やっと最終回となりました。
前回の牽引ワイヤーのストッパーとディファレンシャルケース中央部の使途不明パーツをでっち上げました。
着色してウォッシングとチッピングでこんな感じ
履帯に付着した土塊とか追加しようと思ってましたが、もう息切れ・・・気が向いたらまた後でって事で、毎度恒例サーバー容量の無駄遣いです。
今回、補助照明がうまく行かず白っぽく写ってしまった写真が多いです。
もしかしたら背景を変えたせいか・・・?
画像補正しようとしましたがうまく行かないのでそのままにします。
実際の色はワイヤー留めの工作写真が一番近いです。
でお次をどうするかですが、おフランストリオを完成させたいって感じでもうひとつだけAFVが続きそうです。
本日のBGM
ツェッペリンの中では一番POPな1枚かも。
これも結構好きです。
LPレコードの方はマスクなしの方(日本版)で持ってます。
最後の牽引ワイヤー止めと何かの留め具もきっちり工作されてモデラーの鏡です。私なんて多分作らないで終える不良モデラーになりますね。
装備品の積み方もしっかり考慮され、きっちり砂漠のキャラバンが表現されていて唸りました。
的確なディテールアップが精密度を高めていて、実車が飛び出てきたような完成品に思えます。
もうウエザリングとチッピングのテクは言うまでもなく素敵な作品をありがとうございました。
トップ画像で思わず唸ってしまい、以下次々に現れる画像に見入り、まさに眼福です。素晴らしい! 筆塗りでここまで仕上げられる貴殿のスキルの高さを改めて思い知らされた感じで、いやぁ、完全に打ちのめされました。hajime殿もお書きですが、装備品が良い塩梅に搭載された姿はまさに砂漠に生きるシャーマンって感じがします。
シャーマン(だけではなく、米軍戦車全般)ってなんとなく野暮ったく感じる部分があり、個人的にはそれほど好きな戦車ではないのですが、この度の完成画像を拝見し、その考えを改めなくてはなりませんね。良いもの見させていただきました。お疲れ様でした。
>最後の牽引ワイヤー止めと何かの留め具もきっちり工作されてモデラーの鏡です。<
鏡だなんて・・・留め具の工作は薄いプラ板とカッターナイフに接着剤があれば簡単に出来る工作なので・・・。
>私なんて多分作らないで終える不良モデラーになりますね。<
hajimeさんの魔法のような塗装術はディテールアップしなくてもそこにディテールがあるように見せてしまうような説得力がありますから不良じゃなくてマジシャンです。
>装備品の積み方もしっかり考慮され、きっちり砂漠のキャラバンが表現されていて唸りました<
恐れ入ります、積み方は行き当たりばったりのいい加減さで何も考えずにやってます。たまたま40年前から道具箱の底に沈んでいた網を使ってみましたが・・・。
>実車が飛び出てきたような完成品に思えます。<
ありがとうございます。どこまで実車に近づいたかはわかりませんが、そう言っていただけるのは嬉しい限りです♪。
いやはや、過分この上ないお褒めのお言葉、ありがとうございます。
>装備品が良い塩梅に搭載された姿はまさに砂漠に生きるシャーマンって感じがします。<
装備品は全てタミヤの連合軍車両アクセサリーセットです。車体後部に荷物には40年前に買っていたカムフラージュネット(メーカー不明)の端切れを被せて誤魔化しております。今回は少な目に積んでいます。
>シャーマン(だけではなく、米軍戦車全般)ってなんとなく野暮ったく感じる部分があり、個人的にはそれほど好きな戦車ではないのですが、この度の完成画像を拝見し、その考えを改めなくてはなりませんね<
おっしゃる通り大戦期の米軍車両は野暮ったいと言うか、いまひとつ洗練されない田舎臭い形をしておりますが、逆にそこが魅力でもあり・・・特にイスラエルが必要に迫られて魔改造したスーパーシャーマンは時代遅れの車体に最新鋭の主砲という意外性にノックアウトされてしまいます。
0-sen(零銭)さんの考えを改めるに充分なインパクトがあったのなら時間をかけて作った甲斐があったというものです。
これに懲りずに今後もよろしくお願いいたします(笑)。
一言、凄いですね。
鋼鉄で出来ている感が非常によく出ていると思います。
履帯も金属製と見間違えるくらいです。
何と言っても、後部に搭載された装備品、網やロープなど素晴らしいです。
牽引ワイヤーの固定具も拘っただけの事は有ります。
単色の車体に、たくさんの情報が詰まっていて素晴らしいです!!
