なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

大江山鬼嶽稲荷神社にて~晩秋福知山紀行(1)

2024-11-24 05:18:09 | 自然

もう2週間ほど前になりますが、久しぶりに車で福知山方面に出かけました。
高速の途中、前が見にくいくらいの霧。
日の出時間も遅くなっているので、あわよくば大江山で雲海が見られたら・・と思ったのですが。



あちゃ~
途中の京都縦貫道路では前が見えないくらいの霧だったのに、まさに雲散霧消。

でも、山々が綺麗に見えたので満足です。

先走りましたが、ここは大江山八合目にある鬼嶽稲荷神社(福知山市)の展望所から見た光景です。
大江山は、
「京都府丹後半島の付け根に位置し与謝野町、福知山市、宮津市にまたがる連山である。
標高832メートル。別称、大枝山・与謝大山・千丈ヶ嶽。 酒呑童子伝説で知られる。
また、雲海の名所としても知られている。」(Wikipediaより)
で、新・花の百名山にも選ばれ、年間を通じて多くの登山客が訪れています。
私は?もちろん車で行きましたよ~
大江山には何か所か山の中腹まで登れる道路があり、今回はそこを利用させていただきました。

さて、雲海が見えるはずの展望所の光景の続きです。



紅葉を始めたこの木は何でしょうね。分からないのが悔し~



少し方向を変えて見ると、ほんの少しだけ雲海が残っていました。



中央に見えているのが岩戸山、左側のなだらかな山が空山だそうです。→ 



あ、この木は分かります。紅葉も終盤のトチノキですね。
でも根元の方にはまだ青い葉も残っています。今年の紅葉はこんなのが多いです。

ここから千丈ケ岳に登る登山道がありますが、足元はスニーカーなので行きません。
でもこんな植物を発見。



トチバニンジンの実のあとですね!
そして、横にあった巨木。



大きすぎて望遠でみても葉が見えない~
でもちゃんと名札がありました!



イタヤカエデです。樹名板がミニサイズに見えるほど太い幹。



確かに葉はイタヤカエデ!全く紅葉は始まっていませんでした。
そして、こちらです。



朱塗りの鳥居・・・



そうです。ここが大江山鬼嶽稲荷神社です。



ご由緒を調べましたが、公式HPには全然記載がなく。
個人のブログで書かれていることを総合すると、以前は山頂近くにあった神社を現在の地に移し、
その時に伏見稲荷大社より宇迦之御魂神を勧請した・・・のようです。

    

先にお参りせんとあかんやろ。あ~、おキツネ様に叱られてしまいました。
山の上で商売繁盛もちょっと変な気もしましたが、しっかりお参りしましたよ。



登山しないで雄大な光景を見ることができて満足、満足。
次は、花を求めて別のルートに行ってみることにしました。

【撮影:2024/11/10  福知山市】

コメント (8)
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