釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】家族旅行・伊勢志摩 1日目 「伊勢神宮・内宮」

2017-04-13 06:01:00 | 日記
おはらい町で昼食を済ませたら、その足で伊勢神宮の内宮へ。

奇遇な事に、旅行の前に伊勢神宮の紹介番組を幾つか立て続けに見た。
SHIMANO の釣り番組「おとな釣り倶楽部」でも直前の放送が伊勢志摩と鳥羽だったしな。
今、伊勢がホットなんでしょうか?


(宇治橋から。)


(お参り前になるほど。)

まずは宇治橋前の鳥居をバックに家族で記念撮影。一礼してから右側通行で渡る。
宇治橋は参拝客が歩くことで磨り減り、固い節の部分だけが残って盛り上がるそうで、確認すると確かにそのとおり。数ミリは磨り減ってた。


(橋からの五十鈴川。)


(宇治橋全景。)

宇治橋を渡った左手に回ると、橋の全景を見れる。ここもテレビで紹介されてた撮影ポイント。


(神苑。)

広々とした神苑を通って奥に進む。
庭園には松が植えられているけど、様式庭園の要素も用いて設計されたそうだ。


(手水で清めて。)


(鳥居を潜る度に一礼。)

手水舎で並んでお清めして鳥居を潜った先の右手に、五十鈴川の御手洗場がある。


(五十鈴川御手洗場。雰囲気あるね。)

川縁にしゃがんで清流で手を清める時に見えるこの風景は、何百年もの間にたくさんの人々が眺めたものと同じ佇まいだろう。
今では車で6時間だけど、昔の人は何日も掛けて野を越え山を越え、てくてく歩いて、ようやく辿り着いた末に目にしたこの風景はどう映ったのだろうか。
案外冷たかった五十鈴川に手を浸した瞬間、故人達と想いが交錯したような気がしたな。


(最初にお参り。)

御手洗場の直ぐ先には瀧祭神が祀られてる。五十鈴川の守り神だそうだ。


(裏参道から。)

木々に囲まれた裏参道を歩いて、再度五十鈴川を渡った先にある、別宮の風日祈宮からお参り。



(風日祈宮。)

風日祈宮は風雨を司る神で、元寇の際に神風を吹かせて日本を守ったのを機に宮として祀られたそうだ。


(表参道は人がたくさん。)


(神楽殿。)

戻って、表参道に合流すると神楽殿に出る。ここで受験生になった長男にお守りを購入。


(太い杉があちこちに。)

ここから御正宮に至る参道には樹齢何百年だろう杉が林立してる。参道の道端も徐々に狭くなってきて、清閑さが増してくる。


(御正宮。)

そして御正宮に着く。
写真等で見馴れた景色だけど、実際に石段の下から見上げると、立派な杉に囲まれた間に、お日様を背負って後光が射しているようにも見える。

やはり御正宮内は撮影禁止だから、石段下で記念撮影。
粛々と段を登って御正宮中央は参拝する人が多くて並んでるから、空いてる右側にずれて家族並んで、二拝二拍手一拝。

「東京のお伊勢さま」と言われてる東京大神宮で結婚式を挙げた時から、いつかは家族で本場の神宮にお参り出来たら。と思っていた。
ひとつ思いがかなってちょっと感慨深かったな。


(苔むす石垣も立派だ。)


(樹齢何年だろう?)

御正宮から荒祭宮へは林道のような参道を通る。


(御稲御倉。)

(外幣殿。)



(荒祭宮。)

ぐるっと巡ってお参りして1時間ちょっとだったろうか。
木々に囲まれた澄んだ空気の中、玉砂利を踏んで歩いて見るこれらの景色は、太古にある日本の元風景ではなかろうか。
鉄筋コンクリートとガラスのビル群に囲まれ、あちこちで電子音が飛び交い、キラキラとイルミネーションが瞬く現代都市とは対極の風景だけど、故郷に帰ってきたような、とても落ち着く場所に感じた。日本人の総氏神様と言われるのも納得だ。

またいつか来れるかな。


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