釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】悩まされての等倍返しとおチビの癒し・後編 (2020/09/05 タチ・アジリレー 弁天屋)

2020-09-18 05:10:00 | 釣り
弁天屋さんでのタチ・アジリレーのタチウオ回は、またもや1匹の釣果。

リベンジならず連続で最低釣果とは凹みますな。
どんだけ下手なのよ。

更なるリベンジを図るかは後で考ることにして、今は次のアジに集中しよう。


(さらば猿島沖。)

船はタチウオ船団を離れて北上、アジ釣りに向かう。

竿はそのまま、リールも付け替えるのが面倒だからそのままFM400にする。
水深は15m前後だろうから手巻きで十分なんだけど、まあよかろう。

せっかく買ったんだから使わにゃ損、楽をさせてもらいますよ。


(移動中。)

ビシは40号指定。
仕掛けはケイムラの3本バリをチョイス。

弁天屋さんではエサに赤タンの他にアオイソメも配られる。
アオイソのお代わりはないから大事に使わないとね。

長らく投げ釣りをしてないから、アオイソに触るのは久し振りだな。
1匹摘まんだ時にいとおしさを覚えましたよ。


(準備完了。)

根岸沖で釣り開始。

3本バリに赤タンとアオイソを付けて投入。
コマセを撒いてタナ2mで待つ。

数回打ち返すと、クン、とアタリが出てアワセを入れてファーストヒット。
前半戦のタチウオのアタリが遠かっただけに、早々に掛かってホッとするよ。

電動オンで低速巻き揚げすると、やっぱり楽チンだね。

揚がったのは豆アジ。

おチビな豆の顔を見たら南蛮漬けを食べたくなったんで、キープさせて貰いますよ。

ベタ底では中型が型を出し、少しタナを上げるとおチビが掛かる。
南蛮漬け用のおチビ狙いで打ち返し、ストックを重ねる。
釣り味よりも食欲が勝ってるのよ。

活性は悪くなくて空振りはほぼなくコンスタントに食って来る。

アジよ、釣れてくれてありがとう。
貧果に喘ぐ身には何よりの癒しですよ。


(写真を忘れてて慌てて撮った1枚。)

中型を釣り揚げたらエラを切ってバケツで血抜きし、次の投入で掛けたら電動の巻き揚げ中にクーラーに移すルーチンを重ねる。
電動だと手が空くから効率的にこなせるな。

おチビの場合はクーラーへダイレクトイン。
ペースとしてはおチビと中型が半々くらいかな。


(沖あがり。)

時間と共に食いが落ちて来たものの、タナを探り、誘いを入れて何とか食わせて来れた。

ところが、終了30分前に場所変えしたらパタッとアタらなくなりそのまま終了。
最後が締まらんね。


(暑いけど釣り日和でした。)

帰り支度の際、「数を聞くから数えておいてね」との船長アナウンスに「豆アジは数えないよ」と付け加えられて慌てる。
込み込みでカウントしてたから、クーラーから豆を除いて抜き出して再カウント。

結果は19匹。
豆アジ込みだと38匹。
ちょうど半々だった。

中型は皮目が金色の脂ノリノリ間違いなし、豆も輝いてて期待できますよ。

久し振りに魚の引きを堪能させてくれて、楽しみなお土産にもなってくれたアジたちに感謝、感謝。

タチウオのリベンジはどうしようかな。


・アジ : 38 (公式記録:19)
船中5~28
大潮


🐡

【釣】悩まされての等倍返しとおチビの癒し・前編 (2020/09/05 タチ・アジリレー 弁天屋)

2020-09-14 06:46:00 | 釣り
弁天屋さんへのリベンジを兼ねたタチウオ・アジリレーの釣行は5:15着に現着。

宿前の洋服の青山さんの駐車場で案内を受け、荷物を下ろしてから先導されて離れた駐車場に停める。
戻ったら先に船に荷物を置いて釣り座を選んでから受付する流れ。

両舳のみ取られてたんで左舷大艫をゲット。


(タチ・アジ船は左奥。)

受付したら、コロナ禍で宿に長居できないから早々に船に乗って準備する。

竿はいつものLIGHTGAME8:2だけど、リールは新兵器を投入。

それは、ForceMaster400!


