脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

亡父一周忌。

2017年09月18日 21時09分25秒 | 近況
今日は台風一過で晴れ渡っている。天気が好く幸いだった。本日は、
このブログで「ジィジ」と呼んでいた、私の父親(享年86歳)の一周
忌だった。近所のお寺に子供(きょうだい一同)とその家族が集い
お経を上げて貰い、墓参りをした後、寺の施設で食事会をした。

食事の後は散会とならず、我が家の二階の仏間で、遺産分割協議で
ある。相続内容は決まっているので、不動産登記用の書類に実印を
貰う等である。きょうだいが多いので何かと面倒である。私は独身
の長男なので、私一人できょうだいの接客の準備やら後片付けをし
ないとならないので、親族の集まりは極力したくない。

結婚したきょうだいの奥さんだの、嫁いだ妹だのいる訳であるが、
少しの手伝いはしてくれるが、余り当てにならないし、頼りにする
気がしない。基本、実家の掃除や飲食の用意は私がして、後はセル
フ・サービスでして貰う方針であるが、それでも面倒臭いし、鬱陶
しい。私は元来、社交だの世間の付き合いが好きではないのである。
(きょうだいも血縁とはいえ、世間に違いない。)

面倒な関係の付き合いをする位なら、まだ老いた母親の介護を一人
でこなしている方が気楽な位である。部屋やトイレなど、あちこち
と掃除をして、久しぶりに仏壇を掃除した。布巾に椿油を付けて仏
壇を磨き、白壁も埃まみれなので壁を洗剤で拭いた。これでも、だ
いぶ綺麗になったので、母にも見せたら喜んでいた。そんなことを
一人でしていることの方が楽しい。

きょうだい(及びその妻や子供)が揃う法事よりも、家の仏壇が椿油
で光っていることの方が嬉しかったというのが、私の亡父一周忌で
ある。

(私にとって、死んだヒトと介護が必要なヒトは、世間ではないの
かもしれない。バナナとアンパンは父の好物。庭に咲いた彼岸花も
花瓶に添えた。)









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