毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

団地の中でホタルが2匹

2018-06-07 09:38:44 | 日記

 二十四節季の1つ「芒種」。芒種の初候は「螳螂生」、次候は「腐草為蛍」、末候は「梅子黄」となっており、螳螂生はカマキリが生まれる時期と言う意味、腐草為蛍はホタルが舞う時期、梅子黄は梅の実が黄色く色付く時期ということになる。

 以上のことから、芒種の時期には多くの生命が息吹き、その命の輝きを私達の前に見せてくれる時期とも言える。また、地域によっては異なるが、「芒(のぎ)」とは、稲や麦などの実の殻にある毛のことで、麦を収穫し、畑に穀物を植え付ける時期を意味しているとのこと。干からびた田んぼに準備が整い、水が引かれるのももう間近。

 我が家から約100㍍ほどのところにある団地の住宅と孟宗林の接するところに、ちょろちょろと水が流れている。水源はどうやら竹林の中の湧き水のようだ。毎年ここでは、この時季になるとホタルの乱舞が見られたものだが。その生息地のすぐ側にアパートが建って、防犯灯が昼のように明るく周囲を照らし始めてからホタルの数はめっきり減った。その数は数えるほど。来年もまたホタルが飛ぶのだろうか。この時季、いつも心配になってくる。

             

 夕食を早めにすまして散歩代わりにホタル見物に出かけた。いた、いた。2匹いた。淡い光を点滅させて飛ぶホタル。寂しいけれど優雅のひととき。今年もホタルが団地の中で飛んでいた。嬉しかった。