釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2023/11/11 野毛屋)

2023-11-17 06:41:00 | 釣り
前回11月3日(金・祝)の野毛屋さんへの釣行は予約時点で午前アジと1日フグが満船の結果、アオリイカに乗った。

早めの予約が大事だと、その時に次回釣行を予約しましたよ。

1日フグを2名で、もう一人は次男。

次男が自分で釣ったフグを友達に食べさせたいと初挑戦することになった。

一年中フグを食べているから友達との会話に出ることもあるのだろう。
すると、「食べてみたい」という展開になるのだろうな。

二十歳そこそこでフグを食べたことがある若者はそう多くはないでしょう。

次男の船釣り経験は8年前にマゴチに乗った以来だから初心者のまま。
ボウズにならないようにキッチリ指導しますよ。

友達は2家族だと言うから、それなりの釣果を揃えねばならん。

責任重大だ。
お裾分け食材調達釣行、頑張らねば。


🐡

【感】高知城をチラ見してひろめ市場で舌鼓 (夫婦旅行・2日目 高知)

2023-11-15 06:56:00 | 日記
牧野植物園から周遊バスで高知市内に戻り、はりまや橋で下車。

時間がないけれど折角だから、はりまや橋を見ようと交差点を渡る。

高知と言えば土佐鶴のネオンが思い当たるからね。


(このネオンね。)

はりまや橋はこんなだっけ?と思いながらも記念撮影。



(はりまや橋?)

次の目的地である高知城に急ぐため通りを渡ると、見慣れた朱塗りのはりまや橋があった。
道路の反対側の方が正解だったのね。

商店街を早歩きして高知城に向かうも、この時点で17:00を回っていて城の閉館時間を過ぎている。

間に合わなんだか。
でも、折角だから外観だけでも見たい。



(国宝です。)

門は閉まっていないので城内に入ってみたものの、辺りは刻々と暗くなっていく。

(開いてて良かった。)

目の前に天守閣が見える。

天守閣は高台にあって、そこまで坂を登るのもしんどいから手前の板垣退助像と並べて撮影して良しとした。


(このショットです。)

高知城はチラ見だけで引き返して、次は夕食へ。


(高知城遠影。)

途中通り過ぎてきたひろめ市場へ向かう。

道の途中に高知ゆかりの偉人の立て看板があり、読む時間を惜しんで写真に収める。




(看板はこちら。)

高知で食事を考えた時に真っ先に思い浮かんだのがひろめ市場。


(やってきました。)

大規模な屋台村で、闊達で賑やかな雰囲気がいいな。

ひろめ市場という名前の由来は、この場所が土佐藩の家老だった深尾弘人蕃顕(ひろめしげあき)の屋敷跡で、屋敷が姿を消した維新後も市民から親しみを込めて「弘人(ひろめ)屋敷」と呼ばれてきたそうだ。

その名から「ひろめ市場」と名付けられたとのこと。


(招き猫が招いてます。)

市場内には様々なお店が入っており、店頭で食べ物を売っている店や店内席で飲食できる店もある。

市場内の各所にフリーのテーブル席が多数あって、基本は席を確保したら好みの店で買って自由に食べる屋台村のシステム。
店によっては店内席に他店のものを持ち込み可にしているところもある。

高知城に向かう途中でひろめ市場を突っ切って偵察時に空いていたフリー席が、今は一杯だ。
17時を回っちゃったからね。

うろうろと席を探すがダメ。
相席でも見つからないほどだ。

仕方ないからフリー席は諦めてお店の席に着く。


(こちら。)

お店は土佐ボニートさん。

ドリンクと食べ物を注文すれば他店の持ち込み可とのこと。

ビールと鰹のタタキ、ちくきゅうを注文したら他の食料を買いに行く。

二人で席を外せないからかみさんと順番ね。


(おでんとアサリ飯を購入。)

土佐ボニートさんの店内はカウンターのみでテーブル席は店の外、通路に接しているからひっきりなしに後ろを人が通る。

このザワザワ感が好きだな。


(鰹のタタキ来ました。)

鰹のタタキはモチモチでさすが本場もの。

付いてるポン酢が美味しいから自家製なのか店員さんに尋ねると、地元の市販品とのこと。
メーカーを聞いて後でスーパーで買いましたよ。


(これでした。)

インパクトがあったのがちくきゅう。

ちくわにきゅうりが入ったお馴染みのアテだと思っていたところ、そのバランスに驚いた。


(ちくきゅう来ました。)