(眩しいぜ。)

それなりの水深で誘い続ける釣りもの、タチウオを始めとしてマルイカやアジ、テンヤスミイカでも良いかもね。

これまで、持っていたFM800だと重たくて使うのを尻込みしてた釣りものに積極的に使えるぞ。
軽くて左ハンドルだから普段と変わらぬ使い勝手だし、パーミングした感覚も違和感なし。
いいわー。


(リチウムイオンバッテリー。)

バッテリーも購入しての初下ろし。

これで船の電源場所を探さなくて良いし、床に這わせたケーブルを踏まずに済むぞ。

これらの新兵器で、えっちらおっちら巻き揚げる労力がなくなる分、よりアグレッシブに釣りが出来ることでしょう。

原資は10万円の給付金。
この点はアベ政権に感謝です。
経済を回すためにしっかり使い切りましたぜ。
潤ったのは釣り具メーカーだけですがね。


(出船。)

雲のない晴天で朝から日射しがヤバい。
出船して走る海風に吹かれてようやくひと心地つける。

今日も体力が削られそうだけど新兵器が楽させてくれるだろうて。


(潮はこんな感じ。)

まずはタチウオから。

船は八景から南下、猿島沖でタチウオ船団に合流して釣り開始。

水深は60m前後でオモリは80号指定。
電動だと巻き揚げが楽ですわ。
早速、買って良かったーと実感する。


(猿島。)

釣り方はアクションを付けた誘いと電動低速のタダ巻きを交互に試す。
電動タダ巻きは体力温存に役立つよ。

今回も低活性なのかなかなかアタリが出ない。

アクションは誘いの強さ、幅、止めの間、リールの巻き方を色々変えてアタリを探す。

でも、初アタリが出たのはタダ巻きの方。
グッとエサのサバの切り身の端を噛ったようなアタリが1回のみで、食い込みまでいかない。

エサを付け替えて続行するも、やっぱりアタるのはタダ巻きの方。
しかも同じように単発の食いで終わっちゃって全然追って来ないのよ。

その場で止めても、止めて誘っても食って来ない。
4回連続でアタリを無駄にする。
難しいなー。


(タチウオ船団。)

そのうちタダ巻きでもアタリが出なくなる。

船中ポツと揚がり始めたからタチウオの活性が上がってきたかな。

タダ巻きは止めてアクション一本に絞るもののアタリが遠い。

お隣のご夫婦がポツと揚げるのを横目で見て、誘い方をそちらに寄せようとするけど、竿の調子の違いかこちらには何の音沙汰もない。

悩むね。


(綺麗に整列。)

エサが動いていないのかも、とハリスを切り詰めたり、アクションを変えたりと色々試す。

低活性だとスローな誘いや止めを多くしがちだけど、逆を張ってみるか、とアグレッシブな誘いに切り替えてみる。

キビキビと早いピッチでタナの15mの間を誘うと、

グッ。

来た!?

グッグッ。

来た!来たぞー!
アタリが続くのは本日初だ。

グッグッグッ。

食え!食え!そのまま食ってしまえー!
祈りながら誘い続ける。

グイーン!と竿先が突っ込んだのをバットで支えて、そのままアワセをくれて巻きに入る。
掛かったー❗

電動オンで巻き揚げつつ、グングン来る本日初の引きを堪能する。
やっぱり魚の引きはいいなー。


(やっと型を見ました。)

ようやくの1匹目。

さあ、これからノリノリかー。
と思いきや、アグレッシブに乗ってきたのはこの1匹だけ。

あとはチョンとエサを噛られたのと、音もなくチモトからハリスを切られたのみ。

そのまま11:30頃にタチウオ釣りは終了。


(タチウオ船団から離脱。)

またもや釣果は1匹のみ。
10倍返しはならず等倍止まりですわ。
スソの釣果だし・・・

タチウオはなかなか手強いな。
続くアジは癒してくれるだろうか?

