今後、自動車の機能の簡素化が進んでもアクセルとブレーキだけは別であるべきだ。もしたった1つのレバーがアクセルとブレーキの機能を併せ持てば事故は激増するだろう。ブレーキは最も重要な機能であり必ず独立していなければならない。
日本の原子力政策が失敗したのはブレーキを軽視したからだ。アクセル役の経済産業省に原子力安全・保安院を置けばブレーキが効かなくなる。
企業の営業担当者は「ルールなんかを守っていたら仕事にならない」と考え勝ちだ。現場任せにしていれば様々な偽装や賄賂が横行する。強い管理部門が必要とされる所以だ。管理部門が組織の良心であらねばならない。
中国では深刻な大気汚染が進んでいる。これは一党独裁制が招いた社会矛盾だ。共産党は立法・行政・司法の上に位置づけられているから党の暴走には歯止めが効かない。これではピストバイクどころかブレーキの壊れたダンプカーのようなものだ。
環境破壊が起こるのは資本主義の宿命だと考えられていた時代があった。企業も個人も営利を追及するから公益が犠牲にされるという理屈だ。しかし国や国民がブレーキ役を勤めれば環境破壊は阻止できる。
恐ろしいのは国が率先して環境を破壊するケースだ。中国の場合、国が環境を破壊する政策を推進している。国も党も国民の幸福を見ずに権力を志向している。国の長期的な繁栄ではなく現在の権力の維持を目論んでいる。健全な批判勢力が無ければ国も党も腐敗する。
日本の原子力政策が失敗したのはブレーキを軽視したからだ。アクセル役の経済産業省に原子力安全・保安院を置けばブレーキが効かなくなる。
企業の営業担当者は「ルールなんかを守っていたら仕事にならない」と考え勝ちだ。現場任せにしていれば様々な偽装や賄賂が横行する。強い管理部門が必要とされる所以だ。管理部門が組織の良心であらねばならない。
中国では深刻な大気汚染が進んでいる。これは一党独裁制が招いた社会矛盾だ。共産党は立法・行政・司法の上に位置づけられているから党の暴走には歯止めが効かない。これではピストバイクどころかブレーキの壊れたダンプカーのようなものだ。
環境破壊が起こるのは資本主義の宿命だと考えられていた時代があった。企業も個人も営利を追及するから公益が犠牲にされるという理屈だ。しかし国や国民がブレーキ役を勤めれば環境破壊は阻止できる。
恐ろしいのは国が率先して環境を破壊するケースだ。中国の場合、国が環境を破壊する政策を推進している。国も党も国民の幸福を見ずに権力を志向している。国の長期的な繁栄ではなく現在の権力の維持を目論んでいる。健全な批判勢力が無ければ国も党も腐敗する。