前回は、初詣参拝で思い出したことを書かせていただきました。
お祓いって、本当に大事だということを思い出しました。
今回は、境内で摂社さま・末社さま以外にも見逃しがちなこと(というか、私は目に止めていなかった)を書いてみます。
最近、神社参拝をする際に、ご由緒板がある場合、極力目を通すようにしています。
きっかけになったのは、私の産土神社(長津田王子神社さま)を参拝した時のことでした。
長津田王子神社さまは、過去に老朽化でお社が維持困難になったことや、宮司さん不在で維持困難になったことがあったそうです。
その維持困難を、どのように乗り越え、目の前に立派なお社が残っているのか。
そして、立派なご祭事をしていただけるのか。
ここに意識を向けられたことで、目の前にあるすべてのことが、先人たちが積み重ねてくださったことなのだと具体的な実感を抱くことができたのです。
日常生活を淡々と過ごしていると、目の前にあることが「当たり前」になってしまう。
この感覚は本や講演などで思い出すことが多い一方、思い出す機会から時間が経過すると意識が薄れてしまうのが、私の特徴みたいです。
神社参拝の際に、ご由緒板などを読むことにより、それぞれのお社が経験されたことを知ることができ、目の前のことが「当たり前」ではないことを思い出す。
そんな機会として神社参拝を捉えていただくと、より楽しく充実した時間になるかも知れませんね。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。