特に荷物がいっぱいの車体後部は、見ごたえがありました。
素敵な作品を見せていただき感謝です(*^^*)
M51スーパーシャーマン、完成おめでとうございます(^^)
車体後部に満載された荷物が、乗っている乗員の存在を感じさせます
実際に使われている感じ、これは生活感とでも云うのでしょうか?
ディファレンシャルケースに追加されたパーツ、とってもいい感じですよ
使途不明パーツはワタシもサッパリですが、
高価な別売パーツを使わなくても、手近な材料での工夫でここまで出来るというのは素晴らしいです。
>履帯に付着した土塊とか追加しようと思ってましたが、もう息切れ・・・<
あるある(笑)
一気に完成まで持って行こうとするとなりがちですよね
ここで一息ついて置いておけば、エネルギーも回復するのでしょうが
でもモチベが維持できるうちにやっておきたいですし...判るなぁ(^^;
背景の色によってキットの色調が変わって写る、というのは体験したことが有ります、
撮影時の光量と質(太陽光or照明)とバックの色、要素が複雑に絡んでいて難しいです。
素敵な作品をありがとうございました。
履帯の土塊、乾燥地帯を走り回っている分には無い方が有りそうな、と思います。
いつもありがとうございます。
>鋼鉄で出来ている感が非常によく出ていると思います。
履帯も金属製と見間違えるくらいです。<
とても嬉しいお言葉です。鋼鉄の演出法はチッピングに頼るしかないのですが、やり過ぎるとわざとらしくなりますので、バランスに悩む処ですね。
履帯はクロームシルバー+フラットブラック+フラットレッドを基本色として少しづつ色を変えながらのウォッシングを繰り返し、最後にグローサーの接地面にシルバーです。
>何と言っても、後部に搭載された装備品、網やロープなど素晴らしいです。<
ありがとうございます。シャーマンを作る時はいつも積み込まれた家財道具に苦労しますが、40年前に手に入れていたカムフラージュネットが重宝しています。
実際にこんな積み方をしていのたかどうか?・・・100%空想、妄想の産物です(笑)。
いつもコメント、ありがとうございます。
>単色の車体に、たくさんの情報が詰まっていて素晴らしいです!!<
単調にならないようにあの手この手を使っておりますが、退色表現は難しいですね。
みなさんがエアブラシを駆使してやってらっしゃる透かし塗装みたいなのを筆塗りで再現できないか試みてみるのですが、なかなか思うようには・・・。
>特に荷物がいっぱいの車体後部は、見ごたえがありました。<
車体に積んだ荷物類は実際の写真資料も乏しく結局は手元にあるパーツで適当にといういい加減な産物です(汗!)。
大昔に記憶にもないまま手に入れて道具箱の奥底に眠っていたカムフラージュネットの網に助けられました(笑)。
いつも嬉しいお言葉をありがとうございます。
>実際に使われている感じ、これは生活感とでも云うのでしょうか?<
そうですよね、やっぱ背後に人の存在が感じられないといけませんよね。そういう意味では今回はイケイケコンマンダーのフィギュアは逆にリアルじゃないという・・・モロに見せちゃうとシラケるというアレですね(笑)・・・色っぽさをスポイルしているというか・・・やっぱ模型は奥深いです。
マジな話、おかげさまで面白い気付きを得る事ができました、ありがとうございます。
>高価な別売パーツを使わなくても、手近な材料での工夫でここまで出来るというのは素晴らしいです。<
ありがとうございます。たまに買いますけど、貧乏性なので基本別売パーツは嫌いなのです(笑)。
たとえどんな物でも、一旦はプラ板の切った貼ったに換算して考えて見ると面白そうです。
>ここで一息ついて置いておけば、エネルギーも回復するのでしょうが
でもモチベが維持できるうちにやっておきたいですし<
