冬籠り、COVID-19籠りでの工作の楽しみも、材料費の捻出には苦慮する。
DIYの主要な目的にはコストパフォーマンスがある。
今回のW130cm×D40cm×H90cmの靴箱の材料費は、200mm×2000mm×30mmの杉板980円を5枚、杉板合板1080円を1枚、レール用金物2本と滑車4個、4m×2.5cm×20cmの杉荒材1380円を1本、穴あき合板980円を1枚、木部用速乾ニス、ウレタンニス薄め液各一本 で合計10420円である。 接着剤や釘等は手持ちで間に合わすとして、出来栄えを間引くと約1/3のコストでの完成を得た。
本体は3日前に完成して、残工程で前引き違い戸の制作に取り組んだ。
レールは本体制作時に取り付けてあるから、実質引違戸2枚の制作である。
荒材から85cm× 8cm× 2.5cmを4本、70cm× 8cm× 2.5cmを4本切り出し、引き戸2枚分の枠材にする。要するに額縁制作の要領である。
建具や家具の制作には1mm以下の誤差、精度が必要である。大工のそれは1cm以下の精度で誤差はカバー出来るのだが、建具家具ではこの誤差は命取りである。
同じ長さの材木を切り出すのにテーブルソウーは無くてはならない。
ミリ単位の厚さ調整にはカンナが必須だ。
1枚 仮組み立てして本体サイズとの調整、下部に滑車を取り付けて、ウレタンニスで塗装
1日乾燥させた後、小木ネジと接着剤で完成である。