昨年2戦挑んだトラフグ釣行では、エサをガッツリやられたアタリとチップがそれぞれ1回だった。
頻繁に活性を感じる釣りものではないので、アタリがなくとも1日中誘い続ける粘り強さと、いつ訪れるか知れないチャンスをモノにする集中力が必要だ。
トラフグとの前に、折れない心を保つ自分との戦いになるだろう。覚悟はしてますよ。
(毎度です。)
今年の野毛屋さんのトラフグ乗り合いは、2船出しで完全予約制だから溢れる心配はなし。
でも、5:10着で番号札は17番目。釣り座は健船から埋まっていき、余ってる札は右舷胴の間の数席のみ。俊船は4隅が取られてるだけだから、左舷艫2番目の席番号も17番をチョイス。
トラフグの訴求力の大きさか、野毛屋さんが初めての方も多そうだ。これでトラをゲット出来たら、フグ釣りにハマっちゃうよね。
(今日は俊船長の第三忠丸で。)
船に乗り込んで準備をしてても風はそんなに強くない。10m近い南西風と波もある予報だからホッとした。ポカポカ陽気で暖かいから、このまま予報が外れてくれーと願ってましたよ。
(予報はこれ。)
(潮はこんな感じ。)
でも、出船して沖へ出ると段々波風が強くなってきた。潮を被るからキャビンに退避して、45分程でポイントに到着。
(ポイントはここ。)
釣り方は、海面からのタナ指定で底は取らず、指示ダナから10mの範囲を誘うとのこと。
オモリは20号で、仕掛けはカットウのみ。用意したカットウは、中通しのハリをコブで止めるだけでなくハリの軸にも結んだ、以前の大型アカメのバラシを教訓に考案した対大型用の自作仕掛けだ。
(船団がいましたよ。)
船長の指示ダナは40m。そこから30mまでの10mの間を誘う。
宙の釣りだから、いつもより大きく誘ってトップで2秒止め、ゆっくり下げて止めて5秒。それを2サイクルしたら1.5m巻いて、同じ動作。これを10m繰り返す釣り方にした。
うねりがあるから船が大いに揺れて釣り辛い。風も段々と強まって来てるようだ。
(厳しいコンディション。)
数回流し直しても船中何も起こらず、皆黙々と誘い続ける。エサもかじられず、アタリもない。まあ、想定内ですがね。
開始から1時間が経過した頃に移動して流し始めた場所は、50mから40mの間を誘うとのこと。
PEの色を読んで50mチョイ仕掛けを落とし、幅を大きく取った誘いを始める。誘い上げたトップ位置で2秒ほど停止後、ゆっくり下げていき、開始位置に戻ったら5秒間を取る。
(第一忠丸も近くにいました。)
再び誘い上げから誘い下げて停止した時に、持たれるように竿先が微かにお辞儀した。すかさず誘い上げるようにアワセると、ガツ!と止まった。竿先がグンと突っ込む。そのまま巻きに入ると活性あり。掛けた!
( ☆∀☆)
過去経験したアカメの釣り味から40cm超級かなという手応え。
船中1番だよな。ついに来ましたよトラがー。と、ほくそ笑みながらリールを巻く。
俊船長が窓から顔を出して覗き込み、中乗りのSトシくんがタモを持って待ってくれてる。
周りの視線を一身に感じながらトラフグの釣り味を堪能する。気持ちイイー。
が、20m程巻いた辺りでテンションが抜けて急にリールが軽くなった。マジか!?
「バレた。。。」
思わず天を仰ぐ。
゜゜(´O`)°゜
(痛恨のハリス切れ。)
仕掛けを回収して見ると、カットウの上でハリスが切れてた。カットウの掛かり所が良すぎて巻き上げ途中にトラフグの歯で噛み切られたのか?ショック!
