8703の部屋

「ハナマルサンの部屋」です。音楽、スポーツ 世相 等々 気ままに綴ります

わが合唱歴①~はじめに~

2011-10-10 12:06:32 | 合唱
「初心者の人へ」を書き終えて数日後、自分が初心者であったころのことを考えた。そして、合唱を始めてから今日までの道のりは、年数を数えると大変な時(約50年)を刻んできたのだが、実感としてはそれほど遠い昔のことではないようにも思える。しかし、現実には50年という年月は長くもあり、半世紀という区切りでもあることを思い、「初心者の人へ」の続編としてははなはだ唐突ではあるが「わが合唱歴」を書いてみることにした。

本編は、どの程度の回数(長さ)になるかは未定である。あるいは、早々とネタが尽きて終わってしまうもしれないし、意外にも長編に及ぶかもしれない。正直、今のところは自分でも予測はつかないのだが、8703の場合はスタートが遅く小・中・高生時代の合唱歴はほとんど無いので、それほど長編にはならないのではなかろうかとも思っている。

冒頭にお断りしておきたいことがある。それは、記述する内容からして、教えを受けた方々や、共に合唱をした方々など、相当数の人の実名が登場することである。もちろん、実名の記述がまずい場合には避けるが、原則実名記述をお許しいただきたい。
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Coro Festa

2011-10-09 09:01:24 | 合唱
21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」主催の「コロ・フェスタ 2011 in 横浜」が10月29日(土)、30日(日)の2日間、横浜市にて開催されます。

詳しくは、「コロ・フェスタ2011in横浜」 ongakuju.com/corofesta/index.html でご覧ください。

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10回シリーズを終えて

2011-10-08 12:03:29 | インポート
10回分をプリントアウトをして読み直してみようと思ったが、プリントアウトの仕方がわからず先へ進めません。あらためて読み返してみて、不十分なこととか、はてな?と感じるようなところがあれば補足等をと考えています。(プリントアウトの仕方を、どなたか教えて下さい~笑~)

追記  指揮者N氏が全10編をワード文書にして添付して下さいました。心より感謝申し上げます。早速、印刷して全てを読み返してみました。やはり、色々と問題を発見しました。若干の脱字、文体の変容等々を発見しましたが、不十分ながら言いたいことは、ほぼ記述できたとも思っています。あらためて、お読みいただいた方々には御礼申し上げます。
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初心者の人へ⑩~最終回

2011-10-07 05:30:23 | 合唱
本シリーズ最終回を迎えました。最後に合唱部の組織と運営(人的関係)について考えてみます。中高生の合唱部は、顧問(スポンサー)がいて成り立っています。そして、原則として生徒が顧問を選択することは出来ません。みなさんは顧問を大切にする部員であって下さい。そうすれば顧問の先生もみなさんのことを大切にしてくれるはずです。「顧問あっての部活、部員あっての部活」であり、どちらが欠けても成り立たないのが部活動です。良い部活動を展開するためには部員の自主性も大切ですが、顧問の存在を抜きにしてはありえないことです。とかく、慣れ親しんだ顧問の先生への思いやりとか、感謝の気持ちとかを忘れがちですが、「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずに、よき関係を築いて下さい。

顧問の先生、そして部員から選ばれた部長や各パートリーダーなどが、どこの学校の部においても共通する役職で、その他の役職は部の規模や活動内容によってそれぞれ設けられているようです。日常の運営は、基本的には民主主義の原則に従って進められると思いますが、必ずしもそうではないこともあります。たとえば遠足の場所を決めるのであれば、最終的には多数決で決めても良いでしょう。しかし、音楽作りの面では、いつも民主的になどできません。時に、部員の意見を求めることはあっても最終的な決定権は指揮者にあります。したがって、合唱の練習においては指揮者あるいはパートリーダーが絶対権力者的な側面も持つ必要があります。そして、指揮者、パートリーダーを育てるのが部員なのです。たとえば、生徒指揮者がいて先生の代わりに練習をすることもあります。パート練習はパートリーダーが仕切ります。そのような場面では、指揮者やパートリーダーが気持ちよく任務を遂行できる環境を整えるのが部員一人ひとりの役目です。

特に、生徒が担当する場合、誰もが最初は不慣れでスムーズに指導は出来ません。そのようなリーダーを盛り立て、良いリーダーに成ってもらうことが良い活動、良い合唱に結びつくのです。したがって、リーダー選びは大変重要であるとも言えます。「適材適所」という言葉があります。誰でも出来るようなことと、そうではないことがあります。そのあたりを良く考えて人選することが大切です。そして、いずれみなさんが自らの適所を見出したならば、積極的に名乗りを上げる(立候補する)くらいの気概をもって日々活動されることを期待します。このように考えてくると、「良い合唱は、良い人間関係から生まれる」とも言えそうです。初心者のみなさん、「人の絆から生まれる音の絆」を大いに楽しんで下さい。

以上をもって本稿を閉じます。毎回多くの方々にご愛読いただきましたこと感謝申し上げます。読後の感想とかご意見をコメント欄を通してお寄せいただけると幸いです。今後の参考にさせていただきます。
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初心者の人へ⑨

2011-10-06 09:28:41 | 合唱
本シリーズも⑨を迎えたが、いちおう、⑩をもって閉じる予定です。したがって、そろそろまとめに取り掛かる必要があります。この稿が主に中学生、高校生の合唱初心者をイメージして進めてきたので、最後には合唱部の組織、運営に関わることに触れておきます。

最初のほうで、まずはチームワークが大切であることを強調しました。部員一人ひとりがチームの一員としての自覚を持って行動すれば必然的に良いチームが出来上がるはずです。しかし、人間関係に関するトラブルが起きることもあります。まさか、合唱部においては「いじめ」のような事態は無いとは思いますが、まれに「自分が大切、そして仲間が大切」の後段部分を忘れてしまう人がいます。「自分のことしか考えない、自分さえ良ければ」といったような言動を繰り返す人はチームワークを壊す人です。公人としての資質に欠ける人、すなわち合唱部という公的団体にはふさわしくない人となります。公人という言葉が出てきたので、以前約束をした合唱部内の男女交際についても触れておきます。

これは、混声合唱部に限定されますが、ある程度の年齢で男女が共同生活を行えば、必ず男女交際(恋愛)が生まれます。むしろ自然なことであると言っても良いでしょう。しかし、敢えて奨励するものでもありませんが、「全面禁止」などと叫ぶのは不自然であり、不健康なこととさえ思えます。カップルが誕生した際に二人が心がけるべきことは、まさに公人としての自覚です。部内ではチームワークを優先すること、他者に迷惑を掛けないこと、他者にあらぬ気遣いをさせないことなど、しっかりとした約束事を作り、それをお互いに厳守し、仲間から尊敬されるような交際をすることです。これは、青少年に限らず全ての世代に共通することだと思います。くれぐれも、二人だけの殻に閉じこもるような言動を慎みましょう。

部内においてカップルが出来ることを全面否定するものではありませんが、願わくは「みんな仲良し」が理想です。出来るだけ広く、多くの人と交流して、「みんなが居心地の良い合唱部」を目指して下さい。その目標を見失いさえしなければ、パートの団結とか、学年の結束等々は大いに結構なことだと思います。そのことが全体にもプラスとなり、△△中学(高校)合唱部としてのカラーが出来、良い合唱が生まれることになれば良いのです。時々、中・高生に(特に〇性に)ありがちな排他的仲良しグループがいくつか出来て、お互いに反目し合うといった図式は最悪です。「良いチームが出来て、よい合唱が生まれるのです!」
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