千葉市の石郷岡病院で入院患者が病院職員によって暴行を受ける映像がテレビで何度も放映された。極めて不愉快な映像だが私には見覚えがあった。「精神医療ダークサイド」という本でイラストを使って紹介されていた事件だったからだ。
この本によると大学生だったユウキ氏(仮名)は欝状態になり抗鬱剤を処方された。ところが突然暴力を振るったことから今度は統合失調症と診断されて抗精神病薬を処方された。しかし症状は悪化する一方だった。大学病院に転院したが電気ショック療法などによって更に悪化させられた。次に行った石郷岡病院では発達障害と診断されて入院した末この惨劇に至った。
現代の精神医療の欠陥の縮図であり絶望的な状況が現れている。診断はバラバラで全く首尾一貫せずにまるで思い付きのように適当な病名が割り当てられている。副作用の大きな薬、更には電気ショック療法まで動員されて、気の毒なことに廃人にされ、最後は病院職員による暴行が原因で昨年亡くなったとのことだ。
一旦精神病患者と診断されれば悲惨だ。人権が無くなる。病状の悪化を訴えても「キチガイの戯言」として無視されかねない。
ユウキ氏の肉親によるブログがあることを今回の報道をきっかけにして知った。「弟のこと。~その陽はまだ沈まない~」というタイトルだ。「精神医療ダークサイド」とは少なからず異なった記録であり、わざわざ「拡散希望!!」と書かれているので是非一読して頂きたい。
この事件と同列に扱うべきことではないが、「絶歌」を出版して問題になっている元少年Aこと酒鬼薔薇聖斗は中学1年生の時から精神科に通っていたらしい。精神科で治療を受けていたにも拘わらず、ではなく精神科医が誤った治療をしたからこそ悪化してあんな猟奇的な事件を起こしたのだと思う。
最近は「医者を見たら死神と思え」という漫画まであるが、精神科医は人間性を破壊するのだから死神や通り魔よりも怖い。こんな状況を招いているのは医師が薬の意味を理解していないからだ。効果を過信し副作用の怖さを余りにも軽視している。薬学の教科書には必ず「副作用の無い薬は無い」と書かれているそうだ。初心忘るべからず。
この本によると大学生だったユウキ氏(仮名)は欝状態になり抗鬱剤を処方された。ところが突然暴力を振るったことから今度は統合失調症と診断されて抗精神病薬を処方された。しかし症状は悪化する一方だった。大学病院に転院したが電気ショック療法などによって更に悪化させられた。次に行った石郷岡病院では発達障害と診断されて入院した末この惨劇に至った。
現代の精神医療の欠陥の縮図であり絶望的な状況が現れている。診断はバラバラで全く首尾一貫せずにまるで思い付きのように適当な病名が割り当てられている。副作用の大きな薬、更には電気ショック療法まで動員されて、気の毒なことに廃人にされ、最後は病院職員による暴行が原因で昨年亡くなったとのことだ。
一旦精神病患者と診断されれば悲惨だ。人権が無くなる。病状の悪化を訴えても「キチガイの戯言」として無視されかねない。
ユウキ氏の肉親によるブログがあることを今回の報道をきっかけにして知った。「弟のこと。~その陽はまだ沈まない~」というタイトルだ。「精神医療ダークサイド」とは少なからず異なった記録であり、わざわざ「拡散希望!!」と書かれているので是非一読して頂きたい。
この事件と同列に扱うべきことではないが、「絶歌」を出版して問題になっている元少年Aこと酒鬼薔薇聖斗は中学1年生の時から精神科に通っていたらしい。精神科で治療を受けていたにも拘わらず、ではなく精神科医が誤った治療をしたからこそ悪化してあんな猟奇的な事件を起こしたのだと思う。
最近は「医者を見たら死神と思え」という漫画まであるが、精神科医は人間性を破壊するのだから死神や通り魔よりも怖い。こんな状況を招いているのは医師が薬の意味を理解していないからだ。効果を過信し副作用の怖さを余りにも軽視している。薬学の教科書には必ず「副作用の無い薬は無い」と書かれているそうだ。初心忘るべからず。