お盆休み中の台風襲来以降、近場のどこかがピンポイントで短時間の豪雨に遭うようになりました。
そのせいか、天ケ瀬ダムが継続的に放流するようになっていました。
この日もたまたま宇治川左岸の府道を走っているときに水量が増えているのを目撃。
これは見に行かないと!というわけで、久しぶりに白虹橋まで行ってみることにしました。
例によって、9時のシンデレラですが、7時の段階でもう暑いです。
いつもの駐車場所が1台分開いていたのでそこに車を止め、ダム方向へ。
まず見えてきたのが天ケ瀬トンネルと、その向こうに見える水煙。
トンネルから放流されている気配はありませんでした。
ダムはどんな感じかな~
・・・こっちも水煙で全然見えないです。
ズームにしたり、明るさを変えたりしましたが、一向に水が流れるところが見えません。
とりあえず、こんな感じで・・・すごい勢いでマイナスイオンが出ていることでしょう。
ここからはいつものコースで花散歩です。まずは山際の路側帯を歩きます。
最初に見つけたのがこちら。
一応、写真のあとで、名前を載せますね。
少しだけですがセンニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)が咲き始めていました。
でも宇治田原で見たボタンヅルに比べたらちょっと貧弱。
蕾は沢山あったので、これから咲くのでしょう。
近くからはいい香り。
クサギ(シソ科クサギ属)の花はまだ咲いていました。
緑の萼から赤い花柄が突き出して白い花を付けます。
上の方の花は雄蕊が元気な雄性期、下の方の花は雌蕊が突き出す雌性期ですね。
そろそろ咲きはじめたこちらのお花。
コアカソです。
イラクサ科ヤブマオ属で、確かにヤブマオを全体に小柄にした感じ。
林縁にはイラクサ科が多いですが、中でもカラムシが大繁殖します。
そして、カラムシを食草とするフクラスズメの幼虫が沢山。
見た目ちょっと毒々しいですが、毒はないそうです。
後ろから見たところをパチリ。苦手じゃない人はクリックして見てくださいね。
桃山御陵の森では半分以上実になっていましたが、こちらではまだ花が綺麗です。
ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)です。
よく見ると半透明に見える花弁と黄色い葯が可愛いですね。
屋根の上に生えてしまったヤブミョウガ、葉はすっかり枯れましたが、ちゃんと実になっています。
前にうちの雨どいに生えたヤブミョウガもこんな感じでした。
鳥が実を運ぶのかなあ・・・
毎年同じ場所に咲くこちらは・・・
ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属)ですね。
他の場所の花に比べると、暗いからか赤みが強く、可愛いです。
そしてお花の宝庫の公衆トイレ付近。
目新しい花はありませんでしたが、前にも見たこちらの花が大繁殖!
いや~どこを撮っていいか分からないくらいの数です。
道路の方にも・・・
遠目にはごちゃごちゃとゴミのように見えてしまうこの花。
コカモメヅル(キョウチクトウ科カモメヅル属です。
京都府立植物園でよく見るシロバナクサナギオゴケもこの仲間です。
確かに色は違いますがよく似ていますね。
在来種がこんな場所に無造作に咲いていること、それも何年も続いていることに驚きます。
そして、隣には・・・
ミズヒキ(タデ科イヌタデ属)です。
ミズヒキ自体はじいちゃん庭にもあり珍しいものではありません。
でもこんなに沢山紅白ミニサイズの花が開花しているのはとても珍しいです。
う~ん、下流方向に進んでも何もありませんね。
おっと、これはなあに?
