

まず、旧中道往還の説明によると、この道は古代から開かれていたといわれ、甲斐と駿府を結ぶ三つ街道のうち、若彦路、富士川街道の間を通る道であることから「中道」と呼ばれるようになったと「甲斐国志」に書かれている。
弥生~古墳時代にかけて、甲府盆地の曽根丘陵周辺に有力な集団が存在がしられており、この道は文化の交流に寄与したと考えられる。中略、江戸時代には、駿府から塩や海産物の輸送路とし伝馬制がしかれ、産業の道として盛んに利用された。
この旧中道往還沿いにある諏訪神社には大きな杉が2本ありました。説明によると
「この大杉は、諏訪神社境内の社殿の南東の位置にあり、境内南端にある国指定天然記念物「精進の大杉」と共に、この諏訪神社の神木である。
根元の周囲10m、目通り幹囲6.87m、樹高38m、枝張りは、東9.5m、西7.5m、南7.8m、北8.7mと計測される。」と、なっていました。1枚目の写真が国指定天然記念物です。