私は見ていなかったので残念です⇒ 岸部一徳が「勝手にしやがれ」を歌うカラオケシーンに「感激の声」続々!
1月6日放送のテレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」に出演した岸部一徳に歓声が巻き起こっているようだ。
昨日のマチャアキさんの際に、書き忘れたことが有りました。
マチャアキさんがタイガースの事をスパイダースより「ズーっと下」と言ったのは、確かにタイガースはずっと後のデビューです。タイガースは、スパイダースらが造ったGSというジャンルのレールに乗って、一気にトップの位置に駆け上がりました。そこに悔しい想いはずっとあるのでしょうね。
そして、マチャアキさんが話したとうり、かまやつさん作った作品はそれほどヒットはせず、マチャアキさんが歌った「夕陽が泣いている」(作詞作曲・浜口庫之助)が大ヒットして、一躍スパイダースは人気グループになりました。メンバー的には、この曲は気に入らなかったそうだけど、この曲のヒットが、GSが興隆をしてゆく端緒になったのは間違いありません。
ザ・スパイダース⇒YOUTUBE「夕陽が泣いている」
昭和41年9月発売 作詞・作曲:浜口庫之助
※夕陽が泣いているは、作詞・作曲は浜口庫之助。元々はザ・スパイダースの出演映画『涙くんさよなら』(1966年7月、日活)の挿入歌としてスパイダースが劇中で歌った。「チビのジュリー」は、井上順さんのボーカルです。
昭和41年は、1966年。当時、私よりも5歳年上の従妹の中学生のお姉さんが、この曲が大好きで、遊びに行ったら聞かせてくれました。
強い印象を残すイントロは、もの悲しいようなエレキギターの音。かきならすエレキの音と、ハスキーなマチャアキさんの声で 夕焼け~♪と歌い出すと、それまでの歌謡曲が全て、古臭いもののように思えました。
今思うと、ロックというよりも、詩も曲も日本的な情緒が感じられるけど、当時は聴いた事のない新しい音楽だと思えました。日本に新しい、カッコイイ サウンドが生れた!そんな感じを抱かせるに十分な斬新さを、10歳にもならない私でも感じました。
まだグループサウンズなんてジャンルは知らなかった、まさにGSの走りでした、スパイダースは。
続く⇒YOUTUBE「風が泣いている」は、ゴゴゴ~ 風が泣いている ゴゴゴ~♪ これまた、カッコ良くって!
マチャキさんの声は、ほんとに独特で美声ではない、声量があるわけでも声に幅もないけど、軽妙さと心に残る何かがある。ちょっとジャンル的には、ショーケンと通じるところのある、声だと思うのです。
それまで、従妹のお姉さんは西郷輝彦さんの大ファン!と言っていたのに、スッカリ忘れたようにスパイダースに夢中になっていました。私も、この2曲のカッコヨサには痺れましたね~✨でも、曲は好きでも メンバー個人にたいして、特に憧れがあったわけではなくて。
翌1967年にタイガースが登場して、ジュリーを一目見た途端に、す~っかり 周りの全てが吹っ飛びました。なんたってそれまで見た事のなかった、美しいジュリーという圧倒的な絶対的王子様の登場で、おっさんばかりのスパイダースは、全く対象外になったのよ。
他にも次々に若くて可愛いメンバーのいるGSが、どんどん登場したしね。ワイルドワンズ、テンプターズ、オックス・・ そのどのグループも、違う個性と魅力と驚きを持っていたので、GSに夢中になりました。
そのお蔭で、67年以降のスパイダースが何を歌っていたのか、全く記憶に残っていないという事に気が付きました。実際、もうひとつだった(私的には)。
「エレクトリック婆ちゃん」という、まるでコミックソングか?という曲を聴いた時に、もうスパイダースも終わりやな。と冷たく感じたことを覚えている。その後すぐにスパイダースは解散したのでした。
※昨日の追記、
マチャアキさん主演で大人気だった「西遊記」は、夏目雅子さんが三蔵法師を演じて一躍有名になりましたが、実は もう一人、有力な候補がいた。
その人の名は
板東玉三郎さん。う~ん、ピッタリ。
マチャアキさんからその名前を聴いて、玉三郎さんで見たかったと思いました。