

線ヶ滝登山口から星尾峠に出、経塚山に出るつもりだったのですが、宿のご主人からその道はまだ荒れているとのことで、威怒牟畿不動経由の道を歩きました。写真は岸壁の溝の部分にお堂があります。ほぼ全壊状態ですね。面白い名称のお不動さんですね。どんな由来があるのでしょうかね。説明によると
「この堂は寛延3庚午年(1750)吉祥寺27世光海阿闍梨が建て、滝にうたれ斎戒沐浴して不動明王に仕えた、明王は釈迦牟尼如来の使者として現世に現れる。左手の羂索は仏法守護と衆生済度し右手の剣は知恵を与える。大正初期までは近郊の参詣者多く、行者大沢一心は有名。この地を訪ね祈れば諸願成就する。本尊は吉祥寺に安置され4月28日は縁日で賑わう」となっていました。残念ながら名前の由来はありませんでした。
線ヶ滝から不動までは徒歩50分ほどです。