n45-50

ロシア・サハリンと北海道を結ぶ架け橋ネット。
サハリン州には。、ロシア人もウクライナ人も住んでいる混住地域です。

レーニン像はどちらを向いているのか

2005-09-06 14:41:10 | 人・交流
ユジノサハリンスク市の駅前公園に巨大なレーニン像がそびえています。
ロシア国内では、1991年にソ連邦が崩壊してレーニン像も姿を消しました。
しかし、ここユジノ市には今だにレーニン像が建っています。
その理由は定かではありませんが、解体する経費が捻出できない・余りにも偉大であったレーニンを無視できない・離島を守るためにレーニンが必要である・等々色々と話題は尽きません。

市民の多くは「ユジノサハリンスク市役所を監視しているのだ」と言います。
確かにこの像の前には、ユジノ市役所があります。
後ろは、国営サハリン鉄道の本社と駅です。
市職員に聞きますと「・・・?」
駅関係者に聞きますと「我々の方が信頼されているから・・・後ろを向いていても安心していれる」?と自信を持っての返答。

ペレストイカ後のロシアも随分と変革を遂げています。
ロシア国内でのレーニン像は、数も少なくユジノサハリンスク市に現存しているものは非常に価値あるものだそうです。
市役所もその「価値」を狙っているのか・・・
でもレーニン銅像は、なんと考えているのか、聞きたいと思います。「疲れた」
                              サハリンマン0
コメント (1)
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