かつての電話交換手のように、人間から機械へと移行され得る職業が49%もあるそうだ。店員や事務員や警備員などが挙げられている。しかしそんな仕事よりも是非とも移行して欲しい仕事がある。野球の球審(アンパイア)だ。これほど主観によって周囲を振り回す仕事は無い。是非とも機械化によって正確・公正を実現して欲しい。
投手にとって最高の球はアウトロー(外角低目)のストライクゾーンを掠める球だ。最も打ちにくく打ってもヒットになりにくいコースだからだ。投手はこのコースに投げるために猛練習を積み重ねる。ところが悪い球審に出会うととんでもない悲劇になってしまう。
先日のプレミア12の準決勝の韓国戦、則本投手も松井投手も制球に苦しみ逆転負けを喫した。私はテレビを見ていて大いに不満だった。アメリカ人の球審に憎悪に近い感情を覚えた。絶妙なアウトローの球を悉くボールと判定していたからだ。決め球をボールと判定されたら甘い球を投げざるを得なくなる。
これが野球という競技の最大の欠点だ。投手にとって最高の球が審判の主観によって無価値あるいはマイナス価値にされてしまう。他の種目であれば「チャレンジ」という仕組みがあって映像によって確認できる。多分この仕組みを世界で最初に採り入れたのは日本の大相撲のビデオ判定だろう。野球でもフェアかファールかなら画像で確認できる。しかし悲しいかな、アウトローの絶妙な球がストライクだったかどうかは画像で再確認しても分からない。
審判の質的向上に期待するしか無いと諦めていたら、やはり同じことを考える人はいるもので、アメリカの独立リーグでテクノロジーを使った判定が今年から実験的に導入されたそうだ。これは3台のカメラを使って軌道を推定するという仕組みであり必ずしも正確ではなかろうが、今後ホームベースから電磁波などを発信して測定すれば正確な判定が可能になる。
プロ野球の人気が低迷している。しかし今尚高校野球の人気は健在だ。日本人はやはり野球が好きだ。機械化によって判定が正確になれば1球ごとにストレスが溜まるということも無くなる。
投手にとって最高の球はアウトロー(外角低目)のストライクゾーンを掠める球だ。最も打ちにくく打ってもヒットになりにくいコースだからだ。投手はこのコースに投げるために猛練習を積み重ねる。ところが悪い球審に出会うととんでもない悲劇になってしまう。
先日のプレミア12の準決勝の韓国戦、則本投手も松井投手も制球に苦しみ逆転負けを喫した。私はテレビを見ていて大いに不満だった。アメリカ人の球審に憎悪に近い感情を覚えた。絶妙なアウトローの球を悉くボールと判定していたからだ。決め球をボールと判定されたら甘い球を投げざるを得なくなる。
これが野球という競技の最大の欠点だ。投手にとって最高の球が審判の主観によって無価値あるいはマイナス価値にされてしまう。他の種目であれば「チャレンジ」という仕組みがあって映像によって確認できる。多分この仕組みを世界で最初に採り入れたのは日本の大相撲のビデオ判定だろう。野球でもフェアかファールかなら画像で確認できる。しかし悲しいかな、アウトローの絶妙な球がストライクだったかどうかは画像で再確認しても分からない。
審判の質的向上に期待するしか無いと諦めていたら、やはり同じことを考える人はいるもので、アメリカの独立リーグでテクノロジーを使った判定が今年から実験的に導入されたそうだ。これは3台のカメラを使って軌道を推定するという仕組みであり必ずしも正確ではなかろうが、今後ホームベースから電磁波などを発信して測定すれば正確な判定が可能になる。
プロ野球の人気が低迷している。しかし今尚高校野球の人気は健在だ。日本人はやはり野球が好きだ。機械化によって判定が正確になれば1球ごとにストレスが溜まるということも無くなる。