選手一人で八百長を演出するのは難しいが審判はたった一人でも八百長試合を演出できる。
判定が問題になった国際スポーツ大会が続いた。フィギュアスケートの世界選手権と野球のWBCだ。
昔からよく揉めたフィギュアスケートの採点はかなりガラス張りになっているので私は余り不満を感じないが、WBCの主審の判定には少なからず疑問を感じる。特に昨日(18日)の日本対プエルトリコ戦の主審は酷かった。判定基準がバラバラだったように思う。
前田健太投手の決め球は外角低め一杯に落ちるスライダーだろう。これがストライクと判定されるかボールと判定されるかは大違いだ。昨日の主審の判定は甘かったり辛かったりして一貫性が無かった。そのため最後までストライクゾーンが確定せず前田投手にとっては満足できる投球ができなかった。
ゲームの判定ではないが、レスリングが中核競技から外された経緯も不透明だ。国際性・人気など39項目の評価基準に基くと言うがその内容は公表されていない。総合的判断というタテマエで恣意的判断が横行するなら困ったことだ。
選手はルールに従ってプレイする。ルールの中でベストを尽くす。ファンもルールに基いてゲームを楽しんでいるのであって、審判がルールを破ればゲームはぶち壊しになる。審判がゲームの生殺与奪権を握っているのだから、選手のランキングと同様に審判のランキングもあって良かろう。判定する者に対する評価があって然るべきだろう。審判の育成は選手の育成と同じぐらい重要だ。下手な審判や悪い審判は選手もゲームも駄目にする。
判定が問題になった国際スポーツ大会が続いた。フィギュアスケートの世界選手権と野球のWBCだ。
昔からよく揉めたフィギュアスケートの採点はかなりガラス張りになっているので私は余り不満を感じないが、WBCの主審の判定には少なからず疑問を感じる。特に昨日(18日)の日本対プエルトリコ戦の主審は酷かった。判定基準がバラバラだったように思う。
前田健太投手の決め球は外角低め一杯に落ちるスライダーだろう。これがストライクと判定されるかボールと判定されるかは大違いだ。昨日の主審の判定は甘かったり辛かったりして一貫性が無かった。そのため最後までストライクゾーンが確定せず前田投手にとっては満足できる投球ができなかった。
ゲームの判定ではないが、レスリングが中核競技から外された経緯も不透明だ。国際性・人気など39項目の評価基準に基くと言うがその内容は公表されていない。総合的判断というタテマエで恣意的判断が横行するなら困ったことだ。
選手はルールに従ってプレイする。ルールの中でベストを尽くす。ファンもルールに基いてゲームを楽しんでいるのであって、審判がルールを破ればゲームはぶち壊しになる。審判がゲームの生殺与奪権を握っているのだから、選手のランキングと同様に審判のランキングもあって良かろう。判定する者に対する評価があって然るべきだろう。審判の育成は選手の育成と同じぐらい重要だ。下手な審判や悪い審判は選手もゲームも駄目にする。