今日は成人の日である。大昔のこと、私は国が定める「成人の日」という
お仕着せがましさを嫌って無視していた。セレモニーに行きたい奴だけが、
綺麗に着飾っていくがいいと思った。そしたら、地元の学校仲間が町内会
の会館で私の来るのを待っていてくれた(記念撮影するとか等々)とかで、
申し訳ない話になってしまった思い出がある。
朝日新聞(1/13)の本社世論調査というのを見ていた。少し拾ってみると、
結婚は「するべき」は48%、「しなくともよい」は50%。「生きがいのあ
る老後を送れるか」では、送れるが37%、送れないが52%。「今後の日本
経済への期待」は、70%が期待できない、期待できるは23%。
結婚は、世間体や義務感が強かった昭和の頃と比べると、個々人のライフ
スタイルとして、選択の自由の問題になったと思う。上の世代や親世代又
は会社等からの結婚圧力が低下したことも感じる。わたし的には、結婚に
反対なのではなく、どっちでも好いのである。必要ならすれば好いし、不
要になったら円満離婚で好いのではなかろうか。婚姻制度も形骸化が進み、
大袈裟に考える問題ではなくなっていく気がする。
また、少子高齢の日本経済と自身の老後については、やはり暗い予想が目
立つ。年金の支給開始年齢引き上げについては、反対69%、賛成23%。今
年10月予定の消費税増税については、賛成33%、反対59%、「増税が将
来の社会保障制度への不安解消につながるか」では、つながらないが75%。
「生活のために、現実的には何歳ぐらいまで働かなくてはならないと思い
ますか。」への回答では、「65歳まで」が31%と「70歳まで」が33%
で、60歳代は現役で働く必要が現実にあるという層が一番高いが、どれ
程の生活レベルを考えているのかは不明であるし、自分の子・孫世帯への
経済支援の必要等も含まれて回答されているのかもしれない。
こんな世相なんだから、経済的に無理までして振袖に着飾った成人式なん
て不要だと思う。着物産業の思惑や算盤の産物に過ぎない。大学進学、成
人式、結婚も就職・就社さえも、お仕着せの時代は終わりつつあると思う。
むしろこれからは「長い老後」人生を、当てにも出来ない年金で、自由に
どう生き延びるかが、やがて全日本人の最終関門となるのだろう。
お仕着せがましさを嫌って無視していた。セレモニーに行きたい奴だけが、
綺麗に着飾っていくがいいと思った。そしたら、地元の学校仲間が町内会
の会館で私の来るのを待っていてくれた(記念撮影するとか等々)とかで、
申し訳ない話になってしまった思い出がある。
朝日新聞(1/13)の本社世論調査というのを見ていた。少し拾ってみると、
結婚は「するべき」は48%、「しなくともよい」は50%。「生きがいのあ
る老後を送れるか」では、送れるが37%、送れないが52%。「今後の日本
経済への期待」は、70%が期待できない、期待できるは23%。
結婚は、世間体や義務感が強かった昭和の頃と比べると、個々人のライフ
スタイルとして、選択の自由の問題になったと思う。上の世代や親世代又
は会社等からの結婚圧力が低下したことも感じる。わたし的には、結婚に
反対なのではなく、どっちでも好いのである。必要ならすれば好いし、不
要になったら円満離婚で好いのではなかろうか。婚姻制度も形骸化が進み、
大袈裟に考える問題ではなくなっていく気がする。
また、少子高齢の日本経済と自身の老後については、やはり暗い予想が目
立つ。年金の支給開始年齢引き上げについては、反対69%、賛成23%。今
年10月予定の消費税増税については、賛成33%、反対59%、「増税が将
来の社会保障制度への不安解消につながるか」では、つながらないが75%。
「生活のために、現実的には何歳ぐらいまで働かなくてはならないと思い
ますか。」への回答では、「65歳まで」が31%と「70歳まで」が33%
で、60歳代は現役で働く必要が現実にあるという層が一番高いが、どれ
程の生活レベルを考えているのかは不明であるし、自分の子・孫世帯への
経済支援の必要等も含まれて回答されているのかもしれない。
こんな世相なんだから、経済的に無理までして振袖に着飾った成人式なん
て不要だと思う。着物産業の思惑や算盤の産物に過ぎない。大学進学、成
人式、結婚も就職・就社さえも、お仕着せの時代は終わりつつあると思う。
むしろこれからは「長い老後」人生を、当てにも出来ない年金で、自由に
どう生き延びるかが、やがて全日本人の最終関門となるのだろう。