なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

元伊勢天岩戸神社でパワー充電~晩秋福知山紀行(3)

2024-11-26 05:31:50 | お出かけ

大江紀行、次に向かったのは天岩戸神社です。
以前このブログでもご紹介したパワースポット。
回りには「気」が満ち満ちて、近づくだけでも充電できそうな場所です。

天岩戸神社には駐車場がないので、近くの空き地に車を停めて徒歩で向かいます。
その途中にも色々な植物が見られますが、その様子はこの記事の後半でお届けしますね。

大江にある天岩戸神社は、伊勢神宮より54年も前に祀られたという元伊勢三社のひとつです。
日向(宮崎県)にも天岩戸神社があるので、元伊勢天岩戸神社と呼ばれることが多いようです。
そんなすごいご由緒の三社の中でも、神々が天下ったと言われる岩戸渓谷の中にあるのが天岩戸神社。



参拝するには鎖を登っていかなければなりません。
今回は下から参拝しました。



こちらが淵です。
まるで鏡のようになった水面に、木々の緑が映っています。

まるで横顔のように見える岩。
そして本殿前のゴロゴロした岩の向こうには



こんな花がびっしり。遠目にも白く見えるくらいです。



こちらはダイモンジソウ。
ここはダイモンジソウの自生地でもあります。

最大の望遠で撮ってもこのくらいですが、近くにも少し咲いていました。



大の字のような花が咲くことからダイモンジソウ。
トリミングしてみましょう。



二本のツノのように見えるのは受粉が終わった花柱。
鬼の伝説がある場所だから二本角というわけではないようです。
1本だけオレンジ色の葯が付いた雄蕊が残っています。
前に行った時は10月中旬だったので、周りを星のように雄蕊が取り囲んでいました。
こんな変化も興味深いです。

参拝を終え、車を停めた場所に戻る途中で見た光景。



シロヨメナが沢山。



こちらは花弁が少ないのでシラヤマギク?



少しだけ紅葉していたカエデ。



見下ろすと、岩戸渓谷のグリーンの水。



赤さびのように色づいた橋を渡ります。石なのでさびではありません。この赤茶色は苔?藻類?

前回の記憶が残っていた場所を探すと、今回もありました。
ヒヨドリジョウゴの実が沢山。何度見てもモビールのようです。



他の花はありませんでしたが、名残のアザミ。
この辺りのアザミは何アザミなんでしょうね。

ということで、今回も天岩戸神社でしっかりフルパワー充電することができました!
ここは春にはヒメウツギが自生する場所でもあります。
次回はタイミングを見計らって春に行ってみたいです。

明日は福知山紀行最終回です。

【撮影:2024/11/9  福知山市】

コメント (8)
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