※(再編集しました)
今年デビュー40周年の中森明菜さんの「少女A」が、元はジュリーの為に作られた曲と言う話は聞いたことがあります。
詳しくネットニュースになっていました。⇒芹澤廣明氏が語る「少女A」 もともとは沢田研二のために書いた詞と日活ロマンポルノの売れっ子女優さんのための曲
あの曲は、もともとは『蒼いシャガールの絵』って歌詞がついていたんです」
それが「少女A」だ。デビュー曲から一転、ロックサウンドと背伸びした女の子の心を歌ったこの曲で明菜はトップアイドルとなる。芹澤氏にとっても作曲家として歩き出す第一歩となった。
「でも、詞がつまらなくてね。原稿用紙2枚ぐらいあるの。仕方ないから適当につまんで、メロディーを考えたんだけど。日活ロマンポルノの売れっ子女優さんのための曲だったんだけど、歌が難しすぎてお蔵入りになって」
それがなぜ明菜のもとにいく。話は続く。
「阿久悠さんの事務所のマネジャーさんがワーナーに持っていったんです。そこで、作詞家の売野雅勇さんが現れて、もともとは沢田研二のために書いたという詞を出してきたんです。これが『聖少女A』って詞だったの。プロデューサーが〝聖〟を取りましょうと言ったことで『少女A』になった。それが明菜のシングルに選ばれたんです」
2016年のブログに、こんなことを書いていました⇒「朝日ジャーナルに、「少女A」は最初「ロリータ」という題名でジュリーの為に詞を書いたが採用されなかったという記事があります。 中森明菜の「少女A」は、もともとジュリー 沢田研二に作られた曲だった。」
2020年のネット記事に、もっと詳しく書かれていました⇒沢田研二のために作詞した「ロリータ」が…“明菜バージョン”「少女A」に
(一部抜粋)明菜のプロモートを担当していた富岡信夫氏(現モモアンドグレープスカンパニー代表取締役)は「もともと売野さんが、沢田研二さんのために作詞した『ロリータ』という曲があったんです」と切り出すと、続けて「この曲は沢田さんではボツになったのですが、たまたま、ウチの(明菜担当の)ディレクターが考えていたコンセプトと一致したんです。で『この曲だ!』と思ったようです。売野さんに掛け合い、男女の視点を入れ替え、新たに“明菜バージョン”として書き換えました。
少年Aと呼ばれた奴さ (画像はヤフオクから拝借しました)
曲の発売は無くても、コピーのみ使われたようです。