その後、カットウを付け替えて誘い続けるも何の音沙汰なし。
波、風が強まって来て、段々と海の状況が悪化し始める。
(うねりまくりですよ。)
午後に入っても船中沈黙が続く中、波・風も悪くなる一方で、自分との戦いに自然との戦いも上乗せされて、苦行の様相を呈し始める。
しかし!退かぬ、めげぬ、折れぬ!
強い心で信じる誘いを続けるのみよ。
すると、止めた竿先に微かなアタリ。見逃さないぞ。と、すかさずアワセると、乗った!
引き味から小型のようだけど構わない。とにかくトラフグの型が見れれば贅沢は言いません。
えっちらおっちら巻き上げて、浮かんで来た魚影に白い腹が見えた。フグだ!
水面まで揚げたら白い腹にトゲトゲが確認出来た。やった!トラだー。
(お前かよ。)
抜き上げて表を見たらサバフグでした。。。
今日は貴重な一匹だからありがたくキープさせていただきますよ。
その後、沖あがりが近付いた頃に隣の左舷大艫の方が40cmオーバーのトラを揚げ、左舷みよしの方が4kgオーバーをゲット。船中この2匹のみで終了。
あがる直前は20m近い強風が吹き荒れ、さすがに釣りどころじやなかったよ。
(4kgを写させていただいた。いいなー。)
港に戻ると健船長の第一忠丸は既に帰船していて、釣果の計測と撮影タイム。健船では釣果が出なかったようだから、2/40という戦果か。
ハリス切れがなければこれに加われたのに、手元にはサバフグ1匹。
トラフグを前に盛り上がっている中、俊船長に言って捌いてもらいましたよ。切ない。。。
俊船長に聞くと、トラフグは頭が大きいから、首を振りつつ口をパクパクされた拍子に、顔の近くに掛かったハリスは噛みきられちゃうそうだ。
次はハリスをワイヤー化せねばならないか。
3回の釣行で、アタリ、チップ、掛けたけどハリス切れ、と少しづつトラに近付いてはいる。
次は揚げられるだろうか。
・サバフグ : 1
船中0~1
中潮
🐡
頻繁に活性を感じる釣りものではないので、アタリがなくとも1日中誘い続ける粘り強さと、いつ訪れるか知れないチャンスをモノにする集中力が必要だ。
トラフグとの前に、折れない心を保つ自分との戦いになるだろう。覚悟はしてますよ。
(毎度です。)
今年の野毛屋さんのトラフグ乗り合いは、2船出しで完全予約制だから溢れる心配はなし。
でも、5:10着で番号札は17番目。釣り座は健船から埋まっていき、余ってる札は右舷胴の間の数席のみ。俊船は4隅が取られてるだけだから、左舷艫2番目の席番号も17番をチョイス。
トラフグの訴求力の大きさか、野毛屋さんが初めての方も多そうだ。これでトラをゲット出来たら、フグ釣りにハマっちゃうよね。
(今日は俊船長の第三忠丸で。)
船に乗り込んで準備をしてても風はそんなに強くない。10m近い南西風と波もある予報だからホッとした。ポカポカ陽気で暖かいから、このまま予報が外れてくれーと願ってましたよ。
(予報はこれ。)
(潮はこんな感じ。)
でも、出船して沖へ出ると段々波風が強くなってきた。潮を被るからキャビンに退避して、45分程でポイントに到着。
(ポイントはここ。)
釣り方は、海面からのタナ指定で底は取らず、指示ダナから10mの範囲を誘うとのこと。
オモリは20号で、仕掛けはカットウのみ。用意したカットウは、中通しのハリをコブで止めるだけでなくハリの軸にも結んだ、以前の大型アカメのバラシを教訓に考案した対大型用の自作仕掛けだ。
(船団がいましたよ。)
船長の指示ダナは40m。そこから30mまでの10mの間を誘う。
宙の釣りだから、いつもより大きく誘ってトップで2秒止め、ゆっくり下げて止めて5秒。それを2サイクルしたら1.5m巻いて、同じ動作。これを10m繰り返す釣り方にした。
うねりがあるから船が大いに揺れて釣り辛い。風も段々と強まって来てるようだ。
(厳しいコンディション。)
数回流し直しても船中何も起こらず、皆黙々と誘い続ける。エサもかじられず、アタリもない。まあ、想定内ですがね。
開始から1時間が経過した頃に移動して流し始めた場所は、50mから40mの間を誘うとのこと。
PEの色を読んで50mチョイ仕掛けを落とし、幅を大きく取った誘いを始める。誘い上げたトップ位置で2秒ほど停止後、ゆっくり下げていき、開始位置に戻ったら5秒間を取る。
(第一忠丸も近くにいました。)
再び誘い上げから誘い下げて停止した時に、持たれるように竿先が微かにお辞儀した。すかさず誘い上げるようにアワセると、ガツ!と止まった。竿先がグンと突っ込む。そのまま巻きに入ると活性あり。掛けた!
