なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

2023名残の紅葉散歩~東福寺編

2023-12-19 05:32:27 | お出かけ

ローカルな紅葉をみて大満足していましたが、紅葉も終わりの時期になり、ちょっとムズムズ。
この時期なんとなく見たくなるのが、かの有名な東福寺の紅葉です。
雲海のように折り重なるモミジは得も言われぬ美しさで、一目見ようと多くの人が毎年訪れます。
人混み嫌いの私がなぜ行くのかというと、通勤途中の駅にあるから。
ということで、今年も日の出から間もない7時過ぎに、JR東福寺駅で途中下車して行ってきました。

東福寺に行くまでの道の両側には、いくつもの塔頭があります。
そんな塔頭の紅葉を見るのも楽しみのひとつ。
こちらは、観光客お断りの雲源院。表から中を見せていただきました。


石の六地蔵が可愛いです。


白い塀と赤いモミジが続きます。




右手の赤いのぼりのある塔頭は同聚院。


働く女性の守り本尊がいらっしゃるそうですが、まだ門が開いていませんでした。


白いバラがとても綺麗で、凛とした美しさを感じました。


いよいよ目的の臥雲橋が見えてきました。
ここは普通の道路なので、いつでも誰でも通れます。
しかも、そこからはこんな風に通天橋とその前のモミジの雲海を眺めることができるのです。


今年の紅葉は真っ赤ではなく、オレンジ色のようでした。


手前の赤い葉、奥のオレンジの葉ともに、遠目には綺麗ですが、近づくともうかなり傷んでいました。


それでも今年もこの雰囲気を見られてよかったです。
通天橋からは、紅葉雲海越しに臥雲橋を見ることができます。
この時間ではまだ開いていないので無理ですが・・・


見る場所によっては、赤い葉がなく、くすんだオレンジ色から黄土色になっているようでした。
ちょっと行くのが遅すぎたようですね・・・
一番いい時期に通天橋から見た人は、赤やオレンジの紅葉の雲海を見ることができたようです。
やはり、タイミングよく市内の紅葉を見るのは難しいです。
でも、参道をさらに進むと道の両側から覆いかぶさるように、美しい紅葉が。


これは綺麗!
赤一色より、風情があります。これぞ京の紅葉ではありませんか。




ということで、それなりに満足していつもの通勤ルートに戻りました。
行きに見そびれた塔頭の明暗寺の紅葉も綺麗です。


このように、今年も約30分の寄り道で今年も東福寺の紅葉を見ることができました。
時間をかければ、通天橋やお庭、塔頭の数々も拝観することができます。
昼は人が多そうですが、行ってみる価値は十分あると思います。

ということで、今年の紅葉散歩はこれで本当におしまいです。
紅葉狩りにお付き合い、ありがとうございました。

【撮影:2023/12/5  京都市東福寺】


コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023名残の紅葉散歩~梅小路... | トップ | いつもの池は大賑わい~ヒド... »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2023-12-19 07:52:33
かの有名な東福寺編^^
そんな有名な東福寺に行ったこと無い私、
最初から、再度までへぇぇぇの連発、
さすが、THE京都です^^

白い塀と赤いモミジ
絵になる景色、それを捉えるなつみかんさんもさすがです!!

白いバラ、凛とした美しさ
バラも今年、咲く時期がズレているのを感じていあます。
ほんとこの白さ、凛という言葉が似合います^^

臥雲橋からの、🍁の雲海、
見事な紅葉、こんな景色を見せていただき、
ありがとうございます^^
返信する
おはようございます (shu)
2023-12-19 08:19:23
京都は12月に入るといっきに冷え込むので、紅葉がきれいだと言われています。
宇治も同様なのでしょうね。
東福寺さんの紅葉は観たことがありません。大きな境内ですから樹木も多いですね。

白壁と紅葉、コントラストがいいですね。
そして伽藍が絵に入るのが、お寺さんのいいところだと思います。古刹ならば何よりです。
そう言えば、私が初めての撮影会で賞をいただいたのも紅葉でした。
忘れていたことを思い出させていただきました。
返信する
お久しぶりです (いちご大福)
2023-12-19 14:55:47
ご無沙汰しております。お元気になられて良かったですね^^ 京都の紅葉は美しく魅力的でした。今回は4泊5日でしたがすっかり京都に魅了されてしまいました。また行きたいです。
寒さが厳しくなってきました。暖かくしてお過ごしくださいね。
返信する
こんばんは (チー子)
2023-12-19 18:46:57
東福寺で人が入らない撮影
凄いですね さすが7時では観光客もいませんか

