完全退職後丸一年経た今、体調の衰え不調が一度に噴出している。
65才まで曲がりなりにもフルタイムでサラリーマン生活リズムを送ってきた日常が、突然途切れたのだから変調が現れるのも頷けるというものである。
まず、眼病 左目の網膜剥離の罹患、そしてその治療過程で判明した右目の緑内障である。
網膜剥離は30代後半に一度罹患したことが有り、持病としての心構えが有ったものの、緑内障は想定外であった。 網膜から通じる視神経が圧迫されて機能を失する病気だそうである。完治の治療法は無く進行すれば失明に繋がる疾病である。進行を遅延させる効果がある眼圧低下の対症療法だけである。
房水の循環
眼圧をどれだけ下げるかの経過観察中である。
次が、人間ドックで判明した大腸異常である。便潜血の検査陽性で判明した。これは消化器内科の詳細検査待ちである。
そして、65年間経験した事の無い胃痛である。突然の胃痛の原因は、胃炎との診断で消炎剤の処方で収まったものの、65年始めての経験では
もう一つ、膝痛の悪化である。 変形性膝関節症が加齢進行したのであることは、素人目にも明白である。
山歩きやスキーではサポーター補助で何とか誤魔化しているのだが・・・
このまま進行すると、山もスキーも不可能になるのは時間の問題である。
加齢を理由に特段の治療もアドバイスも無い整形外科とは違い、スポーツリハビリプログラムを駆使した理学療法士によるトレーニングを開始した。
・・・何も年金生活になった途端に、一度に襤褸を出さなくても・・・
此れでは、高齢者医療費高騰が叫ばれる折り冷やかな目が注がれるのは当たり前と云わざるを得ない。併せて家計への圧迫は相当なものである。
一年前の退職時に頂いた先輩からの叱咤と忠告を、今また噛みしめようと思う。
野放図な自由が有ると思うな!
年齢、資金を含めた身の丈を考えよ!
客観的な取捨選択と、選別を!