オニドコロ(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)の雌花が咲いていました。
今回はあまり雄花を見かけませんでしたが、この個体、ちゃんと実が出来ています。
だれにどこの花粉をもらったのでしょうね~
がけ崩れ現場近くに巨大な花が・・・
こちらパイオニア植物のタケニグサ(ケシ科タケニグサ属)です。
雄花と・・
実です。
そして次に見えてきたのが・・・
お~、美形のナツフジ(マメ科ナツフジ属)ですね。
逆光なのでいい感じに見えます。
反対から見るとこんな感じで、道路に張り出して咲きはじめていました。
なーんも咲いてへんやんとぼやきながら歩いていましたが、こうやって並べるとまあまあありますね。
最後は、咲きはじめのこの花です。
キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)の開花が始まりました。
宇治川の林縁にはびっしりと咲きます。
それにしても、この綿毛は何の花の綿毛でしょうね。
これで山側の植物は全部です。
明日は、川沿いで見た木を同じくクイズ形式でお届けしますね!
【撮影:2023/8/26 宇治川】
また今日も上手いこと言いますね^^
クサギ、ヤブミョウガ、
夏を感じる花たち、特にヤブミョウガは、日陰が好きでしょうか、
クサギは、花から実まで楽しませてくれますよね。
一度覚えたら、私でも忘れない花です^^;
毎年同じ場所に咲くと書かれていますが、
コカモメヅル、オニドコロ
たまたまでしょうけど、この2つ並んでいるのが、
私の中で、同じ場所で咲く花なんです
ただ、今年、タイミングを逃したのか、コカモメヅルを見なかったんです(T_T)
なつみかんさんに、見せていただき、良かった^^
ニュースではかなりの雨でしたが、幸い、こちらは、
あっさりと通り過ぎていきました。
エアコンいらない夜でしたよ
一気に秋になりそうですね
おはようございます。
花の名前を写真の後ろにしていただくと、花を当てながらクイズ形式で楽しくブログ訪問ができます。(笑)
夏枯れで花のない時期ではありますが、結構な花の数になりますね。
羨ましいです。
花も鳥も見当たらないので、ブログお休み2日目です。
こちらでも綿毛が飛んでいます。
それもかなりの大物?
近くでアメリカオニアザミが綿毛を飛ばしていました。
トンネルは完成しているようですが、放流していませんね。
こちらも昨日の午前中は土砂降りで、県内の南の方は被害が出たようです。
この辺は大丈夫でした。
このように花の名前を後に書いて頂くと、考えるのが楽しいですね。
2つ分らなくて、知識の無さを痛感しています。
ミズヒキのお写真、しっかりピントが合って素晴らしいです。
一度にこんなに揃って咲くのは珍しいですね。
自然がいっぱいの宇治川沿い、色々見られて羨ましいです。
人間もですが・・・(笑)
私の方ではボタンズルを多く目にします。
あま~い香りがして居ますが…センニンソウはどうなんでしょう?
クサギは花の咲き方も奇妙(?)ですが、実のなり方も特徴がありますネ。
ヤブミョウガやコカモメズルの花を近くで見た事がありません。
(何度も申し上げていますネ)
ベニバナボロギクやオニドコロも初見です。
その代りタケニグサやナツフジはこちらでも見られますヨ。
タケニグサには伝説もありますが、毒性が在るので嘘でしょうネ。
キツネの孫には細かい産毛が在るので毛種が固まってついているのですネ。
小さな秋を感ずる1枚です事。
今日も花が少ないと言いながら、結構な数の花たちに出会えましたね。いつも
感心するのですが、私と同じように目が二つしかないのに、よく花を見つける
ことができますね。(^.^)
今日は花の名前は後出しで、考える時間を貰えるクイズ形式でしたね。いつも
私がやっている逆の立場に立って見ると、考えるのが精いっぱいで、振り返る
とどんな花だったか全く覚えていません。(笑)
結果は言うまでもなく、散々な成績でした。コアカソ、コカモメヅル、オニド
コロ、タケニグサ、ナツフジ等々知らない花のオンパレードでした。
それと、フクラスズメの幼虫という、見てはならないものを見てしまいました。
なつみかんさんの表現がピッタリの、ちょっと毒々しいどころか、とても毒々
しくて、今夜夢に出てきそうです。(≧◇≦)
家族で私だけが朝型なので、皆が起きてくる前が自分の時間です^^
ヤブミョウガは暗い林内に生えているイメージなんですが、意外と今日の写真のように屋根の上に生えることがあるんです。
だれが種を運ぶんでしょうね???
