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キネマの神様 ディレクターズ・カット

2021年02月04日 | キネマの神様、2021年公開

 

J友さんから教えて頂きました。「キネマの神様」のノベライズが発売されるそうです。⇒ キネマの神様 ディレクターズ・カット(2021年03月24日)
山田洋次監督の脚本を原作者自らノベライズ
『キネマの神様』映画化に際し山田洋次監督は自身の若き日を重ねて脚色。そのシナリオから著者が新たに生み出すもうひとつの物語。

原作を読めば、映画版とは違うことはわかるので、ノベライズが発売されることは楽しみです(^-^)


ディレクターズ・カットの上記のリンクに飛べば、原田マハさんの作品の紹介も見られると思いますが、現在「美しき愚かものたちのタブロー」を読んでいます。タブローは、ジュリーの行きつけの美容室の名前と同じです、その意味はファンなら知っている「絵画」。

※美しき愚かものたちのタブロー (原田マハ)
日本に美術館を創りたい。
ただ、その夢ひとつのために生涯を懸けた不世出の実業家・松方幸次郎。

松方コレクションは、今は上野の「国立西洋美術館」に有ります。今までその前は通っても、中に入っていないことを非常に残念に思います。数年前に、松方コレクションの存在を神戸新聞で詳しく知りました。太平洋戦争前のあの時代に、こんな大志を持った、破格の人物が日本にいたのか。数多くの優れた美術品収集と、それらが辿った運命にとても興奮しました。⇒松方コレクション

国立西洋美術館の前庭に置かれたロダンの彫刻や、収蔵品の有名なモネの睡蓮も松方コレクション。今はフランスにある「ゴッホの寝室」もコレクションのひとつだったという事実に驚きました。松方が収集した絵画たちの数奇な物語を、「キネマの神様」の原田マハさんが描いていると知り、図書館で申し込んでから5か月も待って、ようやく借りることが出来ました。

神戸人なら誰でも知っている、川崎重工や神戸新聞社の社長でもあった松方幸次郎の名前は、今も松方ホ-ルの名前に残されています。



 

ここから急に、松方ホールのお陰で思い出した布施さんに話は変わります。2017年のブログで書く機会を逸したので、ここでついでに。

由来を知れば感慨が深い松方ホールには、2017年6月の布施明さんのコンサートで初めて行きました。布施さん作のミニ1人芝居とコンサートで、6500円は安くないかい? J友さん以外の友人たちを誘いましたが、いずれも断られて1人で行きました。その時の画像が残っていました。

ハーバーランドにある、神戸新聞松方ホールの前

会場のキャパが750ほどしかないのは、布施さんにすれば小さいと思いましたが、コンサート全体がミニで、一人芝居があるので ここになったのかも。

1人芝居の内容は、まるで布施さん本人を描いたような楽屋裏話で、とても正直に言うと、布施さんの台詞の言い回しや声は、私の好むところとは違い、そこに入り込めなかった・・。 のですが、コンサートの歌声はさすがに素晴らしかった✨ 

ジュリーが誤解されるように、布施さんも昔のヒット曲ばっかり歌うのか?と思っていたら、ヒット曲は少な目の3曲ほど。有名なスタンダードナンバー(マイウェイ等)を、あの布施さんの豊かに通る美声でろうろうと歌い上げ、誰もが楽しめる優雅な、大人たちの為のひと時でした。

もっとも全部で曲は10数曲ほどで、1曲歌うごとにMCが入り、コンサート全体がゆっくり、ゆったり進む。座席から一度も立ち上がることも無く、深く腰掛けたままで耳を傾けました。ノンストップで歌い続け、時に(良い意味で)緊張を強いる、いつも熱狂の渦の中にいるジュリーとは大違いです。料金が安かったのは、歌う曲目が少なく、時間も短かめのせいだろうと思いました。

客席はジュリーよりもさらに年代は少し上がり、綺麗に着飾った上品そうなご婦人たちのグループ、ご夫婦連れも多く、私もお気に入りの新しいブラウスで上品にきどって参加、のつもり(^^ゞ お隣の席の年配のご婦人に「お1人ですか?」と聞かれてしまい、曖昧にほほ笑み頷きながら、それ以上聴いてこないで、と思っちゃった(^^; (1人で来るのは珍しいのかな?)

