なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ヒヨドリジョウゴとスイセン~京都府立植物園2020年1月下旬 (4)

2020-02-06 05:31:20 | 植物

どの記事で書いたのか忘れましたが、今年はヒヨドリジョウゴが豊作です。
少なくとも、去年はこんなにたくさんの実に出会った記憶がありません。

一昨年の台風で倒れたエノキの横にあったヒヨドリジョウゴ。
苔むしたエノキの緑によく映えていました。


全体はこんな感じで。


ヒヨドリジョウゴはナス科ナス属。
夏に小さい白いナス科っぽい花を咲かせます。
ヒヨドリという名前が付いていますが、特にヒヨドリが好んで食べるわけではないようです。
それどころか、実には猛毒のソラニンが含まれているので、誤って食べると中毒をおこすそう。
いつまでも残っているというのは、そういうことだったんですね・・・

それでも冬枯れの野に実が綺麗です。
スイセンの白との対比が素敵でした。


スイセンといえば、1月初めから咲いていたスイセン、まだ綺麗に咲いています。
スイセンの方にピントを合わせた写真。


そういえばスイセンもヒガンバナ科で、全草猛毒だそうです。
まあ、食べる人はいないと思いますが・・・
全体はこんな感じです。
とても素敵でした。


黄色いスイセンも咲いていました。


場所は球根ガーデンです。


最後はおまけ。
生態園で一番沢山見かけた鳥、アオジです。
夕方に行くと、晩御飯を食べている鳥を沢山見ることができて楽しいです。


【撮影:2020/1/25、1/31 京都府立植物園】

コメント (6)
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