【G20の影響はこんなところまで】
この朝、腹が水でタップタプ※の状態でホテルを出たら、荷物を預けるため富山駅のコインロッカーへ向かう。
(※タプタプの理由は過去ログ参照)
ところがどこを探しても見つからず「こんな大きな駅でコインロッカーがないワケないじゃん」と喚きそうになったが、駅内にコンシェルジュ的なところがあったので場所を尋ねてみたのよ。
「あるにはあるのですが・・・」
となんとも歯切れが悪い。
深く聞いてみるとG20の影響でコインロッカーやごみ箱は一切使用禁止にしているという。
そんな馬鹿な・・・と騒ぎたいところをグッとこらえて「ではこの近くならどこにありますか」と聞けば、「富山地方鉄道の電鉄富山駅にいくつかあります。ただしいっぱいでなければ・・・ですが。」と返ってきた。
「おいおい電鉄富山駅も富山駅と建屋はつながっているじゃんか、ここなら爆破されてもいいってか?」
とツッコミどころ満載の御意見を飲み込むオレ。
この日は、富山駅を中心に動くので、富山駅そのものの場所に荷物を置いておきたかったのに、だったらホテルに預けておいたほうがよかったなぁと少し後悔。
【午前中は天気も安定】
午前中は、コミュニティバスに乗ったり路面電車に乗ったり市内唯一の百貨店(総曲輪フェリオ・大和)に立ち寄ったりして富山駅に戻った。
ここでの昼食は前もって予約してあったお店で過ごし、午後は高山線の時間まで市内観光専用のバスで時間をつぶして、富山を後にする予定だったのだけど、昼食後はとんでもない大雨になってしまう。
【超スプラッシュのオープンバスで市内観光?】
地面をたたきつけるような大雨となったこの日のお昼の富山駅ロータリー。
(午前中は晴れ間がさしたりして、なんとか持っていたのだけど・・・)
正直ここまできたから、こんな企画のバスに乗る機会もそうそうないから大雨でも乗ってしまえ!という自分と、いやいや前も見えない状態でペラッペラのポンチョ一枚のガードによって雨風が防げるのか?という葛藤に立ち向かうことに。
<こちらがそのチラシ。せっかく富山に来たからと予定していたが当日は大雨に見舞われ、乗車の判断を迫られる。>
<なかなか立派なオープンバス。座席は二階席のみで雨風をしのげるのはフロントの4席のみだ。日の丸自動車から借り受けているらしい。>
<写真撮影時は午前中で降雨なし。しかし、その後ゲリラ豪雨と呼んでいいほどの激しい雨になる。プロ野球の優勝パレードでも使われたというフレーズが乗車の決め手に。ポンチョを着てまで乗るという判断をしたのだけど、その判断はいかに?>
あの段階でバスに乗るのをやめていれば、高山線の特急列車(ひだ14号)に乗ることが出来たんだよね。
(乗り換えなしの一発で高山まで行けるし、あんなことやこんなことになることを避けられたからなぁ・・・)
結局、思い切って乗車したところ、首元を中心にずぶ濡れになった挙句、強すぎる雨で観光どころか景色もほとんど見えず、寒くて体温が下がるという最悪の事態に。(最大の見どころであろう富山城もよく見えずだったが、晴れていても微妙だったかもな。)
バスのガイドさんも一生懸命「アトラクションに乗ったつもりで」と一生懸命盛り上げるのだけど、見えるのは並走する路面電車ばかりで「早く終わんないかなぁ」と乗客全員が願っていたようにも感じ取れ、なかなかの市内観光となった。
<スカイバスに乗車すると電鉄富山駅の前にあるパーラーでアイスが割引で食せる。しかし、その100円のために風邪をひいたらシャレにならんwww>
<これがチケットの半券裏表。正直乗車率は大雨のせいもあって3割強。日本人は半数といったところだったな。>
【いのちの駅そば】
ぶっちゃけ「撮れ高ゼロ」のままブルブル震えながらバスを降りた途端、本当に風邪をひきそうだったので、ソッコーで向かたのは駅そば「立山そば」。
その後に語るけど、まあまあ結構な昼食を頂いた後だっただけに、ここで立ち食いソバ的なものはあまり食したくなかったが、キンキンに体が冷えてブルっている状態だから、保温のために捕食。
梅雨時期の蒸し暑い季節にあれほど温かいそばが自分を救ったことって経験ない(笑)
それに、ここのそば屋さんが普通に美味しくいただけるのだから、富山は立ち食いでもレベルが高かったのかも。
そうなると電鉄富山駅で見かけた「越中そば」というのも食したかったけれど、それはまたいつか。
その後、駅のコインロッカーからて荷物を回収して富山を発つことになるのだけど、まさかあんなことになるとは・・・
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