会場で売っている薄~い小さいパンフレットが数千円もして、タカ~💦と思いました。

95年の震災後に、神戸港のハーバーランドに移転した、松方ホール。会場から港を眺めることが出来る外のロビーにも出られて、6月の風に吹かれながら神戸港を見晴らし、上品なコンサートとともに気持ちが良かったです。

跳ね橋の見える光景

夜には跳ね橋がライトアップ

赤煉瓦倉庫

帰り道

布施さんは、去年10月の公演が振替になり、2月11日に神戸国際会館でコンサートが開催されるそうです。神戸新聞に宣伝が載っていました。もう来週ですね。

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6 コメント

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Unknown (コナラブ)
2021-02-05 08:38:55
女性版ジュリーは、安室奈美恵さんですね。惜しまれながら引退されてしまいましたが。MCはほとんど挟まれなかったとか。チケットの値打ちがちがうと思います。
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Unknown (sao)
2021-02-05 16:18:08
>コナラブさん、こんにちは。
安室奈美恵さんがMCを全く挟まれなかったことは、私も前に知りましたが
ファンとしては、ちょっとくらいは、MCを入れて頂けると嬉しいもんですけどね(^^ゞ
お辞めになって暇じゃないのかしら?戻ってこられたらいいのに。。
な~んて、外野は自分勝手なことを考えたりします。
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Unknown (ぺこりん)
2021-02-05 21:39:59
Saoさん、こんばんは🌙✨ 布施明さんの曲では、[愛の終わりに]が好きでした。🎶部屋を~出~るのは、少しーまってね。と
歌うのも好きで手を上下さして気持ちよく歌える曲なんです。
カンツォーネが確かお得意でしたかね。ヒット曲、満載でしたね。
昔、都会のどこだかで、布施さんと、なべおさみさんが、写真撮影してて、サインもらったんだけど、何故か、なべおさみさんのしか残ってなくて…。 何かの本に、布施明さんが、歩いていて、
後ろからダダダダ🏃と団体が布施さんを追い抜き、前にいた
沢田研二さんの元へ走り去ったと。笑。 目に見える様です。🤗
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Unknown (みあ)
2021-02-05 21:58:18
布施明さん
Saoさん、こんばんは。
布施さん、大人のムード漂う素敵なステージなんだろうな〜、と思います。私の母(80代)は2,3度布施さんのコンサートに行ったらしく、また行きたいみたいですが、今度いつ行けるか...。ずいぶんまえですが三谷幸喜さんの舞台をテレビでみて、キャストの一人だった布施さんの歌声があまりにずば抜けて素晴らしすぎて驚嘆したことがあります。マイク不要だと思いました😆
ジュリー様のナマ歌も..聴きたいですね!待ち遠しいです!
そのときまで、ジュリー様の新年のメッセージを忘れずに、色々注意を払いながら日々過ごして参ります😤
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Unknown (sao)
2021-02-05 22:40:31

>ぺこりんさん、今晩は✨
布施さんの「愛の終わりに」・・すいません、知りません(^^; が、布施さんと言えばカンツォーネでしたね!ジュリーがソロになった時に、布施さんのような歌手にと、ナベプロに言われたそうです。ジュリーを本格的な歌手に、という事だと思います。
布施さんがジュリーにアドバイスしたとか、読みました。その記事をアップしようと思っていたのに、どっかにやってしまいましたわ〜(^^;
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Unknown (sao)
2021-02-05 22:43:17
>みあさん、今晩は✨ ジュリーさまのナマの歌声は、焦らずにお待ちしましょうね!
布施さんのコンサートはジュリーの疾走感のある熱いステージや、熱気の溢れる客席とは全然違う、落ち着いた大人のムードのコンサートでした。立ち上がることも無く、座席でゆっくり聴きました。
>『三谷幸喜さんの舞台をテレビでみて、キャストの布施さんの歌声が・・素晴らしすぎて驚嘆したことがあります』
お蔭様で思い出しました、すっかり忘却していましたが、2003年に三谷幸喜さんのオケピ!で布施さんを見ました。感想は、布施さんの歌声よりも大阪フェスは舞台をやるにはデカすぎる(-_-;)・・でした。
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