林檎園での草刈り作業が本格的になってきた。
肝心の林檎は今年は大不作になりそうだ!!
暖冬で開花が早まったところに、一時的な寒波による降霜で花芽が氷枯してしまった。
特に僕の一番好みのスリムレッドと昨今一番人気の群馬名月が全滅の態である。
林檎に限らず、サクランボも同様に甚大な被害を被っている。最大産地の山形でも同様らしい。
いよいよ、地球温暖化、気候変動の影響が顕在化したといって良いのだろう。
そうは言っても、果樹の世話は手抜きできない。今年の収穫が期待できないとしても、永年作物の果樹である。
来年再来年の為に、力を溜めてもらわねばならない。赤字を承知で手間を惜しめない。
草刈りして害虫防除や風通し、日照を確保する。そのような人々の営みの跡を見た。
これは、土の雑菌により病んでしまった樹木を蘇るべく外科手術し成功している例である。
樹木の途中が病んだから、下から出た枝を使ってバイパスとしたものだ。
今は引退した職人技である。
草刈り作業の途中で見つけた感動ものである。
一服