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とてもとても残念です

2020年09月15日 | タイガース・GS

シローが亡くなったと、午後のスマホのニュース速報で知りました。マモル・マヌーさんが71歳で先日なくなり、まだまだ若い、これからも活躍できるのにと残念で。そして、シローはどうしているのだろう?と気になりました。

シローは先月まで、再放送の時代劇「長四郎江戸日記」の同心役で出演していました。ノホホンと元気で調子のよい役柄は いかにもシローらしく、それを見ながら、今はどうしているのだろう?と気にしていました。ちょうどその頃にはすでに、マモルさんよりも前に亡くなっていたのですね。

2013年の東京ドーム公演で終盤にシローが登場した時は、広い広い会場内が大いに沸きました。以前よりも弱弱しくなっていましたが、メンバーに見守られて、ジョークも忘れずシローらしく、あの高い声で最後まで歌いきりました。それを見ていたら、泣けて泣けて泣けて・・・ 

自分でも驚くくらい、まさに滂沱の涙が溢れて、とめどなく止まらない。シローはちゃんと歌えたではないか、なんで こんなに泣けるのかと、自分でも途惑うくらい・・。哀しくはなくても、人は大きく心を揺さぶられたら、感動したら、心が動けば勝手に涙が溢れるのだと知りました。

タイガースの解散から42年もたって、メンバー全員が揃うことが出来て、東京ドームというアーティストの夢である場所でライブが開催できる、そんな幸せなGSがグループが他にあるだろうか? 特別な奇跡のようなザ・タイガースというGSの一員だったシロー。

NHKの7時のニュースで、タイガースのドーム公演のシローの様子が放送されました。2013年の再結成は、タイガースの全員が揃うという、まさに奇跡的なコンサートでした。

1969年になって、突然トッポがタイガースを脱退して、これからどうなるのだろう?子供心に不安に思っていた時に、サリーの弟であるシローが入りました。それまで縁もゆかりもないメンバーではない、タイガースの弟分であったシローだから、ファンはそれを素直に受け入れることができました。

背の高い人の声は低音の定説とは反比例する、高音の綺麗な優しい声は、トッポが抜けた後、なんとかなりそう・・と思わせました。タイガースが解散後は、タレントとして才能を発揮し、CMなどでも大ブレイク。一時は、元タイガースのメンバーの中でも、特に目覚ましい活躍をしていました。タイガースを知らない人でも、「西遊記」や「ルックルックこんにちは」のシローをご存知の方も多い筈です。離婚に再婚、借金騒動で世間の耳目を集め、若い奥様を亡くす不幸や病に見舞われるという、まさに波乱万丈の人生でした。

ザ・タイガースには私の小学生時代から、ひとしおの思い入れがあります。またいつか、全員が集まって、あの他にはない歌声を聴かせて欲しい・・。そう願っていましたが、もう奇跡はおこらないのですね。叶わぬ夢になってしまい、残念で無念で哀しくて寂しい。どうぞ、残されたメンバーを見守って下さいね。心より、ご冥福をお祈りします。

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2 コメント

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夏の終わり (卯の花)
2020-09-16 00:24:01
突然の訃報に、脳裏を掠めたのは、ジュリーよりも、
Saoさんやファンの皆様でした。
『背の高さとは反比例する、高音の綺麗な優しい声』
本当にそうですね。お喋りしてる時の三枚目とは反比例する
切ない歌声、素敵でした。夏の終わりのシローさんの旅立ちに、
打ち上げ花火の華やかさ、線香花火の儚さ、思いが巡ります。

シローさん、
長い闘病生活、お疲れ様でした。どうぞ、安らかに・・
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夏の終わり (sao)
2020-09-16 01:09:51
>卯の花さん、コメント有難うございます。
タイガースは私にとって、人生で初めてファンになったグループです。今は一徳さんと名乗っても、サリーとしか呼べません。同じくメンバーのシローは特別です。
『背の高さとは反比例する、高音の綺麗な優しい声』少し言葉足らずでしたので、『背の高い人は低音の定説と反比例する』に書き換えます。
シローのナイーブで綺麗な声は、新しいタイガースの始まりでした。それがもう、聴くことができないのかと思うと、悔しくて哀しいです・・(-_-;)
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