大江紀行、次に向かったのは天岩戸神社です。
以前このブログでもご紹介したパワースポット。
回りには「気」が満ち満ちて、近づくだけでも充電できそうな場所です。
天岩戸神社には駐車場がないので、近くの空き地に車を停めて徒歩で向かいます。
その途中にも色々な植物が見られますが、その様子はこの記事の後半でお届けしますね。
大江にある天岩戸神社は、伊勢神宮より54年も前に祀られたという元伊勢三社のひとつです。
日向(宮崎県)にも天岩戸神社があるので、元伊勢天岩戸神社と呼ばれることが多いようです。
そんなすごいご由緒の三社の中でも、神々が天下ったと言われる岩戸渓谷の中にあるのが天岩戸神社。
参拝するには鎖を登っていかなければなりません。
今回は下から参拝しました。
こちらが淵です。
まるで鏡のようになった水面に、木々の緑が映っています。
まるで横顔のように見える岩。
そして本殿前のゴロゴロした岩の向こうには
こんな花がびっしり。遠目にも白く見えるくらいです。
こちらはダイモンジソウ。
ここはダイモンジソウの自生地でもあります。
最大の望遠で撮ってもこのくらいですが、近くにも少し咲いていました。
大の字のような花が咲くことからダイモンジソウ。
トリミングしてみましょう。
二本のツノのように見えるのは受粉が終わった花柱。
鬼の伝説がある場所だから二本角というわけではないようです。
1本だけオレンジ色の葯が付いた雄蕊が残っています。
前に行った時は10月中旬だったので、周りを星のように雄蕊が取り囲んでいました。
こんな変化も興味深いです。
参拝を終え、車を停めた場所に戻る途中で見た光景。
シロヨメナが沢山。
こちらは花弁が少ないのでシラヤマギク?
少しだけ紅葉していたカエデ。
見下ろすと、岩戸渓谷のグリーンの水。
赤さびのように色づいた橋を渡ります。石なのでさびではありません。この赤茶色は苔?藻類?
前回の記憶が残っていた場所を探すと、今回もありました。
ヒヨドリジョウゴの実が沢山。何度見てもモビールのようです。
他の花はありませんでしたが、名残のアザミ。
この辺りのアザミは何アザミなんでしょうね。
ということで、今回も天岩戸神社でしっかりフルパワー充電することができました!
ここは春にはヒメウツギが自生する場所でもあります。
次回はタイミングを見計らって春に行ってみたいです。
明日は福知山紀行最終回です。
【撮影:2024/11/9 福知山市】