丸々きゅうりが1本ちくわに入ってますぜ。

これは穴にきゅうりを入れたのではなく、きゅうりをちくわで覆った品、と表現した方が正解だろう。

このきゅうりがパリッとして旨い。
高知のちくきゅう、気に入ったよ。


(焼き餃子購入。)

高知では焼き餃子も名物らしく、屋台で注文したら焼き立てを席まで届けてくれる。

小振りなサイズを揚げ焼きにした皮がパリパリの餃子はおかわりしたいくらい旨かった。
高知餃子、気に入ったよ。


(カニ購入。)

300円との安さに思わず手にしたモクズガニ。

小さいから食べるところが少ないけれど、モクズガニは身よりもミソが狙いよ。

殻を外しバリバリと身を割ってカニミソをほじくり出してパクリ。
味見程度しか取れないものの、濃厚なミソは堪らんね。

殻を割り、足をもぎ、ほじくり、啜って一人で2匹を完食。

これで満足してひろめ市場を後にする。

帰りに市場前のスーパーに寄って教わったポン酢を購入してホテルへ。


(ホテルには龍馬さんがいました。)

これにて長い2日目が終了。


(2日目の歩数。)

明日は高知を観光してから松山・道後温泉へ向かう予定。
またもや時間との戦いになりそうだ。

まだまだ続きますよ。


🐟

【食】アオリイカの刺身

2023-11-13 05:56:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのアオリイカ釣行は最後の最後に2匹をゲット。

当日は冷凍庫へ直行し、翌日に小型の方からいただきます。


(300gくらいかな。)

イカを捌くのはパパッとできるけれど、問題は薄皮剥ぎ。

身の両面で剥ぎ損ねた薄皮と身の間に竹串を指して根気良くめくっていく。
多少残るのは勘弁ね。

不在の子供らに残すため身は1/3を下ろし、ゲソとエンペラは湯通しする。

身は網目に隠し包丁を入れて削ぎ切りと短冊に切りつける。


(身が綺麗だ。)

アオリイカの刺身。

クニャッと柔らかでねっとりするのはツツイカ系の歯触り。
噛み進めるとアオリイカ特有だろう濃い甘みが広がる。

これは美味い。
短冊切りの方が良い印象だ。

かみさんはねっとりよりもスミイカのサクッの歯応えが好みだと言う。
自分もそうなんだけど、この身の甘さはスミイカを超えるぞ。

柔らかなゲソも堪らんね。
二人で箸が止まりません。

これで火を通したらどれだけ旨味が活性化するのだろうか。
沢山釣れたら色々な料理を試したいな。


(たっぷり取れる。)

エンペラの湯引き。

ポン酢を振り掛けていただくと良い箸休めになる。


(集合写真。)

アオリイカは、さすがはイカの王様と讃えられる実力を備えている。

市販の鮮度とは比べ物にならないから、家庭でこれを味わえるのは釣り人の特権だね。
特にイカは顕著にそれを感じるよ。

もう1匹の700gは年末までの保険に冷凍庫へ収めておく。
今後の釣行でアオリを追加できれば入れ替えで食べ、釣れなければ年末年始に実家で振る舞うためにキープの予定。

今年中にあと3匹釣らないとね。


🦑

【釣】最後の最後に魂の素振りが実を結ぶ (2023/11/03 アオリイカ 野毛屋)

2023-11-10 06:07:00 | 釣り
11月3日(金・祝)に今季初日を迎えた野毛屋さんのアオリイカ。

アオリは昨年初めて乗って今回が3回目。
まだ型を見てないんで何とか今回はお願いしたいね。

4:50着で22番目。

フグ船もアジ船も満員だし、2艘出しのアオリイカ船もお客が集まって盛況だね。


(毎度。)

車をコインパーキングに停めて宿前に並ぼうとしたところで声を掛けられる。
振り返ると戦友Aさんではありませんか。

示し合わせた訳ではないけれどAさんもアオリとのこと。
ならば一緒に乗りましょう。

釣り座はユキちゃん船の左舷艫2、3番目の並びをチョイス。


(ユキちゃん船は左。)

船上で準備をしていると続々とお客が乗って来る。
左舷は11名だったか。

胴の間の4名は貸し竿のビギナーだ。
ポンポンと釣れる釣り物ではないアオリイカに挑戦とはチャレンジャーだね。

かく言う私もまだアオリイカを釣っていませんがね。


(出船。)

竿は勇治船長プロデュースの舷天アオリイカⅡの3.5m。
昨年竿先を海へ奉納しちゃって追加購入したから魂入れに2匹は必要だな。

中オモリは野毛屋さんで購入したキングシンカーの6号。


(ローテーションするエギ。)