貴重な写真ありがとう
返信する
インフルになられても・・・ (ヒゲオヤジ)
2023-12-19 19:16:20
なつみかんさん、こんばんは(^-^)/
インフルを押して私のブログにコメントをお寄せ頂き有難うございました。
それにしても凄い回復力、やはり日頃の散歩が健康の源でしょうか、
それにしてもインフル明けで直ぐ東京出張凄いとしか言い様が有りません(@_@;)
熱が下がったとたんにご自宅の落葉の掃除、ご苦労様でした!
この回のご投稿、やはりナンテンの紅葉に青空ホント素敵です。
そしてその翌日のご投稿、東京の夜景ですが、地元の私ですら面倒で撮りに行っておりません。
いやはやなつみかんさん、ただじゃ起きないですね。
そして昨日、今日と京都の紅葉、唯々綺麗としか言い様が有りません。
なつみかんさんに私の紅葉が綺麗と言って頂きましたが、ホント恥ずかしいです(^_^;)
更に今日ご投稿、雲源院の六地蔵表情が可愛らしいですね。
そして表情と言えば昨日ご投稿のアオサギ君、いやァ〜何と言うか、
なつみかんさんのコメントが面白過ぎ(^○^)
アッと言う間にインフルを遠ざけるなつみかんさんのパワー頂戴致しました(^^)
返信する
行っ た甲斐がありましたね (ninbu)
2023-12-19 20:00:45
なつみかんさん、こんばんは。

今年の今年の紅葉散歩、大トリはやはり東福寺ですか~。東福寺の紅葉は有名
で、毎年シーズンになると多くの人が、紅葉の雲海見物に行くということは、
私も聞いたことがあります。

それと、なつみかんさんの冒頭の紹介にもあった、25もの塔頭の紅葉も見ら
れて、人混みでも出かけたくなる気持ちがよくわかります。調べて分かったの
ですが塔頭は「とうとう」でなく「たっちゅう」と読むんですね。(^^ゞ

紅葉のピークは過ぎて「京の紅葉」を満喫できなかったのは残念ですが、紅葉
の雲海も見る事ができ、一部、東福寺らしい美しい紅葉も見る事ができて、行っ
た甲斐がありましたね。(^.^)
返信する
駆け足です (なつみかん)
2023-12-19 21:26:42
attsu1さん、こんばんは。
東福寺、年々有名になってきていますが、肝心の紅葉シーズンにお金を払って中に入ったことのないなつみかんです(笑)
なので、外から覗いただけですが、おっしゃる通り白い塀がカンバスになって真っ赤な紅葉がよく映えましたね~

白いバラは結構いつも咲いていて、お気に入りです。
今回は特に綺麗な状態のときに見られたのでラッキーでした。
中にも入ったことがありますが、なんせ8時前なので今回はどこも閉まっていました。

臥雲橋からの景色を普通に見られるのはなかなか太っ腹です。
出勤途中の駆け足でしたが、今年も楽しめました!
返信する
今年は特に・・ (なつみかん)
2023-12-19 21:30:56
shuさん、こんばんは。
11月中旬までは全く期待していなかった紅葉、例年にもまして美しく色づいたモミジを見ることができました。
東福寺の紅葉は有名ですが、私としては夏の蓮池の方がお気に入りかもです。

白壁と紅葉、伽藍などロケーションに助けられています。
古刹の紅葉、来年はもうちょっと計画的に見に行ってみたいです。
せっかく京都に住んでいるのに勿体ないとよく人に言われます・・・
(今年入社した関東出身の新入社員たちは、毎週のように名所めぐりをしています)

撮影会で賞をとられたことがあるのですね!
昔から写真を撮られていたんですね~
その時のお写真はどんなだったのでしょう?
返信する
京都の旅 (なつみかん)
2023-12-19 21:33:46
いちご大福さん、こんばんは。
お久しぶりです!
フォロワーブログ一覧にお名前を見つけたとき、懐かしい!と思いました。
しかも記事の内容が京都の旅!
拙ブログも見てくださっていたようで、嬉しいです。
今回行かれた場所の中では、興聖寺の琴坂が印象に残りました。
私が行った時はまだ全然紅葉していなかったのに、本当に綺麗でしたね!
台風であれだけ倒れたのに、今でもこんなに沢山のカエデが残っていたのだなと改めて認識しました。
来年はもうちょっとこまめに見に行ってみますね。
お疲れさまでした。
ぜひまた京都にお越しくださいませ。
春もいいですよ~
返信する
ガラガラです(笑) (なつみかん)
2023-12-19 21:35:34
チー子さん、こんばんは。
おっしゃる通り、もうちょっと朝でも人がいるかと思ったのですが、誰もいませんでした。
特に、白壁の続くモミジの道が素敵でした。

昼間に行った人はすごい混雑でブーブー文句を言ってましたので、これでよかったのかもしれませんね。
返信する

コメントを投稿