炎の中で焼け死んだDORAですが、また生き返り ある時はサーカス団の猫でした。
サーカス暮らしは毎日がお祭り、退屈しのぎにはもってこいです。 マジックショーで、マジシャンの剣が突き刺さり、DORAはまっぷたつに切られてしまいます。 サーカス団の葬送が続きます。
ここから第2部
不死身のDORAに怖いものはありません。飼い猫に飽き飽きしたDORAは、文字通りドラ猫にカンバックします。
そんなDORAはある日、美しい白猫に出会います。ドキドキハラハラ・・・2匹のネズミがそれは恋の病だと教えます。 恋の病を治すには打ち明けるしかありません。 DORAは勇気をだして語りかけます。「君のそばにいてもいい?」 「・・・ええ」
子猫がたくさん生まれ、DORAはすっかり穏やかな猫になっていました。
そんなDORAの変貌ぶりがネズミ達は面白くありません。 もう一度冒険の旅に出ようと彼を誘います。思わず無鉄砲な性格が出て、DORAは飛び出します。
DORAの今度の居場所は海賊船の上です。海賊のボスは船に付いた人魚の彫像に夢中。そんなボスと争ったDORAは、海に転落してしまいます。
海に落ちたDORAは白猫のところへ帰りたいと思います。生まれ変わることはできても、元の世界には戻ることはできないDORA。 戻る方法はただ一つ、尻尾をちょん切ること。二匹のネズミに唆され、DORAは尻尾を抜いてしまいます。
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私がDORAの舞台が好きな理由には、舞台美術の美しさがあります。 サーカスのセット、大きな船、メリーゴーランドのような大きな輪など、大掛かりなセットが詩的で美しい。 お金がかかったセットは、やっぱりいいな~(笑) ただ残念ですが、この写真ではその良さがよくわかりません。
- 2012年8月11日