そうなんですよね。締切がある訳じゃなにので、ゆっくりやってればそれで良いのですが、何故かもうこれ以上は・・・というタイミングが確かに存在します。
>背景の色によってキットの色調が変わって写る、<
だからプロカメラマンという職業が成り立つのですね。
ほんと撮影って難しいです。私にはそのセンスはどうやら無さそうです(汗!)。
コメント、ありがとうございます。
>細かい所まで行き届いていているので、見ていて楽しいシャーマン戦車です。<
確かに今回はいつもより考えたり悩んだりが多かったかもしれません。
その分とても嬉しいお言葉です。ありがとうございます。
>よくこんな大きな砲が積めたもんだと、魔改造的実物にも感心しました。面白い車両ですね。<
同時代の最新鋭AMX30と同じ105mm砲だそうなので凄いですよね。
模型実物は写真以上に砲身が異常に長く感じます。正直、異様なバランスです。
>履帯の土塊、乾燥地帯を走り回っている分には無い方が有りそうな、と思います。<
おっしゃる通りではあるのですが、ゴラン高原の場合は砂地というより礫が多く若干ながら湿り気もあるようで、履帯に硬くこびり付いている写真も見た事があり・・・。
今はお腹いっぱい状態なので、忘れた頃に思い出したら追加してみようと思います。って事はやらないという事か・・・(笑)。
0-senさんの仰る通り、これを眼福と言わずなんと言う!です。
もう完璧な仕上がりですよ👏❗
砂で磨かれた履帯のギラッとした輝きやサスペンション周りの立体感も凄みがあります。
雑嚢に被さったネットもリアルです。
各部の質感の表現が素晴らしいです。
砲手の表情も良いですし、車長の指さす方向をしっかり見ているのも緊張感を演出しています。
LZ、聖なる館・・・仰る通り彼らのアルバムの中ではPOPな曲が多いですが、私が着いていけるのはここまでが限界です。
やっぱりⅠ~Ⅳが好きです。
たいへん嬉しいお褒めのお言葉、いつもありがとうございます。
息切れしてしまい行えなかったのですが、履帯はあと一息工夫できたかもしれません。でもそれ以外は私の技量的にこれ以上は無理と言える程度にはやり尽くせたかなと思っています。
>雑嚢に被さったネットもリアルです。<
車体後ろの荷物はネットのおかげでなんとか誤魔化す事ができました。
あっ、そうか、何か足りないと思ってましたが、携帯レーションの箱か・・・・さすがにあの時代のイスラエルではまだ木箱ですかね?・・・プラ板切って作ろうと思えば作れましたね・・・だめですねぇ~、出来る事をやらないと言うのは・・・機会があれば後で追加しようと思います(汗)。
>砲手の表情も良いですし、車長の指さす方向をしっかり見ているのも緊張感を演出しています。<
すみません、砲手ではなく装填手であります。そう言えば車長の方はヘッドセットを追加しておけば良かったですね、ちょっと違和感が大きいです。なんだ、結構やり残しがたくさん・・・全然やり尽くせていませんでしたね(大汗!)。
>やっぱりⅠ~Ⅳが好きです。<
そこについてはまったく異論ございません(笑)。
1枚だけ選べと言われたらⅠかⅡを選ぶかもしれません。
でも「プレゼンス」や最後のアルバム「インスルー・ジ・アウトドア」とかも面白いですよ。
いつもコメントありがとうございます。
>シャーマンは長い砲がやっぱり似合う!<
なんせフランスの105mm砲ですから、よく積めたものです。イスラエルの発想力は凄いものがありますね。
>後部のネットがアクセントとしてリアル感が増しますね。<
ネットはたまたまあったもので、こいつのお陰で大いに手抜きが出来ました(笑)。
>うーん。戦車作ろう笑。<
是非、是非。戦車は飛行機のように綺麗に作ろうという意識が必要ないので楽ですけどね、何卒よろしくお願いいたします(笑)。
いや〜!素晴らしいですね!
