Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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せっかくの10連休だったのに・・・

2019年05月08日 23時48分06秒 | 音楽
束の間の解放感に油断してしまったのか、風邪をこじらせて寝込んでしまった。
連休前に若い社員に「連休は何する予定ですか?」と聞かれ、冗談半分に「寝たきりやね。」と答えてたのが本当になってしもた。
特に旅行とかの計画があった訳でもなく、元々根っからのインドア人間なので丁度良かったと言えばそうなんやけど・・・昔から何故か体調を崩すのは必ず連休中という悪循環が・・・そんな仕事人間のつもりは全然ないんやけどね。
って言うより、単に日頃の行いが悪いだけってか・・・インドアな計画だけは密かに考えとったんやけどな~。もったいないことした。

それにしても、休みになると自作スピーカーの爆音(適度な)に浸るが唯一の愉しみなのに、
物理的に体力を奪われるとそんな気力すら失せてしまうんですね~。

ちょっとでも『熱量』を感じてしまうような音楽はまるで聴く気になれません。
じゃあ~、『熱量』のない(限りなく少ない)音楽があるのかって言うとこれがなかなか難しい。
熱量ってのにも色々あって、単に静かな音楽なのかと言うとまったく違う。
こういう時にクラシックは全滅やね、音的に静的なものでも作曲家や演奏家の執念みたいなもんが必ずついてくる。
あるいは『熱量』を避けるという執着自体が『熱量』になるというアイロニー・・・。

で、やっと見つけたというか、おおよそ30年ぶりに持ってたのを思い出したのがコレ。

ボサノバの原点、名盤中の名盤。

アストラッド・ジルベルトの歌声は当然やけど、ジョアン・ジルベルトの声がなんとも心地よい。
若い時に初めて聴いた時はそこはかとなく漂うセレブ感みたいなのが気持ち良かったり悪かったりしたもんですが、
とにかく力を抜く、『脱力』ってのにこんな深い価値があるとは・・・今やっと気が付く事ができました。

ついでに『脱力の帝王』と言えばこの人とか・・・

言わずと知れたチェット・ベイカー。当時売れ過ぎたせいかドラッグに溺れ、辛そうな人生を送った人ではありますが、
ご本人はこの『脱力』の意義に気づけなかったんでしょうかね。
Wikipediaによるとジョアン・ジルベルトはこの人の歌い方をマネしたってありますが、ホンマでしょうか?。

でもやっぱ、あたしゃ、アストラッド・ジルベルトがええなぁ~。


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