国税庁の「確定申告書作成コーナー」を使った今年の「確定申告書」がやっとできあがった。わずかではあるが還付金がある。できあがった「確定申告書」は、すぐに税務署あてに郵送した。
昨年から、年金生活者には「確定申告不要制度」が適用される。「年金収入」が400万円 未満、かつ、その他の所得が20万円以下の方については、原則、確定申告は不要。とある。
制度を知って、確定申告するかしないか。損得もあるがどちらがよいか、しばらく迷ったものだ。
扶養家族になっている”私のおくさま”。国民年金はいただいてはいるものの、確定申告をしないと、”おくさま”が納める医療保険料や介護保険料などの社会保険料が所得控除の対象とならない。わずかではあるが医療費や生命保険料の控除もある。すべて合わせるとその額は30万円を超える。仮にその額に、所得税、住民税等の税率15,2%をかけると約4万5千円となる。年金生活者にとっては大変な額だ。
結論として、わたしは昨年同様「確定申告書」を提出することに決めた。