( ☆∀☆)
過去経験したアカメの釣り味から40cm超級かなという手応え。
船中1番だよな。ついに来ましたよトラがー。と、ほくそ笑みながらリールを巻く。
俊船長が窓から顔を出して覗き込み、中乗りのSトシくんがタモを持って待ってくれてる。
周りの視線を一身に感じながらトラフグの釣り味を堪能する。気持ちイイー。
が、20m程巻いた辺りでテンションが抜けて急にリールが軽くなった。マジか!?
「バレた。。。」
思わず天を仰ぐ。
゜゜(´O`)°゜
(痛恨のハリス切れ。)
仕掛けを回収して見ると、カットウの上でハリスが切れてた。カットウの掛かり所が良すぎて巻き上げ途中にトラフグの歯で噛み切られたのか?ショック!
その後、カットウを付け替えて誘い続けるも何の音沙汰なし。
波、風が強まって来て、段々と海の状況が悪化し始める。
(うねりまくりですよ。)
午後に入っても船中沈黙が続く中、波・風も悪くなる一方で、自分との戦いに自然との戦いも上乗せされて、苦行の様相を呈し始める。
しかし!退かぬ、めげぬ、折れぬ!
強い心で信じる誘いを続けるのみよ。
すると、止めた竿先に微かなアタリ。見逃さないぞ。と、すかさずアワセると、乗った!
引き味から小型のようだけど構わない。とにかくトラフグの型が見れれば贅沢は言いません。
えっちらおっちら巻き上げて、浮かんで来た魚影に白い腹が見えた。フグだ!
水面まで揚げたら白い腹にトゲトゲが確認出来た。やった!トラだー。
(お前かよ。)
抜き上げて表を見たらサバフグでした。。。
今日は貴重な一匹だからありがたくキープさせていただきますよ。
その後、沖あがりが近付いた頃に隣の左舷大艫の方が40cmオーバーのトラを揚げ、左舷みよしの方が4kgオーバーをゲット。船中この2匹のみで終了。
あがる直前は20m近い強風が吹き荒れ、さすがに釣りどころじやなかったよ。
(4kgを写させていただいた。いいなー。)
港に戻ると健船長の第一忠丸は既に帰船していて、釣果の計測と撮影タイム。健船では釣果が出なかったようだから、2/40という戦果か。
ハリス切れがなければこれに加われたのに、手元にはサバフグ1匹。
トラフグを前に盛り上がっている中、俊船長に言って捌いてもらいましたよ。切ない。。。
俊船長に聞くと、トラフグは頭が大きいから、首を振りつつ口をパクパクされた拍子に、顔の近くに掛かったハリスは噛みきられちゃうそうだ。
次はハリスをワイヤー化せねばならないか。
3回の釣行で、アタリ、チップ、掛けたけどハリス切れ、と少しづつトラに近付いてはいる。
次は揚げられるだろうか。
・サバフグ : 1
船中0~1
中潮
🐡