昨日の続きです。
え~こんなところを登っていくの?とブーブーいいつつ山道を行きます。
とはいえ、元々こんな場所が大好きなので、結局は先に立って、倒木もものともせず咲きに進みます。
幸い、ちょうどいい太さの木の杖も見つけました。
ちょうどミツバツツジが満開です。
冬にはこの辺りにフユイチゴが沢山実ることは知っていますが、今は芽吹き始めたコウヤボウキのみ。
名残の綿毛があったので、分かりました。花の時期にも来ないといけませんね。
スミレが一輪咲いていました。こちらもシハイスミレでしょうか。
それにしても何もないどころか、周り中空き缶やお弁当の空き容器などポイ捨てゴミだらけ。
どうなってんの~
落ち葉ばかりで何もない・・・見つけたのはアオキの雄花くらい。
星夫の予想では、宇治川ラインに出る道があるはず・・・だったのですが、道は見えたものの途中で行き止まり。
ゴミは道路を走る車から投げ捨てられたものと思われました。
マナーの悪さにガッカリです・・・
仕方なく、元来た道を戻る途中、な、なななななんと!
落ち葉からにょっきりと顔を出すギンリョウソウ発見!
ツツジ科ギンリョウソウ属。葉緑素を持たない腐生植物です。
その姿から、別名ユウレイタケ。
落ち葉に寄生しているように見えますが、実際には菌類に寄生しているそうです。
種子の散布をゴキブリ(モリチャバネゴキブリ)に手伝ってもらうらしい・・・
ひとつ見つけると、あちこちに発見!
落ち葉から顔を出しかけている姿が可愛い♪
筒状になった部分は花です。中はどうなっているのでしょうか?
星夫が四苦八苦して撮っていた写真を分けてもらいました。
黒っぽく見える部分が柱頭で雌蕊があります。その周りの黄土色の部分が雄蕊だそうです。
しまった!もうちょっと持ち上げて分かるように撮ればよかった~
来週行ってまだ咲いていたら、撮ってきますね!
なお、よく似た花にギンリョウソウモドキというのがあるそうですが、こちらは秋に咲くので区別できるそう。
まさかの出会いに大、大、大満足で元の道に戻りました。
宇治市の木、イロハモミジの新緑が鮮やかです。
吊り橋の開通ももうすぐのようでした。
さあ、もうこれで終わり・・ではありません。
あと2回続きます。
【撮影:2020年4月11日 宇治川畔】