エギは昨年Aさんから教わってネオンブライトをポツポツ買い足したからバリエーションには困らない。

数が多いとローテーション地獄にハマりそうだから選抜した4つを使うつもりだ。


(釣り開始。)

釣り開始。

勇治船長の船は見か掛けないから別々の場所を攻める作戦かな。

15m前後の浅場からスタートするも船中音沙汰なし。

潮止まりが近くて潮が動いていないから、まず暫くはシャクリの練習ね。
シャクリは4秒間隔。


(潮はこんな感じ。)

場所を変えて今度の水深は20〜30m。

長竿はシャクリ幅が取れるから小さいアクションで済むけど、竿が長い分重たい。
片手シャクリは数回が限度で、基本は左手を添えてフォローするスタイルになる。

大きくシャクリ過ぎてもダメだから、下げた竿先を水平にする幅でシャクる。

すると、シャクリが途中で止められ、長竿が大きく弧を描く。

「来たっ!」

これは船中1匹目じゃね。
開始早々型を見て楽になれるな。

などと考えながら巻いていると、竿先がグングンと突っ込む。

これは普段から経験している引きだ。
エギにまでチョッカイを出すヤツだな。

水面まで揚げると睨んだとおりサバフグ。
エギを揺すってリリースする。
エギを確認するとしっかり噛み跡が付いてましたよ。


(天気良いです。)

その後、船中長い沈黙が続き、右舷でようやく型を見る。

「やっと型が見れました」

ユキちゃん船長のアナウンスは切実だったのだろう。

すると、右舷ばかりでポツポツとアオリが揚がり始め、とりわけ右舷大艫の常連さんが連チャンする。


(恒例の風景写真。)

右舷艫有利で堰き止められて左舷におこぼれが回って来ない状況だ。
アオリの数がいればこちらにもチャンスが回って来るだろうけれど、群れていないのだろうね。

左舷初はお隣の大艫さん。
その後はほぼ左右大艫の二人で揚げる展開だ。

アオリイカはこうも顕著に潮と釣り座の影響を受ける釣りなんだな。


(桶は空のまま。)

それでもシャクリ続ける。

漫然とシャクっていては釣れるものも釣れないぞ。
いつかはチャンスが来るはず。
ワンチャンはあるはず。
諦めたらそこで試合終了よ。

Aさんと励まし合ってシャクリ続ける。


(まだ風景写真よ。)

昼を回り、残り時間が少なくなると段々と弱気が頭をもたげて来る。

右舷大艫さんはツ抜ける勢いで釣るし、お隣の大艫さんも4匹は揚げてるのも気持ちに追い打ちをかける。

これまでの釣りでもこんな厳しい流れは多々あった。
ただ、全くカスリもしないケースは1、2回しかなかった。

ワンチャンはあるはず。
必ずチャンスが来るはず。

気持ちを奮い立たせてシャクリに魂を込める。

すると、右舷大艫と左舷大艫がダブルヒット。
更に右舷でも巻いてるとのアナウンスが入る。

チャンスタイムか!?

「来たっ!」

Aさんの竿が曲がる。

ここだ!
ワンチャンだ!

続くシャクリが止められて長竿が曲がる。

「こっちも来た!」

左舷大艫から3人が同時ヒットだ。

浮かせると、紛うことなくアオリイカ。

竿を立ててシンカーを掴み、竿を置いてハリスを手繰る。
エギを掴んだらアオリの裏面を海側に向けて首根っこを握ってエギから外し、ゲソを下に向けて筒に溜まった海水を出す。
海水が出たら墨は吐かないそうだ。

あとはアオリを桶に優しく横たえる。


(14:43にやっと1匹目。)

Aさんと共にボウズを脱してホッとする。

この流しで船中ポンポンとアオリイカが取り込まれた。
当ててくれたユキちゃん船長に感謝だ。

チャンスはここだと打ち返すもこの日初のチャンスタイムは落ち着いてしまう。


(またもや風景写真。遠方に勇治船が見える。)

15:00を回り残業時間に突入。

勇治船長もユキちゃん船長も16:00まで延長してくれるのだろう。

すると、場所を変えた流しでデジャブのように右舷と左舷の両大艫がダブルヒット。
少し遅れてAさんも掛ける。

この流れは次は自分だ。
来るか、来るか。

期待を込めてシャクり続けるも、来ない。
マジか。。。

それでも諦めずにシャクリ続ける。

朝から何千回と素振りを繰り返してやっとバッターボックスに立てたのだから諦めてなるものか。

遅れること十数分。

何の前触れもなく竿を止められ、船中一人ヒットで来ましたよ。


(15:36に2匹目。)

