ。)


(勾玉池。)

火除橋を渡り境内に入ると、神域に踏み入ったからか空気が澄み、身が引き締まるような気がする。
家族並んで手水で清めてから参拝。参道には樹齢何百年だろう杉も並んでいる。



(外宮の御正殿。)

御正殿内は撮影禁止。
遷宮後3年ちょいしか経ってないから、まだまだ真新しい。正殿正面で家族並んで、二拝二拍手一拝。


(古殿地。遷宮前の御正殿があった場所。)

別宮にもお参り。
人数分の小銭が足らなくなって、途中で代表1名からのお賽銭にさせていただきました。セコくてすみません。


(風宮。)


(土宮。)


(多賀宮。)

通常のお宮参りとは違って、二千年の重みを感じますな。
「きらびやか」とか「荘厳」とかとは無縁で、それらからくる威圧感は全くない素朴な佇まいだけど、この地の木々や空気、空間と一体になった自然な風格と奥深さを感じる。

日本人の根っ子と繋がると言おうか、
一生に一度は伊勢に。と言われ続けていた理由が判ったような気がするな。
来て良かった。



(帰りは北御門鳥居から出る。)

1時間程の参拝で外宮を後にして、内宮に向かう。まずは、おはらい町で腹ごしらえだな。


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