

我が負債 1.5℃超え 孫子宛
何んにもやらず 何んにも成せず
筆者、当年75歳
所謂、団塊最終世代である。
後期高齢保険月額保険料のバカ高さに怒りつつ、医者通いが極端に増えて白内障手術を直近にし、矛盾だらけを自覚している老人だ。
大学受験に失敗したのも、団塊ならではの競争率の高さや東大入試中止のあおりのせいにして、新宿騒乱や沖縄返還闘争に便乗した投石でうっぷんを晴らした。 なんとか潜り込んだ会社じゃ労働争議や成田空港反対に首は突っ込んだものの、究極の反体制行動からは身をかわし安穏な日常を選んでしまった。
斯様にして定年まで勤め上げ、年金で暮らしながらも、相も変わらず反権力の二十歳のままでいる。
矛盾のままで、矛盾を抱えたままで生きてきた今、何にもやらず 何にも成せず と嘯きながら/免罪符を得ようとしている。
しかし厳然として、大きな負債が後ろの世代に残るのはもう確実なのだ。
若者たちよ次世代の人々よ ! ! 怒れ 怒ってくれ ! 老人たちを殴っても良いから !
1月10日にWMOが、世界の平均気温の上昇が、産業革命以前と比較して1.5℃を超えたと発表した。
2015年のパリ協定で発効した、この1.5℃以下にするという目標の為に、2030年までに達成すべきCO2削減目標を待たずに、その前の前提目標を突破してしまったのだ。
何故、1.5℃なのかは、この値がTipping Pointだからである。ここを超えたら明らかに、劇的に環境変化の、気候の変化の度合いが大きく変わるポイントなのである。
2024年はテッピングポイントだったのである。
2030年までを目標としていたCO2削減が、如何に遅きに失した目標設定だったというべきだろう。1.5℃が先に来てしまった!!
ニュースにならない?????
茹でガエルは、死ぬまで判らない! !



