男女の運動能力で最も差が大きいのは投擲力ではないかと思う。大半の女性は肩と肘と足腰そして手首を連動させて上手く投げることができない。ソフトボールの日本代表級の選手でさえスローイングはぎこちなく、草野球の男性のほうがずっと上手く投げる。子供の頃、スローイングが下手な者を「女投げ」と馬鹿にしたものだ。
この男女差は多分、異なる役割を担う中で違う方向に進化したからだろう。狩りにおいて投擲ほど有利な戦法は無い。安全な場所に身を置いたまま一方的に攻撃できるからだ。初期の人類は石を投げ、その後、槍を投げることを学習したのだろう。この時代はかなり長く続いたと思われる。だからこそ男女の投擲力にこれほどの差が生まれたのだろう。
チンパンジーやゴリラでさえ上手く投げることはできないようだ。むしろイルカのほうが器用にキャッチボールをする。
手裏剣は日本独自の武器だろう。忍者が外国人に人気があるのも手裏剣という摩訶不思議な武器を使うからではないだろうか。外国ではせいぜいナイフ投げだ。映画の「荒野の七人」にはジェームズ・コバーン扮するナイフ投げの名人が登場するが、実際にナイフ投げが使われることは殆んど無く所詮サーカスの出し物に留まる。動物相手ならともかく、人間相手でのナイフ投げには大きな弱点がある。武器を手放すからそれで致命傷にできなければ相手に武器を渡すことになってしまう。こんな欠点があるから投擲は弓に取って代わられた。弓は威力も射程距離も投擲を遥かに上回るから世界中で様々な改良が加えられた。
自分は安全な位置にいて相手を攻撃することはどの時代においても最も有利な戦法なので、弓から鉄砲を経て大砲へと進歩した。ペリーの黒船が江戸の住民を恐怖に陥れたのは、沖から大砲で攻撃できたからだ。日本の大砲では届かない位置から一方的に攻撃するのだから幕府の武器では戦いようが無かった。現代を代表する飛び道具は無人攻撃機プレデターとミサイルであり、相変わらず最強の兵器であり続けている。
この男女差は多分、異なる役割を担う中で違う方向に進化したからだろう。狩りにおいて投擲ほど有利な戦法は無い。安全な場所に身を置いたまま一方的に攻撃できるからだ。初期の人類は石を投げ、その後、槍を投げることを学習したのだろう。この時代はかなり長く続いたと思われる。だからこそ男女の投擲力にこれほどの差が生まれたのだろう。
チンパンジーやゴリラでさえ上手く投げることはできないようだ。むしろイルカのほうが器用にキャッチボールをする。
手裏剣は日本独自の武器だろう。忍者が外国人に人気があるのも手裏剣という摩訶不思議な武器を使うからではないだろうか。外国ではせいぜいナイフ投げだ。映画の「荒野の七人」にはジェームズ・コバーン扮するナイフ投げの名人が登場するが、実際にナイフ投げが使われることは殆んど無く所詮サーカスの出し物に留まる。動物相手ならともかく、人間相手でのナイフ投げには大きな弱点がある。武器を手放すからそれで致命傷にできなければ相手に武器を渡すことになってしまう。こんな欠点があるから投擲は弓に取って代わられた。弓は威力も射程距離も投擲を遥かに上回るから世界中で様々な改良が加えられた。
自分は安全な位置にいて相手を攻撃することはどの時代においても最も有利な戦法なので、弓から鉄砲を経て大砲へと進歩した。ペリーの黒船が江戸の住民を恐怖に陥れたのは、沖から大砲で攻撃できたからだ。日本の大砲では届かない位置から一方的に攻撃するのだから幕府の武器では戦いようが無かった。現代を代表する飛び道具は無人攻撃機プレデターとミサイルであり、相変わらず最強の兵器であり続けている。