[後編へ続く]


・タチウオ : 1
船中:1~5
大潮


🐡

【釣】釣行前記 (2020/09/05 弁天屋)

2020-09-11 06:22:00 | 釣り
ここ2回の釣行でタチウオ、ショウサイフグと最低釣果の1匹が続き、リベンジフラグが2本立ってるこの状況。

まずはタチウオからリベンジと行きましょうか。

前回同様に半日船ではちょいと物足りないし、1日船ではリベンジの条件が異ってしまう。

ならば、野毛屋さんで乗れなかったアジとセットにして、弁天屋さんでタチ・アジリレーにしてみようと思い立った。

前回食い足りなかったタチウオと、食いたかったアジを皮算用して、既に釣魚料理もあれこれシミュレーション済み。

釣行前から釣果を楽観視する強気の理由は、今回から新兵器があるのですよ。

フフフ。


🐡

【食】ショウサイフグの漬け・干物

2020-09-07 06:18:00 | 釣魚料理
8月29日(土)の野毛屋さんへのショウサイフグ釣行は過去最低釣果の1匹のみ。

おかずを期待していたかみさんに伝えたところ、嘘でしょ!?と言われましたよ。

そりゃ、その前は23匹だったからそう思うわな。


(これだけっス。)

貴重な1匹はご飯を進めるパフォーマンスに優れる「漬け」にすることにした。


(仕込み完了。)

日曜日の朝にキッチンに立ち、捌いた切り身を漬けダレに浸して冷蔵庫で寝かせる。

朝仕込んで晩には食べ頃ですよ。


(完成。)

ショウサイフグの漬け。

いつもなら丼に仕立てるところ、到底4人前に足らんので一品として供する。

久し振りだけど旨いわ。

ショウガとニンニクの風味、鷹の爪のピリ辛がモチッとなったショウサイフグの切り身と良く合う。

ただ、食卓を飾るにこの1品では足らんので、冷凍庫に眠る釣果にもお出まし願おうかね。


(半身を開いた干物。)

ショウサイフグの干物。

冷凍ストックしておいたもの。
淡白な白身だけど、フグの旨味が詰まった贅沢な干物だよ。
ほぐしてお茶漬けにも良いかもね。


(間違いない。)

タコ飯。

冷凍ストックの小型マダコ2杯で仕立てた。
単独でも箸が進んじゃうタコ飯は釣魚料理の少なさをカバーしてくれるぞ。

頑張って揉んだのもあるけど、小型ならではの柔らかさにタコの旨味、何度食べても幸せを噛み締めるよ。


(集合写真。)

貧果を冷凍ストックで補ったものの、これで満足してはいけないぞ。

次こそはガッツリいただきますぜ。


🐡

【釣】戦友と再会しやっぱりリベンジを誓う (2020/08/29 ショウサイフグ 野毛屋)

2020-09-04 07:06:00 | 釣り
8月29日(土)の野毛屋さんへの釣行は当初、アジ・フグのリレーにしようと思っていたところ、予約するのが遅くて午前アジが満席だったんで1日フグに切り替えた。

脂ノリノリのアジの干物をストックしたかったのだけど、それはまたの機会にしましょう。

いつも通りに家を出て野毛屋さん5:00着で10番目。
猛暑日の予報だからか午前アジ以外はお客が少ないようだ。


(毎度。)

席は艫側から取られていたんで左舷艫4番目をチョイス。

潮から右舷有利だろうけど、強烈な日射しを避けたい意向で船室の日陰が見込める左舷を選んだ。
この時は釣り座の不利なんてどうにかなると思っていたのですがね。


(潮はこんな感じ。)

席札を取って外に出たところで声を掛けられる。
オニカサゴ、フグと過去2度隣合わせて、その度にお互い「リベンジだ」と語り合って意気投合した戦友と呼べる方だ。

昨年9月に同船した以来だから約1年振りの再会ですね。
どうもお久しぶりです、と挨拶を交わし、隣の釣り座を取ってくれた。

単独釣行のところを、知り合いと並んで竿を出せるのは楽しみが増えましたよ。


(日射しが強烈。)

