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かじか倶楽部に宿泊し、そこから徒歩1時間ほどで、荒船山に登る線ヶ滝登山口に出ます。宿のご主人に登山口まで車で送っていただけたので、8時10分に登山口に出ました。そのおかげで、三ツ瀬12時58分通過のバスに乗ることができました。その次のバスは15時40分頃なので、大変助かりました。
写真は登山口にある線ヶ滝です。写真よりはるかに実物のほうが神秘的で、美しい滝です。今まで沢山の滝を見ていますが、かなり上位の部類に入ります。説明によると
「線ヶ滝は、南牧川の支流、星尾川の流れをきってほぼ東西に走る断層に沿って形成された断崖にかかる落差40mの滝です。
滝をつくる岸壁やその付近の地層は、秩父層群の代表的な岩石の一種であるチャートからなっています。滝をつくる断崖のはじまりは、断層に沿って下刻が進み、下流側が深められていったと考えられます。なぜなら、下流側は断層に沿って峡谷をつくっているからです。おそらく、断崖を落下する初期の滝は、線上でなく幕状であったと推定され、線状になった原因は次の考えられます。
洪水や水量の多いときに河床の礫が動かされて滝を落下し、落下中に断崖の出っ張った部分を砕きとります。これを繰り返していき、あたかも雨樋を立てたかのような直線状の溝が形成され、現在のような黒灰色の岸壁を白い一条の直線を描いて落下する優美な滝を作り上げました。」と、なっています。