決して熱心に取り組んでいる訳ではないが、知恵の遊びと小遣い稼ぎを兼ねて株取引をしている。私のやり方は典型的な逆張りだ。「人の行く裏に道あり花の山」がモットーだ。安値になれば買い、高値になれば売る。先日来の中国バブル崩壊疑惑による世界同時株安は「買い」のチャンスだった。目を付けていた数社の株を当初の思惑よりも随分安く買い付けた。
私は売りも買いも一歩遅れで良いと考えている。底値で買ったり最高値で売ったりしようとは思わない。底値よりも後で買い、最高値より後で売る。遅れる分だけ儲けは減るがそれで充分だと考える。私がこんなスタンスを採るのは長年外貨預金をしているからだと思う。為替相場に一喜一憂することなく、長期的予想に基づいて取引している。
これまでで一番失敗した株はNTTだ。初心者の頃に、そろそろ買い時と思って買ったがその後低迷して先日ようやく売り逃げをした。長い間、含み損を抱えていたが何とか損をせずに済んだ。
熱心に株取引に取り組んでいる人には怒られそうな表現だが、暴落はバーゲンセールのようなものだ。群衆心理と不安から投げ売りが出る。私はそれを拾いに行く。群衆心理は偏り易い。マスコミが煽ればすぐにそちらに傾く。加工肉が危ないと騒げばヒステリックに反応する。しかし株が面白いのは制御不可能なことだ。日本のマスコミは勿論のこと、あの人民を思いのままに操り、北京に青空を甦らせる神通力を備えた中国共産党でさえ株価だけはままならない。株価の売買においては個人の思惑が独裁権力をも凌駕する。
中国共産党は傲慢だ。世界を意のままに操ろうとする。国際秩序も国境も、更には歴史まで勝手に変えようとする。彼らでさえ操縦できないのが株価だ。私はこのことに個人の自由を感じる。従順な子羊である日本人も株取引では自らの意思を表明する。株の取引は売り手と買い手があって初めて成立する。同じ瞬間に売りたい人と買いたい人がいなければ取引は成立しない。多様性が必須だ。合意に基づいてのみ成立する株取引は非常に民主的な仕組みだ。権力主義者にとっては忌々しいシステムだろう。
私は売りも買いも一歩遅れで良いと考えている。底値で買ったり最高値で売ったりしようとは思わない。底値よりも後で買い、最高値より後で売る。遅れる分だけ儲けは減るがそれで充分だと考える。私がこんなスタンスを採るのは長年外貨預金をしているからだと思う。為替相場に一喜一憂することなく、長期的予想に基づいて取引している。
これまでで一番失敗した株はNTTだ。初心者の頃に、そろそろ買い時と思って買ったがその後低迷して先日ようやく売り逃げをした。長い間、含み損を抱えていたが何とか損をせずに済んだ。
熱心に株取引に取り組んでいる人には怒られそうな表現だが、暴落はバーゲンセールのようなものだ。群衆心理と不安から投げ売りが出る。私はそれを拾いに行く。群衆心理は偏り易い。マスコミが煽ればすぐにそちらに傾く。加工肉が危ないと騒げばヒステリックに反応する。しかし株が面白いのは制御不可能なことだ。日本のマスコミは勿論のこと、あの人民を思いのままに操り、北京に青空を甦らせる神通力を備えた中国共産党でさえ株価だけはままならない。株価の売買においては個人の思惑が独裁権力をも凌駕する。
中国共産党は傲慢だ。世界を意のままに操ろうとする。国際秩序も国境も、更には歴史まで勝手に変えようとする。彼らでさえ操縦できないのが株価だ。私はこのことに個人の自由を感じる。従順な子羊である日本人も株取引では自らの意思を表明する。株の取引は売り手と買い手があって初めて成立する。同じ瞬間に売りたい人と買いたい人がいなければ取引は成立しない。多様性が必須だ。合意に基づいてのみ成立する株取引は非常に民主的な仕組みだ。権力主義者にとっては忌々しいシステムだろう。