角の部分の塗装の剥げ具合というか使用感がリアルで凄い。
プラモでここまで出来るとは驚きです。こうなると背景も欲しくなりますね。
私だったら、背景写真と合成してしまいそうです。(^^)
コメント、ありがとうございます。
>角の部分の塗装の剥げ具合というか使用感がリアルで凄い。<
使い込まれた感はいつも目指しているところですので、そう言っていただけるととても嬉しいです。
実際に即したリアルというより模型ならではの演出と言いますか、若い頃に見たスターウォーズ第1作目のミニチュアモデルの影響が大きいのではないかと思ったり(笑)。
>プラモでここまで出来るとは驚きです。<
逆に簡単に外形が出来てしまうプラモだからこそという言い方も出来るのではないでしょうか。ゼロから形を作るのは膨大な時間とコストが必要になります故。
>こうなると背景も欲しくなりますね。
私だったら、背景写真と合成してしまいそうです。(^^)<
確かに背景も作りたいのですが、技術的な問題もありますが、それ以上にどんな背景にするのかというアイデアが枯渇しておりまして・・・。
画像合成ですがk-kohさんほどのスキルはないので、露光合わせやパース合わせがなかなか難しく・・・。
過去作ですが、こんな遊びもしてはおりましたが・・・
https://blog.goo.ne.jp/ncc1701_junkychoro/e/9b5d161a75b9fbf9314ba20dd1ea5d1e
ジオラマっぽい背景は思い付いたら作ってみたいと思いますが、いつになるやら・・・。
よく出来てると思いますが
模型作りの究極はやはりジオラマなのでしょうね。(^^)
私が入っていた、昔のアーティストサイドの有志で作られた3DCGの投稿サイトが5月で無くなりました。管理人さんのご都合でしたが寂しい事です。時代ですかね・・・。
電車のモデリングをされている方がいましたが、3DCGだと背景に合わせて光源とかカメラ位置などを設定出来るので、本当に自然な写真のような画像が投稿されていました。
人体のモデリングをしてDazサイトで売っている方もいました。私なんかは、もうついて行けなくて幽霊会員でしたが・・・。
合成写真を拝見して気になったのは、プラモの写真の焦点深度が浅いという感じでしょうか。3DCGでモデリングする時にミニチュアらしくするのに深度を浅くしますが、その反対の現象が起きている感じがしました。
>模型作りの究極はやはりジオラマなのでしょうね。(^^)<
そうだと思います。3DCGがシーン作りになって行ったのと同じで、模型のそればかりではないですが、ひとつの最終形はジオラマになるのだと思います。
私も擬きなら少し作ってましたが・・・既にご覧いただいていたなら御免なさいですが・・・
https://blog.goo.ne.jp/ncc1701_junkychoro/e/1feed24bef684be81bf4bfbd4d4f5dcc
>3DCGだと背景に合わせて光源とかカメラ位置などを設定出来るので、本当に自然な写真のような画像が投稿されていました。<
3DCGの場合は当たり前ですが、光源やパースの統一感は何もしなくても基本ですからね。
やっぱ一番たいへんなのはモデリングでしょう。
>合成写真を拝見して気になったのは、プラモの写真の焦点深度が浅いという感じでしょうか。<
確かにその通りです。ただこの問題はいいカメラと適切なレンズがあれば回避できる問題なので、模型雑誌などに掲載されるプロの方の作品で自然光でうまく撮影されたものは、それこそ実写との違いがわからないものがたくさんあります。
撮影機材にそこまでお金を掛けられないので・・・。