クサギは強い甘い香りですぐに分かりますよね。
コカモメヅルとオニドコロ、似たような場所に咲くのかもしれませんね。
コカモメヅルは結構花期が長いので、まだ咲いているのでは?
そうそう、今日たまたまいつも歩いている場所を車で通ったのですが、窓からカエデドコロの花が沢山見えました。
また行ってみなくては・・・
今回の台風、attsu1さんのところでは被害名がなかったようで良かったです。
でも線状降水帯などいつどこで起こるか分からず、明日はわが身と思ってしまいます・・
こうやって並べてみると結構な数の花が咲いていたのが分かります。
クイズ形式の方が頭の体操にもなっていいかなと思い始めたので、楽しんでいただけて良かったです
今日も横を車で通ったら沢山のカエデドコロを見つけたので、明日の朝時間があったらまた9時のシンデレラをしようかなって思っています
その辺を歩いてもなかなかいきものには出会えませんが、私の地元ではほんの15分も車を走らせるとこのような光景が見られます。
恵まれているのかもしれませんね。
昨日は相当土砂降りだったのですね。
千葉県もかなりの被害が出たと報道されていたので、心配していました。
最近はどこに線状降水帯ができるか分かりませんね。
宇治川ですが、この頃は結構毎日この程度の放流をしていたのですが、今はまた低い水位です。
台風に備えて水をへらしていましたが、その後あまり雨が降っていないのでそのままです。
コントロールも難しそうですね。
でも少し雨が降ったので、ひところより花が咲いてきたように思います。
いわゆる山野草系はなくなってしまったのですが、それなりに楽しめます。
2つ分からないということは、残りは分かるということですからすごいです。
さらに園芸種や横文字の花も大半ご存知なのですから、とても敵いません。
明日はまたまた苦し紛れの木の実です。
鳥も少しだけ出てきます。
どうぞご覧くださいませ。
水のあるところ、マイナスイオンが満ち溢れているように思いますね。
おっしゃる通り、生き物はみんなそんな場所が好きみたいですね。
ボタンヅルはセンニンソウより少し花期が早いのでしょうか。
今日、宇治川沿いの道路を走っていると、前にはボタンヅルが沢山咲いていた場所が軒並みセンニンソウに替わっていました。
少し色が白っぽい感じです。
センニンソウの香りはあまり気づいたことがありません。
コカモメヅルはここでしか見たことがありませんが、ヤブミョウガはあちこちで見かけます。
庭に植えている人までいます。
ベニバナボロギクは荒れ地にいの一番に咲くようなので、工事を繰り返す場所などでよく見かけます。
今日行った場所でも沢山綿毛になっていました。
タケニグサの伝説ってなんでしょう・・・
海外ではお庭に植えるというのは読みましたが、やはり庭が広いのでしょうね。
キツネノマゴ、ますます増えています。
今日も33℃でしたが、季節は秋ですね・・・
なにがって、ninbuさんのコメントが楽しいです~
いつもninbuさんの難しい名前クイズを楽しませていただいているので、私も真似ししました。
笑っちゃうほど何度も同じ場所の投稿をしているので、今日載せた花はおそらく検索してみたら、わんさか出てくると思います。
性懲りもなく毎年何度も載せているなつみかんを笑ってやってくださいませ。
野山の花は見たことがないと難しいですよね。
低山の林縁などでも見られる花ばかりですので、機械があればぜひ写真に撮って比べてみてくださいませ。
特に、オニドコロやヤマノイモなどはいたるところに生えています。
じいちゃん庭でも、抜いても抜いても毎年伸びてきて、あらゆるものに巻き付いています。
(同じようなのがヘクソカズラです)
フクラスズメの幼虫、裏側から見たのは初めてです。
ぼろぼろになったカラムシなどには結構な確率でくっついているので、探してみてくださいませ。
もっと夢に出てくると思います~(笑)