この時期平等院の見どころは藤だけではありません。
藤を撮影したそのすぐ先の方には、鮮やかな朱色のツツジが・・・
まるで絵葉書のような光景ですが、こちらはキリシマツツジではないでしょうか。
この手前には沢山の人が池の向こうの鳳凰堂とツツジの写真を撮って・・・と思いきや
あれ、アゲハを撮ってたんですね。
確かに人がなめても甘いツツジの蜜。
カメラを向けようが、人が近づこうが、全く気にしていません。
あちらの花からこちらの花。意外と早いスピードで飛び回って蜜を吸っていました。
よく見ると二頭いましたね。
おっと、つい癖でお堂よりチョウに夢中。
ご案内を続けま~す。
こちらが正面から見た鳳凰堂でございます。
ご本尊の阿弥陀如来のご尊顔は外からでも拝むことができます。→
こちら鳳凰堂は平安時代かの有名な藤原道長の別荘でした。
その没後、息子の藤原頼道が寺院に改め、父の極楽往生を願ったものです。
この鳳凰堂は極楽浄土を模して、中央に定朝作の阿弥陀如来、周りに雲中供養菩薩像が安置されています。
創建当時は、本堂内部は極彩色の絵画などが描かれ、その様子はミュージアムでうかがい知ることができます。
随分説明を端折っていますが、詳しく知りたい方は平等院のHPやWikipediaなどをご覧ください。
相当詳しく載っています。
中央の中堂の屋根の左右に有名な鳳凰が乗っています。
(ちなみに今作業しているPCの壁紙はこの鳳凰です…余談ですが)
前の池は阿字池、池面にゆらめく鳳凰・・・
芝生に咲いていたブタナです。
池の端から入り口方向を見るとこんな感じ。
ツツジとフジが見えています。
阿字池の端っこはスイレン池になっています。
境内には大きなアカマツが沢山ありました。
ちょうど花が咲いているところ。
下の粒粒が雄花、上の飛び出したところが雌花でしょうか。
歴史的な建物に来ているのに、目はついつい植物へ・・・
あ、あそこにヤエヤマブキが。
まだ咲き残っていて良かったです。
鳳凰堂の周りをぐるっと一周回れるようにになっています。
こちらはスイレン池とは反対側の橋の方から鳳凰堂をみたところです。
新緑が目に鮮やかですね~
そろそろ人が増えてきて歩きにくくなってきました。
最後に入り口近くにあったヒラドツツジをパチリ。
ということで、平等院一周弾丸ツアー(出勤前に立ち寄りました)、これにて終了~
【撮影:2023/4下旬 宇治市】