準備をしながら近況を語り合うと、戦友は2週連続のフグ釣行で、納得出来なかった先週のリベンジだそうな。

やはりリベンジなんですね。
自分はタチウオのリベンジフラグが立ってることを伝える。

リベンジ癖が付いてる2人が揃うとちょっと不安なんですが。


(出船。)

出船して走り出した風を受けてようやく一息つく。

港のそよそよの風だとじっとしてても汗がダラダラ流れて体力を絞り取られた。
携帯扇風機がなかったらヤバいくらい危険な暑さだよ。


(釣り開始。)

スローダウンのエンジン音でウトウトから目覚めると、富津沖からですよ、と戦友から聞かされる。
周りを見渡すと、確かに東南方面に富津公園が見えるな。

仕掛けを落とすと潮が緩いからスタートの10号からすぐさま8号に落とす。
来るか、来るか、と誘うものの反応なし。
周りでも揚がらず。

まあ、スタートはこんなもんでしょ。


(第一海堡。)

20分程で移動し、第一海堡の南側を探る。
多少潮通しが良くなるも音沙汰なし。
艫や右舷ではポツと揚がったようだけど。

日射しは強いものの、そよそよの風があるからまだ耐えられる。
これで凪だったらジリジリと炙られて辛すぎるぞ。


(富津岬。)

30分程探って富津岬の南側に移動する。

ここでチョコチョコとおちょくるアタリが出るも掛けられない。

フグじゃない何者かだろうけど、何の音沙汰がないより反応があって楽しいな。
隣同士でアワセをくれつつ、掛からん、掛からん、と呻き合う。

魚の気配が出て来たからこれからでしょ。


(大貫沖。)

また30分ほどで移動して大貫沖へ。

群れの探索で移動した直後に揚げるのは右舷側。

抱え込む潮の左舷は不利を被っていて、フグも少ないようで右舷のおこぼれが回って来ない。
アンカーを打つ掛かり釣りの辛いところだ。

チョコチョコの中にフグだろうアタリが混ざってエサを食われるも、やはり掛けられない。

そろそろケツが炙られて来ましたよ。


(いまだ空の桶。)

たまに出るアタリの頻度は少ないものの食いは活発で、アカエビの殻の中まで綺麗に食われる。
一度は殻だけになったエサを回収したところ、水面までショウサイフグが追って来たしね。

それで何で掛けられんかね?


(キミかね。)

チョコのアタリでやっと掛けた!と思ったら、ギマ。

チョコチョコの正体はキミだったのだね。
記念撮影後にお帰りいただいた。


(風景写真。)

移動する場所によっては潮が速く、オモリを替えてカットウを底に落ち着かせる。
潮の速さで誘いのピッチも変えるけど、やっぱりたまのアタリで掛けられない。

マジで手が合ってないな。


(やっと型を見ました。)

誘い続けて3時間。

3秒間隔の誘いにサクッと掛かったのがようやく出会えた1匹目。

食われる前にタイミングで掛けたからアゴ下のセンターに綺麗にカットウが刺さってる。

「写真撮るよ」と声が掛かって、健船長に記念撮影いただく。

写真を撮られるのも久し振りだな。


(あとは風景写真。)

残りの4時間、水分補給を欠かさず強烈な日射しに炙られながら、遠退く集中力を引き戻しつつ、何とか頑張って誘い続けたものの、これで終了。

釣果は1匹のみ。

負けた・・・負けました。。。

多分1日フグ船では過去最低釣果の記録を更新したでしょう。
記録を手繰る気力も出ませんわ。


(沖あがり。)

揃って貧果となるも、戦友は次はアマダイに乗るそうでフグは見送るとのこと。

「ぜひリベンジしてくださいね。」
と、想いを託され、またの再会を誓ってお別れした。

タチウオに続き釣果1匹とは。。。

勿論このままでは終われない。
ヤられたらヤリ返す!
10倍返しだ❗
釣行記が2度ともこのフレーズで終えるのが何とも。


・ショウサイフグ : 1
・ギマ : 1(リリース)
船中0~11
若潮


🐡