1匹目よりも型が良くなって700gくらいかな。
ユキちゃんから記念撮影いただきました。

食を考えても2匹目が獲れて良かったー。


(ユキちゃんブログから拝借。)

これにて終了。

結果は2匹。

正規の時間だと実釣時間7時間の残り20分で初めてチャンスが訪れた。
2匹目は残業時間だったし。
諦めたら終わってたね。


(沖あがり。)

通算4回目にしてようやくアオリイカを釣ることができた。
群れに当たれば盛り上がるけれど、なかなかにギャンブル性がある釣りだな。

今年の目標達成にはあと3匹釣らねばならん。
年末までにもう1度乗らねばならんな。


・アオリイカ : 2
・サバフグ  : 1(リリース)
船中0〜9
中潮


🦑

【感】らんまんの牧野植物園を急ぎ鑑賞する (夫婦旅行・2日目 高知)

2023-11-08 05:55:00 | 日記
「四国まんなか千年ものがたり」と土讃線アンパンマン特急列車の乗り継ぎで高知駅到着が13:45頃。

急ぎバスに乗ってホテルへ向かう。


(こちら。)

本日の宿は「ザ・クラウンパレス新阪急高知」。
高知城やひろめ市場が近くて立地良し。

チェックインしたら休む間もなくタクシーで移動、牧野植物園へ向かう。

牧野植物園はNHKの朝ドラ「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎を記念して設立された植物園。
ドラマを見ていたかみさんのリクエストで訪れることにした。
自分はドラマを見ていないので牧野氏は良く分からんですが、植物を見るのは嫌いじゃないですよ。



(広いです。)

植物園に着いたのが14:50。

閉園が17:00だから観覧時間はあるものの、この後の予定を考えると余裕はない。



(エントランス。)

じっくりとはいかないからパパッと、でも一通りは見たい。

どうしても早足になるね。




(こりゃ見きれるかね。)

園内には約3,000種の植物があるそうでチラ見するだけでも大変。
手入れするのは相当の労力が掛かるのではないだろうか。


(気持ち良い。)

牧野植物園は高台にあるから抜けた場所からの景色が良い。

市内の街並みを見渡せますよ。


(プレートあり。)

各植物には名前と説明書きがあって、その中でも朝ドラに出た植物には「らんまんで紹介されました」プレートが貼られている。

ドラマを見ていたかみさんは「あれか」と覚えがあるようだ。

朝ドラの最終回で話題になった、奥さんの名前を付けたという「スエコザサ」を見たい、と探しても見当たらず。

聞いた方が早いと手入れ作業中の係のお姉さんに声を掛けたら、目の前にあったのがスエコザサ。

「すみません。スエコザサは・・・これですね。」

間抜けな声掛けになった。




群生していると普通の笹と区別がつかない。

写真を撮るならこちらの方が良いですよ、と勧められてスマフォに収める。



(勧められたののはこちら。)

綺麗な花にではなく、笹に奥さまの名を付けたのは何か特別な思いがあったのでしょうか。

もう一つかみさんが見たいと言ったのが「ムジナモ」。

「モ」と名がつくから水性植物で、水場を手分けして探すと割と早く見つかった。




(こちらがムジナモ。)

牧野富太郎記念館で富太郎の足跡を見る。

植物の採取に飛び回って借金まみれなのを奥さまが支えたようだ。



(その富太郎さん。)

時間は有限で平等だから、飛び抜けた功績を挙げるには代わりに様々なことを犠牲にしなければならないだろうな。

凡人にはその域のことは理解が及びません。


(らんまんで主人公とヒロイン役二人のサイン。)

記念館を見終わった時点で15:45。
余裕ないからペースを上げないと。

(展望台からの景色。)

(クツワムシ。)

クツワムシやチョウチョも見かける。

これだけ植物に溢れていたら虫にとってはパラダイスでしょうね。


(どこかにチョウが写っているはず。)

時間を気にして早足で眺めながら温室へ向かう。


(昭和天皇が下賜されたヤマザクラ。)

隅々までじっくり見るには半日は欲しいね。


(先に見えるのが温室。)

温室では順路に沿って眺めて出口へ。

カカオの実物は初めて見たかもしれないな。




(これがカカオ。以外と大きいのよ。)

温室を出たところでスマフォがフリーズして暫く写真が撮れなくなった。

最後にお土産を買って牧野植物園を後にする。

帰りは周遊バスになるから慌ててバス停へ。
予定していた16:29の便にギリギリ間に合った。
これを逃すと1時間後になっちゃうからね。

高知市内に戻って次の目的地へ。
時間との勝負だ。

まだまだ続きますよ。


🌿