日本の技術者が退職後に中国や韓国に渡るケースが後を絶たない。これが日本からの技術流出になっていることは確実だ。しかし彼らに愛国心が無い訳ではない。むしろ日本の社会制度の犠牲者だ。
技術者の価値は何か、当たり前の話だが技術力だ。ところが国内ではその技術力を生かせない。日本の企業が同業他社の退職した技術者を雇うことを紳士協定として禁じているからだ。これは引き抜き合戦を防ぐために有効であり、先端技術の担当者を過剰に優遇せずに済むというメリットもある。しかしこれは国内でしか通用しないマナーであって国際的に通用するルールではない。だから外国企業が退職者を雇って数年あるいは数か月で使い捨てにする。技術者こそ被害者だ。
日本のルールは妙に高齢者に厳しい。アメリカでは認められていない定年制は問題にさえされず高齢者差別が横行している。定年後の移籍の自由さえ無いのなら老人に自由は無い。
労働力確保のための外国人実習生も奇妙な制度だ。言葉も文化も違う外国人を雇うよりもずっと良い労働者が眠っているのに軽視されている。定年後の元気な老人こそ優良な労働力だ。これを活用すれば外国人に頼る必要は無い。
老人は外国人実習生よりも多くの面で優れている。日本語が通じる、経験が豊富、経歴が明確等々、優越性は無数にある。流石に跳んだり跳ねたりすることは苦手だろうが通常の作業であれば決して見劣りしない。
私自身は働かない老人だ。働かないのは能力が余りにも低く評価されているからだ。学生アルバイト以下の待遇で働こうとは思わない。正当に評価されるなら少しぐらいなら働くだろう。
今働いている老人の多くは現役時代に充分に稼げなかった人だ。そんな落ちこぼれの人ではなく悠悠自適の人こそ人材だ。こんな人を活用できれば輸入労働者に頼る必要など無い。
技術者の価値は何か、当たり前の話だが技術力だ。ところが国内ではその技術力を生かせない。日本の企業が同業他社の退職した技術者を雇うことを紳士協定として禁じているからだ。これは引き抜き合戦を防ぐために有効であり、先端技術の担当者を過剰に優遇せずに済むというメリットもある。しかしこれは国内でしか通用しないマナーであって国際的に通用するルールではない。だから外国企業が退職者を雇って数年あるいは数か月で使い捨てにする。技術者こそ被害者だ。
日本のルールは妙に高齢者に厳しい。アメリカでは認められていない定年制は問題にさえされず高齢者差別が横行している。定年後の移籍の自由さえ無いのなら老人に自由は無い。
労働力確保のための外国人実習生も奇妙な制度だ。言葉も文化も違う外国人を雇うよりもずっと良い労働者が眠っているのに軽視されている。定年後の元気な老人こそ優良な労働力だ。これを活用すれば外国人に頼る必要は無い。
老人は外国人実習生よりも多くの面で優れている。日本語が通じる、経験が豊富、経歴が明確等々、優越性は無数にある。流石に跳んだり跳ねたりすることは苦手だろうが通常の作業であれば決して見劣りしない。
私自身は働かない老人だ。働かないのは能力が余りにも低く評価されているからだ。学生アルバイト以下の待遇で働こうとは思わない。正当に評価されるなら少しぐらいなら働くだろう。
今働いている老人の多くは現役時代に充分に稼げなかった人だ。そんな落ちこぼれの人ではなく悠悠自適の人こそ人材だ。こんな人を活用できれば輸入労働者に頼る必要など無い。