COVID-19に明けた2021年である。
家人と過ごした3が日を過ぎたら、早々に山籠もりへ
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好きな時に好きなものを食す…COVID-19感染者が記録的に2000人超えを他所眼に
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と、ばかりで過ごす訳にも往かず 懸案に取り組んだ
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我が山荘の雑然とした玄関の生活空間改善の為に、傘立て兼用靴箱制作に取り組んだ
ホームセンターコメリで、200mm×2000mm×30mmの杉板980円を5枚、杉板合板1080円を1枚、レール用金物2本と滑車4個を購入
高さ90cm×奥行40cm×横幅130cmの靴箱を作ろうと
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ここまで作って一段落 下馬評は靴棚だね・・だって
と、ここで珍客来訪・・・
体長40cmの白黒の柴犬くんか゛、夕食の買い出し帰りの僕に纏わりついて来るのである。
首輪をしているし人なっこいし誰ぞや散歩の途上だろうと、一撫ですると離れない。
迫る夕刻と降雪に 「 ほらお帰り!! 」と追い立てるも帰るどころか、玄関先に雪を避けるように張り付いているではないか。
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困ったな~ 正直!!
氷点下降雪の夜に無理やり追い立てる訳にもイカズ、家人の反対を退け一宿一飯の提供を決めた
段ボール箱に合板と湿気除けのビニールシートと使い古しの毛布を敷くと、チャッカリ一宿の態である
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我が家にドックフードがある筈もなく、牛乳で豚肉を煮て冷凍煮大豆を加えたものを提供
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旨そうに食したら姿を消した・・・・やれやれ現金な・・・とホッとするやら、拍子抜けするやら
とりあえず落着かと思いきや、10分も経つと段ボール寝床に居るではないか??…どうやら食後の用足しだったらしく、なかなかの躾られた犬くんらしい
夜中に薪取りに出ると、其の度毎に起き出し鼻を鳴らすのである。 情が移らない訳はない
翌朝、牛乳を提供後、散歩を兼ねて飼い主探しで村内を巡った。 引綱無しで素直に離れず附いてくるのである。
姿が見えなくなると急いで駆け寄ってくるし、【 ボチ 行くぞ ! 】 【 こっちだゾ ! 】の呼びかけにポチでもないのにキチンと反応するのである。
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村内を1時間位、訪ね歩いても飼い主の見当もつかない。
いよいよ困ったと思いながら我が家へ帰ると、迎えの飼い主が現れていた。
訪ね歩いた村人の人づてに伝わったらしく、飼い主が判明したらしい。
充分に可愛がられていた様子なのだが、飼い主に呼ばれても サクラ (この時に判明したのだが) は喜ぶ様子もなく、逆に僕に纏わりつく様子に申し訳ないやら、嬉しいやら・・・・
迷い犬サクラの顛末で 松の内も開けた2021年の正月であった。