なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

山科川ブルブル花散歩

2020-02-13 05:13:14 | 植物

なんだか急に暖かくなりましたね。
雨も続くみたいで、もう春の長雨?という感じです。
今日はそんな雨気分を吹き飛ばす、晴天の光景をご覧ください。
ご案内は、美しい声で道行く人を楽しませてくれる、イソヒヨドリ(♀)です。

一日一万歩歩くことに決めてから、毎週お買い物のついでに山科川を歩いています。
今年は暖冬でしたが、この写真を撮った上旬は晴れていても寒~い冬型のお天気が続いていました。
それでも花たちはしっかり咲いていてくれて感激。
道草日記みたいなので、ちょっと趣向を変えて漢字名でご紹介~

ついに、亜米利加風露(アメリカフウロ、フウロソウ科フウロソウ属)が開花!


その横には胡瓜草も(キュウリグサ、ムラサキ科キュウリグサ属)

風が強い日でしたが、健気にパステルカラーの花を開いて冬の光を浴びていました。

土手の方に目をやると、純白の水仙(スイセン、ヒガンバナ科スイセン属)。
ペーパーホワイトでしょうか。眩しい白です。


歩道の隙間からは、今が旬の偽唐草華鬘(ニセカラクサケマン、ケシ科カラクサケマン属)。
石垣の隙間なども好きみたいで、気づいたらあちこちびっしりと生えていました。
繁殖力が強そうなのに、この場所以外ではあまり見かけません。
広がり方はゆっくりです。


おなじみの烏の豌豆(カラスノエンドウ、マメ科ソラマメ属。標準和名は矢筈豌豆)や、


野芥子(ノゲシ、キク科ノゲシ属)も元気元気。
少し周りが白っぽくみえますが、ひょっとしてウスジロノゲシ?


右岸上流に向けて歩いていきます。
すると・・・
やっぱり咲いていてくれました! 
星の瞳こと大犬の・・(オオイヌノフグリ、オオバコ科クワガタソウ属)です。
確かに、この和名だけはちょっと漢字で書くのをためらいますね~


ふんわりドレスの姫踊子草(ヒメオドリコソウ、シソ科オドリコソウ属)も。
葉が紅葉しているのがいい感じですね。
下草は、前に道草日記でご紹介したマメカミツレでしょうか。


隣でせっせと種を飛ばしていた西洋蒲公英(セイヨウタンポポ、キク科タンポポ属)。
沢山飛ばして、沢山咲かせてね~

歩いているうちに、磯鵯ちゃんはどこかに行ってしまいました。
でも、あれ、あそこにも沢山鳥さんたちが!

(つづく)

【撮影:2020年2月上旬 京都市伏見区】

コメント (12)
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