最終日は帰路である。
昨日夜からの台風予報で、半日くらいのホテル滞留を覚悟していた。
早朝、新潟再上陸の報で、やっぱり午前中の出発は諦めてと遅めの朝食でゆっくりとした朝を過ごした。
思ったより穏やかな風雨で、10時過ぎにはホテルを出発した。
途上、ルート変更や道路封鎖で車中泊も考慮して、飲料、食料、嗜好品と保冷庫用氷をコンビニで購入して、330kmの行程に出発した。
ナビ設定で早速、道路規制の為のルート変更指示である。
予定は山形~米沢~喜多方~奥只見~魚沼~湯沢~みなかみであったが、山形~米沢~会津~鬼怒川~日光~金精峠~沼田~みなかみの迂回ルートである。 これでは80km超過のルートで時間も3時間超増加予想である。
別ルート検索で、山形~上山温泉~長井~小国~村上~新潟~往路を辿るルートで、当初計画走行距離数と15km程度の増加として決した。
小国から先は、往路と同じ道を走るのも芸がないと???
家人の提案で、新潟県民のソフルフードのバスセンターカレーを食すのに、反対するわけもない筆者であった。
ナビ地図の古さで途上少し迷ったが、萬代橋近くのバスセンター13時に無事到着だ。
家人によると、テレビ番組ケンミンショーで放映されて、新潟出身の芸能人こぞっての推奨らしい。 バス発着の待合、案内所のすぐ近くの立ち食い蕎麦屋のカレーである。
バス待ち客より、遠方からわざわざ食しに来訪した風の客が多いくらいである。
口にしたとたんに感じるピリリとした辛味は直ぐにサッパリスープに消えて、見た目はドロドロ厚ぼったいのだが意外にサラサラで喉越しの良いカレースープであった。 多めのボリューム感もこのサラサラ喉越しで、苦も無く完食出来た。 所謂、懐かしい給食カレーである。
20時過ぎの到着予想に、急遽1区間の高速道路利用に変更、湯沢IC~谷川ICの関越トンネルを通過して、谷川PAで東北道路地図をgetして18時半には帰着した。
旅行から帰還したとたんに、季節が変わった。
旅の期間中は東北日本海特有のフェーン現象で、連日の35℃越えの猛暑に居た。
群馬みなかみは晩秋の気温になっていた。急ぎ薪ストーブの煙突掃除をやって火を入れた。
この急激な気温変化に、2日間の下痢と微熱に襲われた。 老いたか・????
コロナ禍で久しぶりの旅は、思ったより順調に進んだし、経費は5泊6日で一人当たりにすると4.3万で格安と云える。
知識の不足や誤りに気づき、経験は実感に裏打ちされた深い知識に高められる、旅とはそんなものだと再確認した旅だった・・・・
今後は高齢化も考慮してテント泊と車中泊のフレキシブルな旅装備も必要かとも・・? ?