今日も朝活散歩の続きです。
北池横の湿地ぽい草地に久しぶりに足を踏み入れると、最初に現れたのはキツネノマゴ。
かなり花穂を咲き上っていましたが、まだ結構咲いていました。
その時見つけたのが・・・
他の方の投稿では時々見ていた白花のキツネノマゴ!
うっすらピンクが残っていますが、明らかに普通のキツネノマゴとは違います。
こちらが普通タイプ。
いや~幸先いいですね。
さらに先に進むと、なんとサクラタデが群生!
この間宇治川の高水敷脇でも結構何カ所か花を見ましたが、ここまで多くはありませんでした。
かなり興奮!
下手な写真を撮る手が止まらない~
ご存じの通りサクラタデはタデ科イヌタデ属。
よく見かけるイヌタデと同じ仲間です。
花弁に見える部分は、萼と花弁の区別がつかず、合わせて花被片と言われるそうです。
淡いピンク色で、花被片が五裂する様子が桜の花のように見えることから、この名が付けられました。
あまり意識してみていなかったのですが、実はサクラタデは雌雄異株。
雌花は花から雌蕊が突き出しているそうですが、上の写真をみても一見雄蕊しか見えません。
別の写真でも確認してみます。
まあ、可愛い花。
でもこの花も、雄蕊と雌蕊、どちらも同じくらいの高さに見えます。
ちなみに、雄蕊は8本、雌蕊の柱頭は3裂しています。
なので、花には白い粒々だらけで可愛らしく見えるのですね。
他の写真でも確認しましたが、どの花も雄花でした。
この辺りには雄株しかないのでしょうか。
ということで、自分の撮ったアーカイブ写真で確認してみると、何枚か雌株の花が見つかりました。
こちらは京都府立植物園で撮った写真。
横から見ると明らかに雌蕊が飛び出しています。
もっと分かりやすい写真がありました。
一昨年行った滋賀県米原のあぜ道で見たシロバナサクラタデ、こちらも雌株のようです。
ひとつ賢くなりました。
さて、この場所にはサクラタデ以外にもイヌタデ属が続々・・・
このピンク色がたまらない、ミゾソバ。
ソバという名前ですが、イヌタデ属です。
お次は、ハナタデかと最初思いましたが、葉が細長く、花はひょろんと垂れています。
ひょっとして・・・と葉をかじってみたら、ぴりりと辛い!
こちら、ヤナギタデでした~
こちらがどうもハナタデのようですが、自信はあまりありません。
葉がヤナギタデより少し太いです。
じゃあこれは?
う~ん、葉も何も写ってないので分かりません。
他にもボントクタデというのもあるので、なかなか区別が難しいです。
ハナタデの方が少し花穂が太いようなので、これまでハナタデと思っていたのはヤナギタデだったかも・・
下の写真で群生していますが、手の届かない場所なので葉っぱを齧ることもできず。
謎は謎のままになりそうです。
【撮影:2022/10 中旬 宇治市】
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いつ変わったのでしょう?
それはさておいて、シロバナキツネノマゴは珍しいですね。
キツネノマゴの変種です。
なつみかんさんのブログには、白花の変種がよく登場します。
ある一定の割合で白花が存在するのでしょうから、なつみかんさんが白花に出会うためには、たくさんの花をご覧になっているからでしょう。
(まさか、宇治周辺に白花が多いとは思えませんので・・)
毎日歩いたおられる成果ですね。
ところで、サクラタデにも白花があります。
シロバナサクラタデは、サクラタデとは別の種で、学名が異なります。
サクラタデ:Persicaria odorata subsp. conspicua
シロバナサクラタデ:Persicaria japonica
サクラタデが雌雄異株なのに対して、シロバナサクラタデは違うかもしれません。
実は、ネットの記事では、雌雄異株となっているものと、そうではないものがあります。
ウィキペディアと松江の花図鑑は雌雄異株。
三河の植物観察は「花は雌雄異株ではなく、異形花柱性であり(平塚・中尾 1996)、」とある。
さて、どうなのでしょう??
おはようございます。
タデ科の植物もなかなか悩ましいですね。
有名どころは分かりますが、分類できないのも多々あると思います。
我が町東大阪のお隣の八尾市はお刺身などについている紅たでの一大生産地でした。
今では久宝寺地区の一軒の農家さんが造っているだけだと聞いています。
あの刺身のつまの紅たでは紛れもなくヤナギタデ!
この花も花を趣味にする前は、見ても通り過ぎていた花、
そして名前を知ってから、小さい花で、撮るんですが、結構難しい花だったりしますよね。
また今日も、へぇぇぇ~
シロバナキツネノマゴがある(@_@)
知らなかったです。
なつみかんさんの観察力、凄すぎる(@_@)
そして、見るたびに大好きだと皆さんに話す、
サクラタデ、
雌雄異株なのを初めて知った私、
ホームグラウンドで見る花、もう一度確認します。
ミゾソバ、同じようにそばで咲いているんですよ。
似ている花で、アキノウナギツカミも見ます。
なつみかんさんのほうでは、いかがですか?^^
なつみかんさんが色んな珍しい花を見つけられるのは、せっせとお散歩される成果ですね。
小さなサクラタデも、こんなにアップで綺麗に撮られて、感服します。
蕊もくっきりとお見事です。
ミゾソバの花、美しいですね。
花が開いているのはなかなか見られません。
花弁の先がピンクなのが可愛いですね。
ヤナギタデの葉は辛いのですか。
刺身のつまに付いている?
