27日に袴田元死刑囚の再審が決まった。事実上の無罪判決だ。今回の判決で最も注目すべきなのは「証拠を捏造」と認定したことだ。この事件だけではなくこれまでの総ての冤罪事件で捏造が行われている。
ではなぜ検察・警察は捏造をしてまで犯人にしようとするのだろうか。裁判の目的が事実の解明ではなく勝ち負けだからだ。検察側も弁護側も正義ではなく勝つことだけを目標にする。勝つためなら手段を選ばない。だから捏造してでも勝とうとする。
従軍慰安婦の強制連行をでっち上げた朝日新聞がいつまで経っても誤りを認めないのは、認めたら負けになるからだ。すぐに嘘であったことを認めずに誤魔化していたから後に引けなくなってしまった。ボヤのうちに消さなかったために全焼するようなものだ。負けないためには嘘に嘘を重ねざるを得ない。醜態であり全くの恥晒しだ。
アメリカには今でも進化論を否定する人がいる。彼らは神による創造を信じている。彼ら自身、論理的に破綻していることに気付いていても負けを認めない。これまでの経緯を否定されたくないからだ。
地震予測ができると主張する似非科学者がいる。一旦可能と言ってしまったから撤回できないのだ。だから無駄な研究をしてはデタラメな発表を繰り返す。やめたら負けを認めることになるのでやめられない。これは税金の無駄遣いであるだけではなく科学に対する冒涜であり詐欺に等しい。
日銀の白川前総裁も自分の舵取りミスに気付いていただろう。しかしそれを認めたくなかった。もしかしたら好転するかも知れないと期待して誤った戦略を改めずに傷を広げた。
科学であれ歴史であれ裁判であれ経済であれ、大切なのは勝敗ではなく真偽だ。メンツに拘っていれば恥の上塗りをせねばならない。誤ったと気付いた時点で謝っていれば済んでいたのに依怙地になることによって泥沼に嵌る。かつてソクラテスは「議論で負けたほうが誤りに気付いて賢くなれる」と言い切ったが、そんな賢者は余りにも少ないようだ。負けを認める潔さこそ望ましい。
ではなぜ検察・警察は捏造をしてまで犯人にしようとするのだろうか。裁判の目的が事実の解明ではなく勝ち負けだからだ。検察側も弁護側も正義ではなく勝つことだけを目標にする。勝つためなら手段を選ばない。だから捏造してでも勝とうとする。
従軍慰安婦の強制連行をでっち上げた朝日新聞がいつまで経っても誤りを認めないのは、認めたら負けになるからだ。すぐに嘘であったことを認めずに誤魔化していたから後に引けなくなってしまった。ボヤのうちに消さなかったために全焼するようなものだ。負けないためには嘘に嘘を重ねざるを得ない。醜態であり全くの恥晒しだ。
アメリカには今でも進化論を否定する人がいる。彼らは神による創造を信じている。彼ら自身、論理的に破綻していることに気付いていても負けを認めない。これまでの経緯を否定されたくないからだ。
地震予測ができると主張する似非科学者がいる。一旦可能と言ってしまったから撤回できないのだ。だから無駄な研究をしてはデタラメな発表を繰り返す。やめたら負けを認めることになるのでやめられない。これは税金の無駄遣いであるだけではなく科学に対する冒涜であり詐欺に等しい。
日銀の白川前総裁も自分の舵取りミスに気付いていただろう。しかしそれを認めたくなかった。もしかしたら好転するかも知れないと期待して誤った戦略を改めずに傷を広げた。
科学であれ歴史であれ裁判であれ経済であれ、大切なのは勝敗ではなく真偽だ。メンツに拘っていれば恥の上塗りをせねばならない。誤ったと気付いた時点で謝っていれば済んでいたのに依怙地になることによって泥沼に嵌る。かつてソクラテスは「議論で負けたほうが誤りに気付いて賢くなれる」と言い切ったが、そんな賢者は余りにも少ないようだ。負けを認める潔さこそ望ましい。