脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

政治は、「ネット目安箱」を創設すべき。

2012年12月30日 15時41分39秒 | 社会時評
先週、水道メーターの検針員から水漏れを指摘され、業者に来て貰った
処、風呂場の給湯管から漏れていることが判り、早速工事して貰った。
給湯管は床下や壁に埋められているので、ほじくり出すと費用が嵩むの
で、旧管は殺して家の外壁に新管を付設した。費用が14万円掛かった。

我が家は築30年の古民家だが、業者に拠れば、水道管の水漏れは給湯
管が漏れて、次に大元の給水管がダメになるそうで、給水管の工事とな
ると、庭のアスファルトを掘り返したり、家の一部を壊す必要も出てき
そうで、いくら費用が掛かるものやらである。

その場合でも、旧管を殺して不能にし新管を外付けすれば良いらしいが、
そういえば、そんな民家を見ることがあるなぁと思った。持ち家に住ん
でいるだけでも、インフラ設備の老朽化には、カネが必要になっていく。

ふと思ったが、親が建てた古民家に住んでいる人間ばかりではなく、大
地震や原発事故の影響で、電気・ガス・水道等の家庭インフラで補修等
の工事が必要な家庭は、世の中に多いのではないかということである。

年金暮らしのお年寄りとかで、老朽インフラの補修工事にカネがない世
帯はどうしたらよいのだろうか? 震災被災地以外でも、地震で被災し
た家庭でインフラ整備に廻す財政余力がない場合とか、どうしたらよい
のだろうか? 相談窓口を設置して、補助金制度や無利子融資制度を作
り、広報したら良いだろうが、その問題発掘回路を政治は持ってるのか?


政治は、日本を取り戻すとか、安心・安全な生活を守るとか言うが、政
策目線は、上から目線で大掴みな金利・財政政策とかで、住宅やクルマ
の購入には減税だかメリットを与えて、建設・自動車業界を気遣うが、
有権者=国民の生活や家庭には、眼を向け気遣うことが少な過ぎる。

国や自治体は、家庭生活の諸問題について「ネット目安箱」を設置して、
家計での医療費負担が高いでも、いじめ問題がこのようにひどいであれ、
自分の家庭生活での具体的問題を寄せてもらい、その国民の声(問題)を
集計して、月次でトップ10を公表し、その解決に政策立案と予算を割
く仕組みにしてはどうなのだろうか?

有権者=国民は、毎月の家庭生活課題に政治がどう応えてくれたかが分
かれば、次の選挙で、政党や政治家を選ぶ判断材料になると思う。直接
民主的に予算執行を国民が感じることが出来るし、政治が暮らしに身近
になると思う。

もうそろそろ政・官・業の三角関係だけで、予算(税金)を遣う企みを改
めて欲しいと思う。ネットが普及している今日、直接民主制の工夫はし
易い時代になってきている。このような仕組みを、未だに考えようとも
せず、デフレ克服だの、領土を守ることが、国民の暮らしを守ることだ
のと、大上段から言われても、誰も実感を結べないと思う。

政治や政策、予算執行での国民参加、代議制を補完する直接民主政とい
う意味でも、何かで、国(自治体)と家庭生活、国民と政治が、選挙以外
のときにも、直接の結びつきで(出来れば双方向で)繋がれる、日常の回
路を創設することを考えるべき時期・時代だと思う。

(年末を題材に投稿を考えていたのですが、こんな話になってしまいま
 した。どうしても近頃、政治付いてしまいます。
 では、また来年。どちらさまも、好いお年を‥。)





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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
事務連絡。 (ユメノ・ロンド)
2013-01-03 10:07:19
とち さん。

新年のごあいさつをありがとうございました。
今年もよろしくお願い致します。
貴ブログの件ですが、コメント非公開扱いで、
ブログのURLをご連絡下さい。
(ユメノ・ロンド)
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