見たこと無いですね。
ハナタデというのもあるんですか。
難し過ぎて分かりません。
トホホです。
本日登場した花も、私は普段は見逃しそうな地味なものばかりです。
なつみかんさんのブログで新たな魅力を知ることができます。
キツネノマゴも9月に初めて写真に撮りましたが、白花もあるんですね。
サクラタデも小さな花で見落としがちですが、よく見ると可愛い花です。
雄蕊や雌蕊の付き方で、雄花か雌花の違いを見つけるのも勉強になります。
透き通るようなミゾソバの写真がとても綺麗に撮れてますね。
私が昨年初めて市川植物園で出会ったのがミゾソバでした。
それまでは見逃していたのが、なつみかんさんのブログで知り認識しました。
当時の写真を見てみたのですが、なつみかんさんの写真とは雲泥の差です。
なつみかんさんは、野草の魅力を引き出すマジシャンのような人ですね。(^.^)
背景は10月中旬には変えていましたよ~
朝夕の気温が少しずつ下がり、夏モードは合わなくなりました。
シロバナは見つけたらちょっと嬉しくなりますね~
これまで、カラスノエンドウやユウゲショウなどの白花を見つけたことがありますが、結構喜んで投稿していました。
ホトケノザも白花も投稿されている方がおられましたが、まだ見たことがありません。
サクラタデは雄花と雌花、シロバナサクラタデは長柱花と短柱花???
いつも松江の花図鑑を参考にしているので、てっきりどちらも雄花・雌花だと思っていました。
京都府立植物園の方はサクラタデなので、名アックに雌花ですよね。
今回見たのは少し花は小さめで白っぽく見えますが、淡いピンクでシロバナサクラタデよりは花が大きく見えました。
よく分かりませんが(笑)
タデ科は、イネ科ほどではありませんが、分かりにくいですね。
そもそも花びらと思っていたのに、花被とはなんじゃい!でした。
少し古いタイプの植物なのでしょうか・・・
イヌタデ属は比較的身近で目にしますが、イヌタデ、ミゾソバに比べて、ハナタデ、サクラタデ、ヤナギタデ、ボントクタデはそれほど見かけませんでした。
今年は、普段見かけないイヌタデ属が続々と現れて、戸惑っています。
サクラタデは分かりますが、あとの3つが難しいです。
今一度松江の花図鑑で見てみたら、ハナタデとボントクタデはどちらも葉に黒斑があり、形が少し楕円からひし形っぽいです。
で、ハナタデの花穂は比較的直立し、ボントクタデはヤナギタデのように垂れ下がります。
ということで、最後の1枚はボントクタデの可能性が大です!!
キツネノマゴは、比較的長く咲いているので、見かける機会が多いです。
でも地元で白花を見たのは初めてだったので、ちょっと感激しました。
どんな花でも白花見つけたらかなりラッキー感ありです!
でも私はキツネノマゴを見るたびに、カラスノゴマも見てみたいと思います・・
(去年は宇治川畔で見たんですよ!)
サクラタデは今年は大豊作でしたね~
宇治川でもこの間行った時まだ咲いていました。
何か気候が影響してるんでしょうか。
不思議です・・・
最近日が短くなってきたので、残念です。
でも、テレワークの日や、日曜日にはせっせとお散歩していますよ~
植物園は色々な花が咲いているので、それはそれでいいのですが、地元の地味な花の変化の観察にハマっています。
ミゾソバの花、開かない時が多いのですが、開くとこんな感じでとっても綺麗で可愛いです。
被写体としてはGoodですね!
それと、ヤナギタデの芽は、さしみのつまについているあの赤紫の小さい芽です。
噛むとぴりりと辛いです。
それと、アユの塩焼きを食べる時につける蓼酢にも、このヤナギタデをすりつぶしたものが入っています。
別名ホンタデです。
みん花時代から、見上げる樹木と、小さい花が大好きです。
ハナゴノスガタなど地味~な植物の姿も好きです。
要するに、何でも好きです(笑)
昔は植物だけでしたが、次に鳥、今は昆虫まで手を広げています(笑)
芋虫を見かけても撮っていると、人がいたら驚かれます。
変な人です(笑)
サクラタデはみんな大好きですね。
私ももちろん大好きです。
家に持って帰りたいですけど、枯れるでしょうから諦めています。
(ちなみに、家の溝蓋の隙間からはヒメタデの園芸種がびっしり咲いていますが・・・)
ninbuさんのお花のお写真もとても綺麗で素敵ですよ!
小さい花も是非狙って撮ってくださいませ!