なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ノブドウ・ノイバラ色づく実~宇治川散歩2024/11中旬(前編)

2024-11-28 06:58:05 | 自然

11月も終わりに近づいてきました。
今日と明日は久しぶりの宇治川散歩の様子をお届けします。
何気ない光景に、晩秋の風情を感じていただければ幸いです。

昨今の豪雨による水害防止のためか、最近また宇治川で大規模な工事が行われています。
そのため、平日は高水敷にダンプなどが通るため、立ち入り禁止になっています。
日曜日は工事がお休みなので、久しぶりに歩いてみることにしました。
なお、記事に出てくる植物は例によって写真・名前の順で載せるので、当てっこしてくださいね。

高水敷に通じる階段を降りると、



まずヤマトシジミがお出迎え。
アレチハナガサの枯れた穂に止まっていますが、蜜あるの??



ここから高水敷を歩いていきます。ダンプが通りやすいよう整備され、土手の方は草刈り済み。
でも川の方を見ると



センダンの実が黄色く色づいていました。
葉はまだまだ緑色です。



ローズヒップ、もといノイバラの実が真っ赤に色づいています。
いかにも食べられそうですが、生食するとお腹を下すそうですのでご注意!

     

葉が泥で汚れていますが、こちらはアキニレの実です。
緑が熟して赤くなるのでしょうか。どちらも見られました。



ススキ?オギ?
穂が赤紫色になるのはススキのようです。
でもオギススキというのもあるそうですので、決め手は芒の有無ですね(あるのがススキ)。
この写真を強拡大して見てみると、確かに芒がありました。



ここがまさに工事中の場所。
前に中洲に生えていた木々を撤去し、浚渫した場所です。
早くも沢山の砂が溜まっている模様。



ここに生えているのオギですね。
一本ずつ生えて、芒がありません。



なんかオギとセイタカアワダチソウがおしゃべりしてるみたい~
後ろの太い箒のようにみえるのは、イグサ科がかたまって生えているところ。



ノブドウの実が綺麗に色づいていました。
ここには結構沢山ありましたね~



花の時期は、オオスズメバチの餌場になっていたらしく、よく見かけました。



セイタカアワダチソウもそろそろ花の終盤です。



コセンダングサの実は早くも引っ付き虫に・・・これは厄介です。



アキノノゲシはまだ咲いていました。淡いレモン色だった花が、濃くなってきています。



またまたアレチハナガサの花にチョウ発見。
今度はモンシロチョウですね。

この辺りでちょうど京滋バイパスの下付近。
続きは明日!

【撮影:2024/11中旬 宇治川】

コメント (6)
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