齋藤一人さん、柴村恵美子さんの共著”器”を読破しました。
人生の目的は、自分の魂磨きであると書いてある書物が多い中、この本では、魂に相当する部分を器として書いてあります。
よく耳にすることがある
『あの人は器が大きい』
という器とはどういうものなのか。
商売人である著者たちは、税金を切り口にして器の大きさを説明してくれています。
税金は、商売をするための場所を整えてくれる、ショバ代である。場所を提供してくれることに感謝して納めるんだと!
ちょっと利益が出たからといって散財するのでなく、利益が出たら、まず納税!そして、内部留保することと釘を刺しています。
さらに面白いのは、税務署のことを、日本一の監査役だと。しかも無料で監査してくれるのだから、感謝しなさい!との言っています。
税金以外では、自分の機嫌を自分でコントロールし、常に上機嫌(=上気元と書く)でいることが、器の大きい人の条件だと言っております。
そのためには、自分が正しい!と我を出すのでなく、相手に花を持たせる(ゆずる)姿勢・心構えが重要になるということです。
さすが日本一の納税者とお弟子さんという内容が満載の一冊でした。
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