タイトルのまんまだけど、オレの青年期から今のオレまで支えてきたレンタルビデオ屋が消える。
ここは、家からクルマで15分もかかるところだったけど、独特の品ぞろえが気に入って20年弱も通ったところだ。
まあ、中学時代の悪友が教えてくれたお店だったけど、多分オレのほうが通ったと思う。
近くにレンタル店がないこともあったけどね、そのちょっとだけ近所にツタヤもできたけど、通った比率だと9:1ぐらいだもんね。
ある日、2カ月ぶりに訪れた行きつけのそのビデオ屋が棚卸しの真っただ中だった。
でも、一部のDVDはレンタル専用のものまで安価で販売していた。
つまり、店を畳むため少しでもカネを得ようという魂胆が見え見えでもあった。
なんとなくちょっと軽い立ちくらみを覚えたオレだったが、店員に聞いてみた。
お互い多分顔は知ってはいるんだろうけど、口すら聞いたことない店員にオレから話しかけた。
「この店、無くなっちゃうの??」
「もうここも古いんで。この近くで探しているんですけどね、いいとこあればやるつもりです。」
つまり、建築上の都合というか建物が古くなりすぎて貸主から追い出される格好になったようだ。
レンタル屋が経営の意志があるというのにね、なんかとても悔しい気持ちになった。
ぜひ今後もどこかでやってほしいと切に願っているのは、絶対にオレだけじゃないはずなので。
ツタヤとかの大手レンタル屋さんにない品揃え、そして20年近くも通ったお店、このような店がなくなる気持ちって、家族でも失うような切ない気持ちになったんだな。
↓ オレが好きな映画の中の一つ「スクールオブロック」。
↓ まだ、DVDが新品で買えるのが嬉しい。